【エスパルスロゴ変更について】伝統残しのデザインにするべきでない理由

サッカーその他
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ロゴを変更することは賛成。海外に向けるならもっとシンプルでもよかった

清水エスパルスがJリーグ発足以来長年使ってきたエンブレムを

今年からデザインを一新。

旧デザインとは異なる色をあまり使っていないシンプルなデザインだ。


デザイン自体は旧のものと比べればはるかに良くなり、

よりオレンジが強調されていいとは思う。

しかし変更するなら形も変えたほうが世界に発信していく上ではよかったんじゃないかと感じる。

ユベントスが2017年に伝統の形を捨てたよりシンプルなロゴに変更したが

これは世界を意識しマーケティングに力を入れていくのが目的だった。

エスパルスが伝統を捨てきれず、形だけはそのままにしたのはやはり今まで応援したファンのためだろう。

このエンブレムはゼロから新たに作ったものではありません。 皆様の思いが結集した現エンブレムの伝統を引き継ぎ、 それを新しい世代へと受け継ぎ、 アップデートするためのものです。

S-PULSE REBRANDING PROJECT LAUNCH
清水エスパルスリブランディングプロジェクトの特設ページ

サポーターの想いが込められているほうがいいとは思うが…

静岡っぽさもアピールしたいのもわかるし、伝統を守りたいのもわかる。

だからこそ枠はそのまま残した無難なデザインとなったのだろう。

だが、どうせ変えるなら思い切ったことをしてほしかったというのは個人的な意見だ。

 

ニューヨークヤンキースは野球ファンじゃない女子高生を取り込む

アメリカの大リーグの人気チームヤンキースのロゴは

日本でも有名である。

松井秀喜すら知らないような女子高生がヤンキースのキャップやリュックを身につけているだから

あのロゴがいかにシンプルでどんな服装にでも合うようにデザインされているかがわかる。


将来の海外マーケティング展開のためにもエスパルスには伝統のサッカー的なデザインを捨て

ヤンキースのようなスポーツチームっぽくないデザインに何度も言うが変更してほしかったと思う。

 

パリサンジェルマンが日本に進出。世界のサッカークラブは海外マーケティングに力をいれる

ユベントスが特異な例として思われるかもしれないが

フランスのパリを拠点に置く、ネイマールがいることでお馴染みの

パリサンジェルマンも日本の渋谷に公式ショップを去年11月にオープンするなど

世界のクラブが海外マーケティングに力を入れるようになってきた。


パリサンジェルマンのエンブレムもエッフェル塔がモチーフとなっており、

サッカーボールもなくフットボールしてないデザインとなっている。

これからの時流に乗るためにもエスパルスはどうせ変えるなら

ファッション性が高い、サッカーにおよそ興味がない人向けにエンブレムをデザインするべきだった。

ただ、古参のサッカーファンにとってはおそらく受け入れられるデザインであるため、

全てを否定しているわけではない。

それに世界に発信するJリーグクラブが3つくらいあってもいいと思うのだ。

 

J1残留が毎年危ぶまれているエスパルス。今季は戦術ドウグラスを失い、監督もほぼ未経験者で未知数

ロゴを変更し、2020年は新たなスターㇳを切ったエスパルス。

今年に入りすでに新監督は決定。

オーストラリア出身で横浜を優勝に導いたピーター クラモフスキーコーチを

監督に招へいした。

監督経験はU-17オーストラリア代表のみ。ほぼ未知数な感じである。

経験値がない人物を監督にしたのには運営側はリスキーなことをしたなと少し不安になった。

戦術も去年とは違い全く新しいものとなるだろう。

厳しいJ1を戦い抜けるのだろうか…

また選手の恐れていた流出も起きてしまった。

前シーズンの途中からすでに移籍の噂があったドウグラスが神戸に移籍。

去年は戦術ドウグラスでなんとか残留できたエスパルスは

戦術の核を天皇杯王者にとられることに。

若手では西澤が前シーズン急激に成長し、将来は10番を背負うなんて話もでてきているほどになった。

クラブに希望は残されてはいるが、外国人に頼ってきたエスパルスが

来季今の戦力で残留することができるのか…

ドウグラスをとられて不安になった今季のエスパルスである。

エンブレムを変更した最初のシーズンがJ2降格なんてことにはならないよう

もっと戦力を充実させ、開幕までに最善の準備をしてほしいと思う。

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