秋葉監督交代前の清水エスパルスの順位は19位
昨シーズンに引き続き、
清水エスパルスを率いることになったのが
ブラジル人監督ゼ・リカルド監督だった。
清水エスパルスをJ1残留に導けなかった監督は、
開幕前の解説者の予想順位を裏切り、
7試合を消化してチームに1勝もプレゼントできないまま解任。
順位は19と最悪の成績だったことはつい最近の話である。
リカルド監督の跡を引き継いだのが、
昨シーズンまで水戸ホーリーホックの監督をしていた
THIS IS ホーリーホックとしておなじみの熱血監督秋葉忠宏さんだった。
清水エスパルスの昇格を託された秋葉忠宏監督就任以降、
チームはどうなったかというと・・・
試合を重ねるたびに監督の戦術が浸透。熱い言葉で選手を鼓舞し首位町田ゼルビアも倒す
秋葉監督が就任したのが4/3の春の時期。
そこから清水エスパルスは徐々に勝ち星を重ねていく。
特に監督の戦術が浸透しているのがわかってきたのが、
ワールドカップにも出場した乾貴士の活躍だ。
彼は、秋葉監督の就任以降、すべての試合ではないが8/27までの現在、
ほとんどの試合に出場。戦術乾と言わんばかりの活躍をここまで披露している。
秋葉監督の戦術が乾と相性がいいのも
彼が「超攻撃的、超アグレッシブ」
という明確なキーワードを掲げていることからも乾の唯一無二のテクニックや
ゴールに向かう姿勢が合うことがわかる。
セカンドボールの回収率を高くなったことにより、
清水エスパルスは自然と相手陣内に押し込む時間も増加。
縦パスや裏へのランニングの選手の意識改革にも成功したことで
相手陣内では無双を誇る乾が攻撃の柱となるのは当然のことだったのかもしれない。
そして
8/19の首位町田ゼルビアとの試合では、
2点ビハインドで、敗戦濃厚との中、
見事に逆転勝ちを収め、
首位との負けられない1戦で勝ち点3をもぎ取る。
This is… This is… This is FOOTBALL!!
の秋葉監督の試合後の熱い言葉にどれだけのサポーターが共感し、
喜んだことだろうか。
秋葉監督のこの情熱が今の清水エスパルスのやばい魅力ではないだろうか。
秋葉監督ははっきりと物を言う性格であることがわかる。
彼の言葉に中途半端なあいまいな表現は存在しない。
秋葉監督がもしJ1へ清水エスパルスへ昇格させることになれば
おそらく続投することになるだろう。
彼の掲げるフットボールのスタイルはまさしく強豪チームのようであり、
J2とレベルの差はあるもののJ1でも今と同じサッカーをすることに挑戦すれば
清水エスパルスが90年代後半の優勝を争っていたチームにいつか返り咲くことができることがしれない。
秋葉監督の名言This is FOOTBALLが清水エスパルスの魅力を引き出しているのは間違いない
清水エスパルスの試合の成績が上向き、
首位のチームを倒したことで
今シーズンJ1昇格が現実味を帯びてきたこともチームの魅力ではある。
だが、秋葉監督の毎試合残す熱い言葉が
今の清水エスパルスの魅力を引き出しているのは間違いない。
This is FOOTBALLは秋葉監督の代表的な名言の1つともいえる。
クラブもこれを実感しているようで秋葉監督グッズを受注販売で販売することを発表。
さすがは日本を代表するJクラブのマーケティング。仕事が早い。
この記事を書いているちょうど今の時間、
清水エスパルスは秋田と試合中であり、
この試合を制すれば、
2位ジュビロ磐田と順位が入れ替わることになる。
ぜひ今日の試合で勝ち点3をとり、ジュビロ磐田との静岡ダービーを前に
差をつけてほしいところだ。
ジュビロ磐田との静岡ダービーを前に引き分けを重ねてしまうと
ジュビロとの直接対決を制しなければならなくなる。
マジでやばい状況となるだろう。
そうならないように9月の試合は負けてはならない。
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