[5.2 J1第1ステージ第9節 浦和 1-0 G大阪 埼玉]
J1は2日、第1ステージ第9節を行い、5万3148人が詰め掛けた埼玉スタジアムでは無敗で首位の浦和レッズと勝ち点1差で追う2位のガンバ大阪が対戦し、浦和が1-0の完封勝利を収めた。開幕からの無敗記録を9に伸ばした浦和は、首位をキープした。
浦和は堅守で天王山を制す
私はこの試合を90分間最後までテレビ観戦していたが、浦和の選手たちの「集中力」が勝っていたとしかいいようがない。
特にGK西川の飛び出しによるインターセプトは素晴らしかった。一瞬DFかと思ってしまうような位置でボールをクリアしていたからだ。間違いなくJリーグではナンバーワンのGKである。
後半宇賀神の突破からただ決めるだけの完璧なパスをもらったズラタンが、落ち着いて決めそれが決勝点。浦和がガンバとの天王山を制した。
現在の浦和、ガンバの選手について知りたい方はこちら → ACL出場組(ガンバ、浦和、柏、鹿島)から日本代表のCB・GKを発掘してみる!!
ガンバ宇佐美の連続ゴールはならず
連続ゴール記録ストップ、これには宇佐美本人が一番自分に腹が立っているだろうが、それ以上にチームが白星を挙げられなかった悔しさのほうが大きいと思う。
浦和の堅守に「自由」を完全に奪われた若きゴールハンターはいつもの「らしさ」が見られず、
この日はノーゴール。
惜しいシュートもあったが、チャンスは確実にいつもより少ない印象だった。
宇佐美のゴールしなければガンバの「勝ち点3」は、一気に遠のいてしまう、
今年は得点王を狙える位置にもいるので、チームの勝利のためにも毎試合点をとってほしいところだ。
2008年 5月17日 浦和レッズVSガンバ大阪
暴徒と化した両サポーター
この試合を皆さんは覚えているだろうか。そうガンバが勝利したこの試合直後、突如として両サポーターが暴動を起こしたのだ。
警察や警備員がでてくるまでの大参事になってしまったという。
正直今回のこの天王山も暴動になるのかと心配していた。1位、2位の直接対決とあれば、起こっても何も不思議ではない。サポーターが一番過激なスポーツがサッカーだから。
どちらが悪いのか??
これについては難しいところだ。現場にいて様子を伺っていたサポーターの証言によれば、ガンバ側の選手とサポーターが浦和レッズの選手とサポーターを挑発したという。
試合前、ガンバ側からレッズサポーター席に水風船が数回投げ込まれる。
ハーフタイムに試合では勝っているにもかかわらず、ガンバ側からレッズサポーター席に水風船やペットボトル等がかなり投げ込まれる。
かなりの挑発行為も。。。(なんで)
レッズをヤジった応援まで。。。
試合後、度重なる誤審に加えガンバの選手達のパフォーマンスにレッズの選手も怒り収まらず。
一番怒っていたのはGK都筑で闘莉王はこの時だけなのに記事はコレばっかり。
ピッチで取り押さえられる都筑に向かっても水風船が飛ぶ。。。(ヒド過ぎる!)そしてガンバ側からレッズサポーター席に水風船やペットボトル、他にもいろいろな物がたくさん投げ込まれる。
レッズサポーターも投げ込まれた物を投げ返し完全にバトル勃発!!301 Moved Permanently
後世に残さなければいけない試合
仮にJリーグの「歴史の教科書」が50年後にでたとして、載せるべきではない恥ずべき試合だったのかもしれない。
しかしいつの時代も人間同士が戦い、応援しているのもロボットでもなく人間なので同じようなことは必ずいつかまた起こる。
これは浦和やガンバだけではなく、全てのクラブに共通することだ。
優勝争いを今はしていない松本山雅や山形などのチームが30年後に同じ立場になって、暴動を起こしたとしてもなにも不思議ではない。
だから人々の記憶から消えないように、しなければならない。
二度とこのようなことが起きないために。暴動を起こしたとしても試合結果が変わることなんてないのだから・・・
エジプトではサッカーの試合で暴動が起こり、74人が死亡した。日本も乱闘に対して甘くしているといつかこういうことが起こる。
サッカーとはアドレナリンがでまくるスポーツということを試合観戦に来ている全ての人が認識しなければならない。
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