バルセロナに在籍していたロマーリオとはどんな選手?
1993年~1995年までに在籍していたバルセロナで脅威のプレーをみせ
「戦術はロマーリオ」と称されたほどの怪物プレーヤーの1人。
1993-1994シーズンに30試合で34得点をマークし
バルセロナのリーガ優勝に貢献した。
1994年のアメリカワールドカップではブラジル代表として出場し
ブラジルを4度目の優勝に導く。
ロマーリオは大会5得点をマークしワールドカップMVPを獲得した。
日本代表がワールドカップ初出場を果たした1998年のフランス大会にも出場しブラジルは準優勝。
このときのメンバーにはあのロナウドもいてロマーリオと夢の2トップを組んでいた。
2002年の日韓ワールドカップのメンバーには落選し2004年に代表を引退した。
日韓ワールドカップではロマーリオが不在の中ロナウジーニョ、ロナウド、リバウドの3Rが躍動し決勝でドイツを
破り優勝を果たしている。
90年代にバルセロナやバレンシアで活躍したロマーリオは2000年代になるとヨーロッパを離れ
ブラジルのクラブやアメリカのクラブを転々とする。
2009年に現役を引退し公式戦でのゴール数は1000とされあの「ペレ」をも超えるという。
現在ロマーリオはブラジルの上院議員を務めている。
J2金沢に移籍してきたロマーリオの息子ロマリーニョ
ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマからJ2ツエーゲン金沢に一人のブラジル人が移籍してくることが決まった。
その名は「ロマリーニョ」意味は小さなロマーリオである。
そう先程紹介したロマーリオの息子がJリーグに参入することが決まったのだ。
ロマリーニョ FW 22才
ロマーリオの息子ロマニョーリは先輩フッキのようにJ2で活躍できるのか?
あのワールドカップで優勝した実績を持つロマーリオの息子が
Jリーグにくるとは思わなかったが
果たしてこの偉大な父を持つブラジル人ストライカーはツエーゲンで活躍できるのだろうか。
起用されるとしたら2トップの一角になるのではないかと予想している。
ツエーゲンは今シーズンJ2でプレーオフ出場権を逃し昇格を逃した。
その得点力不足を補ってもらうためにロマニョーリを獲得したのだろう。
プレーの質は高く評価できるのでチームに順応できればすぐに活躍してくれるはず。
ブラジル代表で以前にコンサドーレ札幌や東京ヴェルディで活躍したフッキの例をあげれば
期待以上の働きをしてくれる可能性は十分にある。
もしかしたらJリーグからブラジル代表にステップアップする2人目のブラジル人ストライカーが誕生するかもしれない。
そう考えると来シーズンのJ2は非常に楽しみである。
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