4年に一度開催されるサッカーの祭典ワールドカップ。
そのワールドカップをテレビ中継しているNHKが4年ごとに公式のテーマ曲を変えています。
NHK歴代のサッカーワールドカップテーマ曲をこの記事にまとめてあります。
その時代に流行っていたアーティストがワールドカップのテーマ曲を担当しているので、懐かしくなります。
またそのときの日本サッカーを象徴するような曲をチョイスするのでテーマソングを選ぶセンスが半端ないといえるかもしれません。
2002日韓ワールドカップNHKテーマ曲/mugen ポルノグラフィティ
日韓で開催されたワールドカップで使われたのは
ポルノのmugenです。
2002年は開催国として日本は出場しました。
当時の周囲の反応は、日本が開催国として恥をさらすのではないかというもの。
それもそのはず、初出場した98年フランス大会は3戦全敗だったのでこの評価は納得できます。
そんなプレッシャーのかかる大会で使用されたポルノのmugenには思い入れのある人も多く、
グループステージを初めて突破したこともあり、ワールドカップといえばこの曲という人も多いです。
2006ドイツワールドカップNHKテーマ曲/チャンピオーネ ORANGERANGE
黄金の中盤と評価され、日韓大会以上に期待されたジーコジャパンでしたが
ドイツでは初戦のオーストラリアに逆転負けを喫し、
1勝もできないままグループステージ敗退となりました。
その失意を味わった大会のテーマソングに起用されたのが当時人気絶頂だった
ORANGERANGEのチャンピオーネでした。
曲はサッカーにピッタリなテンポのいいものになっております。
この曲を聞くと頭突きをして引退したジダン、日本の中田英寿を思い出し、
なんか切なくなります…
2010南アフリカワールドカップNHKテーマ曲/タマシイレボリューション superfly
この曲は当時サッカーにハマりはじめていたので鮮明に覚えています。
日本代表もこの大会で本田や岡崎、長谷部、川島などの若い世代が台頭し大活躍をしましたね。
タマシイレボリューションに合わせた本田のデンマーク戦でのフリーキックのゴールリプレイは
何度見てもしびれます。
またsuperflyさんの歌唱力が高く、声量もすごいため
これを永遠に日本のワールドカップテーマソングにしては
どうかとの意見もあります。
2014ブラジルワールドカップNHKテーマ曲/NIPPON椎名林檎
2014サッカーW杯NHKテーマソングを椎名林檎さんが歌ってましたね
歌詞が愛国心あふれる感じになっていますが、
これが一部の人から軍歌のようだと批判がありサッカー以外のとこで話題になっていました。
歌詞は賛否両論ありますがこの歌を聴いてるとすごい高揚感が湧いてきます!!
W杯では残念ながらグループリーグ敗退となってしまいましたが、
この歌のおかげでなんとかW杯ショックから抜けたかたも多いのではないでしょうか。
歌詞が見事にW杯とリンクしており、音楽も独特なものに仕上がっているため、
非常にセンスのいい歌ですね
2018ロシアワールドカップNHKテーマ曲/VOLT-AGE Suchmos
今回のロシアワールドカップで使用された楽曲は歴代の曲と比べると
何か違和感がある曲でした。
最初に思ったのはなぜNHKはワンオクのWe areを使わなかったのかということです。
2017年からJリーグの紹介番組などで使われていました。
そのままワールドカップで使用しても全然ありだったのに残念なことです。
で、新たに使われたVOLT-AGEですが実はこの曲、テンポこそ速いのですが
どうやら使っている楽器の影響からかテレビで聞くと遅く感じるとのこと。
詳しくはこの動画をご覧ください↓
正直いい曲だと思うのですが、印象に残る曲かと言えばそうではなかったです。
試合のテンポが速いサッカーには合わない曲だったかなと思います。
ただこの曲のおかげなのか?わかりませんが日本は
3戦全敗の予想を見事覆しベスト16に。
逆に落ち着いていたからよかったのかな?
2022カタールワールドカップNHKテーマ曲/Stardom King Gnu
King Gnuと書いてキングヌーと読む革新的なバンドです。
特徴的なのはそのハイトーンボイスで、キーが高く素人がカラオケで歌うと喉をつぶしかねない危険な曲を数多く発表しています。
ドラマイノセンス 冤罪弁護士の主題歌「白日」が最も有名な曲であり、他にも綾野剛主演の引退したサッカー選手のセカンドキャリアを描いたドラマオールドルーキーの主題歌「雨燦々」などがあります。
King Gnuが2022年カタールワールドカップのNHKテーマソングを担当し、Stardomを提供しています。
歌詞の中に「あの日の悪夢を 断ち切ったならば」というフレーズがあり、これは4年前のロシアワールドカップベルギー戦のロストフの悲劇を連想させます。
ネットでカタールワールドカップを無料配信していたABEMAとテレ朝はLiSAの一斉ノ喝采を採用しており、こちらはどちらかというと盛り上がる曲調であり、
King Gnuを採用したNHKとの対比が面白かったです。
個人的にはABEMAでワールドカップを視聴していたので、LiSAの一斉ノ喝采がカタールワールドカップのテーマソングという印象が強いです。
カタールワールドカップの日本代表の活躍はロシアワールドカップ以上でした。
ベルギーにリベンジはできませんでしたが、ドイツ、スペインに勝つという偉業を成し遂げました。
しかしベスト16の壁はまたしても高く、クロアチアにPK戦の末敗れてしまいます。
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