ワールドカップ出場を逃し生まれ変わったイタリアを3発で粉砕したタレント軍団フランス
ユーロ2016では惜しくもポルトガルに敗れ準優勝だったフランスが
この2年でさらに強さを増している。
タレントが豊富で、チャンピオンズリーグに出るようなチームに所属する選手ばかりで
先日のイタリア代表とのテストマッチでも3ゴールを奪い快勝していた。
ワールドカップでもその攻撃力が注目される優勝候補フランス代表のメンバーの中から
今回、20代の選手に絞り、ワールドクラス3選手を紹介していこうと思う。
ウスマン・デンベレ FW バルセロナ所属
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21才の若きストライカー、デンベレ。
かつてドルトムントに所属し日本代表の香川真司とも共演していた才能ある若手選手である。
20才でバルセロナに入団したというスピード出世をとげた選手だ。
ペナルティエリアに切り込めば1対1の局面で切り返してゴールを決める。
イタリア戦でも未遂に終わったがそんなシュートがあった。
代表では輝いているデンベレだがバルセロナでは真価を発揮できていない。
移籍して最初のシーズンは怪我に苦しみわずかリーグ戦17試合3得点と物足りない結果に。
グリーズマンを獲得すると噂されているバルセロナはデンベレを150億円以上で売却しようと考えているようだ。
ワールドカップで活躍すればその金額はもっと跳ね上がるだろう。
サミュエル・ユムティティ DF バルセロナ所属
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世界最高のクラブバルセロナでレギュラーとして活躍するCB。
先日クラブと契約を延長し、契約解除金が640億と設定されたおそらく現代ではトップに君臨する
CBである。
彼がどれほど貴重なのかは利き足がまず左でセンターバックができ、ビルドアップにも優れているということでわかると思う。
バルサのように最終ラインからロングボールを使わず、組み立てるサッカーの場合
左利きのセンターバックは必須。
しかもウムティティの場合、リヨン時代にはサイドバックもやっていたことから走力もあり、
攻撃的なバルサには非常にマッチしている。
現代型センターバックの最高穂でもあるウムティティ。ワールドカップではどのような活躍をみせるのか。
非常に楽しみである。
エンゴロ・カンテ MF チェルシー所属
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元岡崎の同僚でレスターシティをプレミア制覇に導いた影の立役者。
レスター優勝の後、すぐにチェルシーが引き抜いたがそのせいでレスターは弱体化。
エースヴァーディ、マレズ共に残留したもののカンテがいなくなったことでレスターの中盤が安定しなくなり
トップ4の常連にはなれなかった。
フランス代表としても活躍するカンテだが、中盤を安定させるだけでなく強烈なミドルシュートも持っており
対戦相手からしてみれば非常に厄介な存在。
「1人でマケレレ、キーン、ビエラの3人分」
「地球の3割は彼がカバーしている」チェルシー・カンテの異常な貢献度。(山中忍)「1人でマケレレ、キーン、ビエラの3人分」4月25日に行われたチェルシーvs.サウザンプトン、『スカイスポーツ』で解説したジェイミー・レドナップによるエンゴロ・カンテ評だ。
元イングランド代表でゲームメイカーとして名をはせたレドナップのカンテ評がこれである。
マケレレ、キーン、ビエラといえば90年から2000年代初頭に活躍した名MFであるが
その3人によりも上だと評価しているのだ。
もし仮にそうだとすればロシアワールドカップはカンテのための大会となるといっても過言ではない。
弱点はヘディングが弱いところくらいで特に見当たらない。
まさに完璧なMFといえる。
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