元アルゼンチン代表監督マルセロ・ビエルサとはどんな人?
革新的な戦術サッカーで戦う監督より戦術マニアという印象が強い人物である。
監督歴
2002年日韓ワールドカップでアルゼンチン代表
2010年南アフリカワールドカップチリ代表
2011-2013アスレティック・ビルバオ
2014マルセイユ
と様々な国とクラブで監督をしてきている。
ビエルサはサッカーのゴールは何十個かのパターンしかないとなんでもデータ化したがるのが特徴で現地で彼の練習方法をサッカーに精通した者が見ても理解できないものまであるという。
練習方法はゲーム形式ではなく、ドリル形式で行われる。選手にとってはひたすら計算問題をやらされているようなものだ。
そのためビエルサの指導を受けている選手の中には「なんでこんな練習をしなければならないのか?」と疑問に持つものも多くない。
しかしビエルサの練習は全て意味があるものであり、難解なパズルのように最後には選手にも「ああなるほど、あの練習はそういう意味だったのか!」と理解できるという。
ビエルサを尊敬する監督の一人に元バルセロナ監督ジュゼップ・グアルディオラがいる
現在、バイエルンの監督にしてバルセロナの黄金時代を作った名将グアルディオラが心酔する監督がいる。
そうビエルサである。
ビエルサにわざわざ会うためにグアルディオラはアルゼンチンまで足を運んだことがあるほど彼を慕っているのだ。
グアルディオラがバルサの監督に就任する際、わざわざアルゼンチンまでビエルサを訪ねて戦術論を交わしたというのは有名な話だ。
グアルディオラ監督も心酔する、ビエルサ監督の革命的なサッカーとは | サッカーキング一騎討ちの様相を呈するレアル・マドリーとバルセロナ。両者の戦いは欧州の舞台でも話題の中心となっている。しかしここにもう一つ、注目すべきクラブがある。マルセロ・···
アスレティックビルバオをビエルサが率いていた時代、グアルディオラはビエルサのサッカーをこう称賛している。
「ビエルサのサッカーは現在のサッカー界で唯一無二のものだ」
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超攻撃的で創造性のあるサッカーを志向するグアルディオラにとってビエルサは模範とすべきサッカーなのだ。
ビエルサはアルゼンチン代表を2004年のアテネオリンピックで金メダルに導き、プリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)で優勝した経験もあるが
ヨーロッパのクラブで成功を収めたことはない。
実績はなくてもビエルサには監督としての人間的な魅力があり、それがグアルディオラを惹きつけるのだろう。
「グアルディオラはサッカー界に革命をもたらした」
グアルディオラ監督も心酔する、ビエルサ監督の革命的なサッカーとは | サッカーキング一騎討ちの様相を呈するレアル・マドリーとバルセロナ。両者の戦いは欧州の舞台でも話題の中心となっている。しかしここにもう一つ、注目すべきクラブがある。マルセロ・···
ビエルサはグアルディオラをこのように称賛しており2人がお互いをリスペクトしあっているのをお分かりいただけたかと思う。
名称ビエルサを怒らせたバカな日本人「原博実JFA専務理事・霜田正浩JFA技術委員長」
実は2010年南アフリカワールドカップ直後の日本代表次期監督候補にビエルサの名前があった。
結果的にイタリア人監督のザッケローニに決まり、交渉中だったビエルサ監督就任はなくなった。
ザッケローニとの交渉がまとまったのでビエルサとの折衝を中止。その際、断りの電話の一本もなかったとビエルサが激怒。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151227-00000013-nkgendai-socc
ビエルサとの交渉を原氏と霜田氏は打ち切り、失礼なことに電話1本しなかったという。
これにビエルサは激怒。それを知らないこのおバカな2人は
ビエルサが『前回の失礼な態度の謝罪もない。会いたくない』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151227-00000013-nkgendai-socc
アギーレ前日本代表監督が辞任した後、ビエルサに再度交渉するも怒られ断られてしまう。
もしこのおバカでアホな2人が礼節を持って名将に接していれば今の日本代表監督はハリルホジッチではなく、このビエルサになっていたかもしれないのだ。
ザッケローニやアギーレ、ハリルホジッチも実績がある監督には違いないが、あのグアルディオラが心酔するほどの人物ではない。
グアルディオラが一流だとすればビエルサは超一流、そして今までの日本を率いた監督は2流か1・5流くらいのレベルである。
原氏と霜田氏は超一流の監督に無礼を働き、日本サッカーをさらに上のレベルまで率いてもらうチャンスを台無しにしてしまった。
そもそも南アフリカワールドカップ直後にザッケローニではなく、ビエルサと交渉を続けていたら今頃はブラジルワールドカップでいい成績を残せたかもしれないのだ。
日本代表の選手の個々のレベルは上がってきているのに監督人事で交渉する立場の上の人間がこれでは日本サッカーの未来は明るくないのかもしれない。
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