元ウルグアイ代表FWのアルバロ・レコバって誰? という人のために・・・
ウルグアイの伝説アルバロ・レコバ
アルバロ・レコバ(40歳)が、スパイクを脱ぐことになった。
30代以上の海外サッカーファンなら誰もが知っているであろう
レコバについて振り返ってみよう。
ユニフォームでお分かりだろうか?
レコバの全盛期は、日本代表DFの長友佑都が所属する
イタリア・セリエAのインテル・ミラノ時代。
当時、「怪物」といわれた元ブラジル代表ロナウドがチームメイトだった。
さらに同時期、ユベントスでは元フランス代表ジネディーヌ・ジダンが活躍していた。
プレースタイル
利き足は左足で、得意なプレーは・・・
- 目を見張るテクニックと爆発的なスピード
- トップスピードに乗ったままの細かいタッチでのドリブル
- 強烈かつ正確なロングシュートやミドルシュート
- 鋭く曲がるフリーキック
元日本代表MFの中村俊輔とアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシを
合わせたような選手である。
では、天才的レフティの芸術的なプレーを、とくとご覧あれ。
レコバは、一人で試合を決められる強烈な個を持った「ファンタジスタ」だった。
自身の才能に絶対的自信をもつレコバの次の名言はあまりにも有名だ。
「今日の試合が雨上がりのピッチならば、僕の左足で虹を描いてみせるよ」
http://www.soccermagazine-zone.com/archives/24467
さらに目を見張るプレーの数々をとくとご堪能あれ。
ウルグアイ代表
1995年から2007年までウルグアイ代表で活躍し、
69試合出場12得点を記録している。
2002年からは、元セレッソ大阪FWのディエゴ・フォルランも
ウルグアイ代表に招集されている。
元日本代表・元ガンバ大阪の大黒将志とも チームメイトだった!
才能あふれる選手にありがちだが、当時のレコバは好不調の波が激しかった。
また、自由に動くことを好み、監督の指示通りには動かないこともあった。
年齢とともにパフォーマンスが低下すると、ベンチを温めることが増え、
出場機会を求めて2007年にはトリノFCへレンタル移籍し、このときは
元日本代表の大黒将志とチームメイトであった。
2011年からは、母国ウルグアイに戻り、
ビッグクラブから注目されるきっかけとなった古巣、
名門ナシオナル・モンテビデオに復帰を果たしていた。
イタリア・セリエAのインテル・ミラノ時代、 全盛期のレコバをマンチーニ監督や チームメイトのビエリ、サネッティも絶賛!?
[インテル・ミラノ] ロベルト・マンチーニ監督
レコバが在籍した当時もインテルの監督を務めていた。
マンチーニは言う。
「驚異的な才能を備えた選手だと常々思っていた。
あれ程の有り余る才能を目にする機会は無かった」
▼選手紹介▼ アルバロ・レコバ往年の名選手から、今をときめく選手まで…世界の名選手を紹介します。
また、当時のインテルのマッシモ・マラッティ会長は、
レコバの大ファンとして有名だった。
「レコバは普通のサッカー選手じゃなかった。彼のプレイは普通ではなかったんだ」
インテル元会長が思う、怪物ロナウドより優れていた選手はあのファンタジスタ 「普通のプレイじゃない」|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!インテル元会長が思う、怪物ロナウドより優れていた選手はあのファンタジスタ 「普通のプレイじゃない」のページです。theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン! 業界屈指...
なんと!! 当時他クラブからのレコバへの数々のオファーを断っていたという。
クリスティアン・ビエリ
当時のチームメイトで元イタリア代表FWのクリスティアン・ビエリは、
レコバについて、次のように語った。
「私がインテル時代に決めた50ゴールは彼のおかげだ」
“天才レフティー”レコバ、母国で引退試合へ…サネッティ、ビエリら超豪華メンバーが集結 | フットボールチャンネル引退試合を開催するアルバロ・レコバ【写真:Getty Images】 かつてインテルで一世を風靡した元ウルグ
ハビエル・サネッティ
ビエリと同じく、当時のチームメイトで、現在はインテルの副会長を務めている
元アルゼンチン代表DFのハビエル・サネッティは、レコバを次のように評した。
「私がインテルで見てきた中で一番の才能」
http://www.golaco.club/articles/1983
ビーチサッカー選手へ華麗なる転身?!
引退試合
2016年3月31日、ナシオナル・モンテビデオの本拠地グラン・パルケ・セントラルで
引退試合が開催された。
前述のハビエル・サネッティ、クリスティアン・ビエリや、
元アルゼンチン代表のフアン・セバスティアン・ベロン、フアン・ロマン・リケルメ、
元コロンビア代表MFのカルロス・バルデラマなど、30代以上のサッカーファンには、
ドリームチームと呼べる顔ぶれがそろった。
以下は、レコバのコメント。
「サッカー人生はずっと楽しかったよ。趣味を仕事にしていたわけだし、
いつもみんなを楽しませたいと思っていたから」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000016-ism-socc
次の舞台はビーチサッカー?!
レコバの趣味は寝ることで、サッカーの次に好きなスポーツは睡眠と語っており、
休日は夕方まで寝ているそうだ。
そんなレコバは引退したらどうするのか。
「寝ることより~、ふつうに~、サッカーが好っき~!?」by永野
現役にこだわり、出場機会を求めて移籍していたところを見ると、
やはりサッカーへの情熱は消えていないようだ。
レコバは今後、ビーチサッカーに転身するらしい。
ピッチが芝から砂浜に変わるということは、レコバのテクニックが
存分に発揮されるということだろう。
ビーチサッカー界は今後、おもしろくなるかもしれない!!
コメント
[…] 画像引用元foot wallより […]