西ドイツ代表として選手時代はプレーしワールドカップにも出場
カール・ハインツ・ルンメニゲ
現役時代はmr.ヨーロッパと呼ばれ
ドリブル、ボレー、ヘディングシュート
あらゆるタイプのシュートを打つことが可能で
ガチガチのセンターフォワードである。
現在はバイエルンの会長を務めている。
ピエール・リトバルスキー
Jリーグではジェフユナイテッド千葉でプレーしていたことでもお馴染みの
元ドイツ代表のウイング。
現役引退後はJリーグの横浜Fマリノスやアビスパ福岡でも監督を務め
Jリーグに馴染みの深いドイツ人選手であった。
マガト
上記の2人と一緒に1982年のスペイン大会で準優勝した西ドイツ代表メンバーの一人。
この後の1986年大会も参加し準優勝を成し遂げたがワールドカップ優勝経験はない。
選手時代はゲームメーカーとして中盤でプレーしていた。
バイエルンの監督時代
マガトは1992年から監督のキャリアをスタート。
ハンブルガーやニュルンベルクなど日本代表が在籍していたこともあるクラブを転々とし
2004年にバイエルンの監督に就任。
ブンデスリーガ2回
ドイツカップ2回
と2シーズン連続で2冠を達成し
結果を残した。
ヴォルフスブルク時代に日本代表長谷部誠や川崎フロンターレの大久保嘉人の監督に
ヴォルフスブルク監督時代の功績
マガトが真に実力がある監督だったというのがわかったのがヴォルフスブルクを率いていたときだ。
バイエルンは選手層も厚くドイツのブンデスリーガの中でも超ビッグクラブであり優勝できないほうがおかしかった。
マガトを真にすごいと確信したのはバイエルンほどの資金力がないヴォルフスブルクを2008-2009シーズンにブンデスリーガ初優勝させたからである。
ヴォルフスブルクでは無名の選手を次々と抜擢
エディン・ジェコ
2008-2009シーズンヴォルフスブルクでリーグ戦26得点を取ったストライカーで
その後の2シーズンも連続二桁得点をあげた。
2011年の冬の移籍でプレミアリーグのマンチェスターシティに移籍。
2011-2012シーズンからは3シーズン連続で二桁得点をマークし
クラブの優勝を2度経験した。
2015年夏にセリエAのASローマにレンタル移籍している。
長谷部誠
日本代表では代えのきかないボランチでリーダーシップにも優れている。
2008年冬に浦和レッズからヴォルフスブルクに移籍し移籍2シーズン目でブンデスリーガ優勝に貢献した。
ボランチだけでなく右サイドバックでもプレーすることができる器用な選手で長谷部のリーダーシップはドイツでも高く評価されている。
現在はブンデスリーガのフランクフルトでプレーしている。
ジョズエ
ヴォルフスブルクには2007年に加入し2008-2009シーズンにはキャプテンを任されブンデスリーガ初優勝に大きく貢献した。
マガトとは度々衝突しており犬猿の仲だったという。
マルセル・シェーファー
2007年夏にヴォルフスブルクに移籍してきた左サイドバック。
ドイツ代表には2008年に初召集されたが2010年の南アフリカワールドカップのメンバーには漏れてしまった。
ヴォルフスブルクではマンチェスターシティに移籍したジェコからキャプテンマークを受け継いでおり
現在も在籍している。
グラフィッチ
フランスリーグのクラブから2007年夏にヴォルフスブルクに移籍。
優勝した2008-2009シーズンにはエースジェコと共に得点を量産し28得点をマーク。
優勝に大きく貢献し自身はこのシーズンの得点王に輝いている。
ブラジル人選手なので代表歴は浅く今までで4試合しか出場経験がない。
現在はブラジルのサンタクルスでプレーしている。
大久保嘉人
2009年冬にヴィッセル神戸からヴォルフスブルクに移籍した。
優勝した2008-2009シーズンは試合出場数が僅かに11試合で
好調すぎたグラフィッチやジェコの
控え的な立場だった。
2009年の夏には出場機会を求めてヴィッセル神戸に復帰している。
今シーズンはJリーグで23得点を決め得点王に輝いた。
なお今シーズンで3シーズン連続のタイトル獲得であり、これは史上初の快挙である。
来シーズンのサガン鳥栖の監督にマガトが就任
今シーズン11位だったサガン鳥栖は来シーズンの新たな監督にマガトを指名。
日本人選手を育てたことでも実績がある監督だったこともあり就任が決まった。
元日本代表の豊田陽平やU-22代表にも選出されている鎌田などの才能ある選手が
数多く在籍しているサガン鳥栖でどんな采配をとるのか非常に楽しみである。
ただ「鬼軍曹」とまで呼ばれ日本代表長谷部は「マガトの練習が一番きつかった」と言っているほどに
練習は超厳しいので
サガン鳥栖は闘志むき出しの強いチームに生まれ変わるのではないかと期待している。
ただ2014年にセレッソ大阪の監督にドイツ人のマルコ・ペッツァイオリが就任したが
リーグ戦で1勝もできずに
3か月後には解任されている例があり
Jリーグでドイツ人監督が成功できないイメージが強い。
マガトにはこれを払拭するほどの働きが果たしてできるのだろうか。
来シーズンの鳥栖には是非皆さんも注目して欲しい。
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