Jリーグでは世界的な人物をはじめ、
多数の外国人監督がチームを指揮してきた歴史をもつ。
その中で歴代最強じゃないかと思う外国人監督3人をピックアップしてみた。
アーセン・ヴェンゲル(名古屋グランパス)
フランス出身のアーセン・ヴェンゲルは、1995年に名古屋の監督に就任すると、
当時のエースであるストイコビッチと共にチームをJリーグ有数の強豪に育て上げていく。
そして1996年元旦には天皇杯決勝に勝利し、名古屋の初タイトル獲得に大きく貢献した。
そんな中、「ヴェンベル・マジック」が当時の流行語に。
その後、ますますの活躍が期待されたが優秀な彼を欧州が放っておくわけもなく、
1996年途中にアーセナルに引き抜かれてJリーグから去った。
短い間ではあったが、そのインパクトはすさまじく、
古くからのJリーグサポーター達の間で、この外国人監督の活躍ぶりは高く評価されている。
オズワルド・オリヴェイラ(鹿島アントラーズ)
ブラジル出身の外国人・オリヴェイラは2007年に鹿島の監督に就任すると
モチベーターとしての手腕を大きく発揮し、1年目にして鹿島を逆転王者へと導いた。
その後も圧倒的な能力を武器に、鹿島リーグ3連覇の立役者となる。
2011年で退任するまで、リーグタイトルのほか天皇杯など多数のタイトル獲得に貢献している。
ネルシーニョ(柏レイソルなど)
ミハイロ・ペトロヴィッチはJクラブで安定した成績を残してきたものの、
タイトルが獲れない監督として有名。
一方、ヴェルディ、レイソルなどを指揮してきたネルシーニョは
安定した成績を残してきた上にビッグタイトルの獲得にも大きく貢献している。
代表的なシーズンと言えるのは2011年で、J1に復帰したばかりのレイソルをリーグ優勝へと導き、
クラブワールドカップでもレイソルを準決勝へと導いた。
その準決勝ではネイマールを擁するサントスに1-3で負けたものの、
この年におけるネルシーニョの手腕はサポーター達に強いインパクトを残した。
まとめ
この文章で挙げた3人はいずれも現役時代に世界のスーパースターだったわけではない。
しかし、指揮官としては圧倒的な力をもっており、
選手としての能力と監督としての能力はまったく別のものだという事を証明する人物達と言えるだろう。
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