田中陽子のプロフィール2022年現在
生年月日 1993年7月30日 29歳
出身地 山口県山口市
ポジション MF
所属 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ
身長 157cm
利き足 右
U-17W杯 4得点
u-20W杯 6得点
2015年頃の田中陽子はジェラードのイメージ
男子サッカー日本代表の話になりますが
ザッケローニ時代には香川がトップ下ではなく、
ウイングとして使われていました。
しかし本来の力を出し切れていなかったようにも感じました。
しかし田中陽子という選手はプレーの質を落とすことなく
複数のポジションをこなすことができるマルチな選手です。
男子サッカー日本代表のメンバーにもこれだけ複数のポジションをこなせる選手はいないでしょう。
監督としてはこういう選手を1人置いておくだけで戦術の幅が広がり、
フォーメーションが組みやすくなります。
しかもゴールへの意識が非常に高く、U-20W杯では6得点の活躍をみせました。
ポジションはボランチでも意識はトップ下という感じなのでしょうか。
リバプールのスティーブン・ジェラードにも近い印象を受けます。
ジェラードも中盤の選手でありながら
ミドルを現役時代にバンバン決めていた選手です。
U-20ワールドカップでは6得点、ヤングなでしことして一躍有名に
2012年に行われたU-20W杯では
猶本光 → 詳しい記事はこちら
仲田歩夢 → 詳しい記事はこちら
らと共に日本を3位に導きました。
自身も6得点を記録、得点ランクは2位になりました。
この活躍から世間にヤングなでしことして知名度が一気に上がったのです。
INAC神戸から2部のノジマステラ神奈川相模原に移籍
2013年田中陽子選手はアルガルヴェ・カップ2013のメンバーとしてなでしこジャパンに初召集されます。
このままA代表へ定着するかと思いましたが、
宮間や川澄、澤穂希などの元ドイツワールドカップ組の牙城を崩すことができず、
その後は残念ながら呼ばれることはありませんでした。
そしてこの2年後
衝撃的なニュースが流れます・・・
「田中陽子2部チームへと移籍」
2部リーグのチームノジマステラ神奈川相模原に移籍しました。
2012年から在籍していたINAC神戸を出場試合数が少ないことを理由に退団します。
出場試合数が少なかったのは、なでしこジャパンのメンバーが非常に多く、
川澄奈穂美、大野忍、近賀ゆかり、鮫島彩そして澤穂希が在籍しています。
このメンバーの中では、さすがの田中陽子選手もスタメン定着は難しかったのでしょう。
なでしこジャパンに選出されて以降、コンディションが上がらなかったのも原因の1つです。
昨シーズン、INAC自体が不調にあえぎ、田中のプレイにも迷いがあった。それは次第に自信をも失わせていった。何より、ピッチの上の田中は苦しそうに見えた。まずはそこから抜け出さなければパフォーマンスは上がらない。
スター軍団から2部チームへ。元ヤングなでしこ田中陽子が下した勇断 (2ページ目)3月特集 アスリートの春 ~卒業、そして新天地へ~(11)INAC神戸からノジマステラ相模原神奈川に今シーズンから移籍した田中陽子 2010年のU-17女子ワールドカップで準優勝、2012年のU-20女子ワールドカップで3位、2013年に…
そんな負の連鎖を断ち切るために、彼女はある決断をします。
それは2012年にできたばかりのいわゆる弱小クラブへの移籍です。
移籍した理由についてこう語っています。
「INACでの3年間は、いろんな面で自分に納得できていませんでした。でも、2020年のオリンピックは頑張りたい。その目標に向かっていくにはどうしたらいいかって思ったら、環境を変えて、自分が一番成長できると思うところでやりたいなって思ったんです」
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自分のゴールでこの2部チームを昇格させる!!
新たな目標を見つけた彼女の見据える先には2020年の東京オリンピックがありました。
しかし2020年の東京オリンピックサッカーなでしこメンバーには入れず、
同世代の岩渕真奈が入っただけに悔しかったのではないでしょうか。
ノジマステラ神奈川相模原からスペインへ移籍現在は韓国に
田中陽子は2019年
ノジマステラ神奈川相模原を退団し、
海外挑戦を決意します。
選んだのはスペインのスポルディング・ウエルバ。
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もちろんスペイン1部の強豪です。
そして2021年に同じくスペインのラージョ・バジェカーノ・フェメニーノへと移籍します。
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ラージョといえば男子スペインサッカーのラ・リーガでも有名で
現在はコロンビア代表として有名なラダメル・ファルカオが在籍しています。
2022年の今年わずか1年たらずでラージョを退団し、
現在は韓国の 仁川現代製鉄レッドエンジェルズに移籍しています。
2023年オーストラリアニュージーランド女子FIFAワールドカップを目指す
2022年現在まだ29歳の
田中陽子。
ヤングなでしこと騒がれてから
7年経ち、追うメディアも減ってたなと印象をうけます。
2023年にはオーストラリアとニュージーランド共催の
女子サッカーワールドカップがあります。
彼女はそのとき30歳。
一番いい年齢でワールドカップを迎えることができるのです。
田中陽子もきっとなでしこメンバーでのワールドカップ出場を目指しているはず。
これからの1年頑張って代表に復帰してもらいたいですね。
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