森保監督率いる日本代表はアジア2次予選161位ミャンマー代表93位シリア代表と対戦
森保一監督率いるサッカー男子日本代表は、
次のワールドカップを目指す戦いへと突入する。
アジア2次予選がついに始まるのだ。
FIFAランクが日本よりもはるかに低いミャンマーと
100以内に何とか入っているシリアと対戦。
どのくらいの点差で勝利できるのかがポイントとなってくる。
また今回のメンバーがFIFAランク上はかなり下なのに、
移動の負担が大きいヨーロッパ組が中心であったこと、
Jリーグで活躍する選手が呼ばれない理由について考えてみたので最後まで見てほしい。
ドイツ、トルコ、カナダ、チュニジアと対戦し、16得点
日本代表は9月と10月シリーズの試合で
FIFAランクが50以内のチームと対戦している。
ドイツ、トルコ、カナダ、チュニジアと戦い、
ドイツ、トルコはヨーロッパで試合を行い、
カナダとチュニジアはホームで試合を行った。
この4試合で日本がとった総得点がなんと16得点。
サッカーでは1-0の試合を多い中、
この得点数は異常である。
しかも試合をした相手はアジアのチームではなく、
ヨーロッパ勢ばかり。
特にドイツは前回のワールドカップ雪辱を果たすべく日本にリベンジするのに燃えていたが、
それを日本が返り討ちにしてしまった。しかもドイツのホームでだ。
日本のサッカーのレベルはここ最近急激に上がっているのを裏付ける練習試合だった。
Jリーグ中心のメンバーにしては?という意見もあるが、わかっていても呼べない森保監督の心理
格下のアジアの国相手にガチのベストメンバーを招集した森保監督。
ほとんどがヨーロッパでプレーする選手たちで実質ヨーロッパ選抜となっている。
一部からは26人中、Jリーグの選手を4人しか呼ばなかったことで批判をあびており、
森保監督も
この一戦目は一つのチームで戦う、2戦目はサウジアラビアでシリア戦に向けてチーム編成をすることも考えた。国内組だけの編成、海外組だけの編成もいろんなことを考えた上で今回の編成を決断した。
yahooニュースより引用
国内組でチームを組むことも考えたといっており、Jリーグを軽視しているわけではない。
森保監督がいい意味で頭を抱える、いわゆる海外組だけのチーム構成になってしまうのには原因がある。
それは日本人選手のヨーロッパプレー人口の急激な増加だ。
ゴールキーパーを除く、フィールドプレーヤーに関して、U-22代表まで選考の対象に加えると、
はっきりいって海外組だけでBチームが作れてしまうほどなのだ。
来年のパリオリンピックが終われば当然、
U-22世代の藤田譲瑠チマなどの有望な若手選手もA代表の選考に入ってくることになる。
2024年の夏以降からはさらに代表選考を難しくすることだろう。
10月の国内の練習試合の2試合でJリーグの選手をテストしてない以上、
今後も森保監督が国内の選手をアジア予選やアジアカップで呼ぶことはほぼないと思われる。
逆に今後はヨーロッパでの遠征も増えてくるだろうから、
海外組の選手のほうが初招集の場合、呼びやすいのもあるだろう。
すでにワールドカップで結果を出し、チームとしては完成している中で、
Jリーグの選手を数名増員すれば連携がとれず、バランスが崩れる恐れもある。
では代表をすべてJリーガーで構成したらどうか?
と考えたとき、
アジアで試合をするからテストもしてない
Jリーグ選抜の即席チームでやろうということになったら
これはこれで批判を浴びそうな気もする。
森保監督の海外組中心メンバー選考による仕方のないことなのだ。
大迫勇也Jリーグ得点王になっても森保ジャパンのスーパーサブとしては呼ばれない
ヴィッセル神戸の大迫勇也は現在ハイペースで得点を重ねており、
2023シーズン22得点を決め得点王となった。
せめて大迫だけでも代表に呼んでほしかったと思うところはあるが、
現在の森保監督のチームのスタメンをみると、
大迫のようなタメを作れるCFに重きを置いてないことがわかり、
大迫タイプのCF上田綺世がスタメンを外れた際は
浅野や古橋がトップを務めそれで結果を出しているのだ。
上田綺世が何かあった時の代役は大迫勇也ではなく、
流れを変えたいときにスーパーサブとして置いておくのも彼ではない。
大迫を呼ばなくなった理由はレオザの動画で詳しく解説しているのでみてほしい↓
次のワールドカップを見据え、森保監督は30代の選手たちをワールドカップ後
突然呼ばなくなった。
権田や長友、さらにまだ海外でプレーする吉田麻也でさえも理由なく代表から外されている。
これはベテラン選手は
所属するクラブの格、パフォーマンスに関係なく、
呼ばないという森保監督のメッセージに感じる。
大迫はベテランだから呼ばれないとして、もう一人CFの候補としてあげられる
鈴木優磨はまだ20代後半だが招集される気配がない。
これは鈴木のイライラする部分が森保監督が好きじゃないというのが理由の1つと噂されている。
いずれにしても日本人サポーターが
みたいJリーグで活躍するCFの2大候補が
日の丸のユニフォームを着ることは当分なさそうである。
森保監督はJリーグ選抜即席チームでもアジアのチームに勝てるほどの器量がある
森保監督はカタールワールドカップ以降、
監督として覚醒した感がある。
今の強豪ドイツに2連勝した森保監督ならば、
アジアのチームに相手にJリーグに所属する選手だけで組んだ
即席のチームでも勝つことは可能だろう。
そのくらい監督として器量が今の彼にはあるし、
アジアの国だけをみれば、
ワールドカップにでたカタール、サウジアラビア、韓国、イランを除いた国相手であれば
Jリーグ選抜だけのチームで戦っても森保監督であれば勝ち点を得ることは難しくないはず。
それにJリーグはもはやアジアのプレミアリーグ化しているので
そこでプレーする選手たちならレベルの高い試合をアジア予選で披露してくれるはずだ。
森保監督はもう少し自分に自信を持ってもいいのではないかと個人的には感じた。
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