【いつから強いの?】歴史が浅いマンチェスターシティが強くなった6つの理由

サッカーコラム
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2024シーズンもプレミアリーグ優勝の可能性があるマンチェスターシティですが

20数年前の2000-01シーズンは2部リーグにいたというのをみなさんはご存知でしょうか?

下の動画はマンチェスターシティがプレミアリーグを優勝したときのではなく、昇格したときのものです。

マンチェスターシティが2部リーグからプレミアリーグに昇格し、

現在では国内外で最強というにふさわしい

強豪クラブとして君臨している理由は、多岐にわたります。

アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーに比べて

レジェンド選手が少ないシティ。歴史が浅いと言われているこのクラブがなぜ

プレミアリーグの優勝常連クラブへとなったのか?理由をいくつかピックアップしてみましたのでご覧ください。

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マンC強くなった理由1.2008年に巨額の資金力(オイルマネー)を受け急激に強くなる

2008年にアブダビ首長国(UAE)の王族である

ムハンマド・ビン・ザイド・アール・ナヒヤーン殿下率いる

アブダビ・ユナイテッド・グループ(ADUG)が

クラブを買収したことが、マンチェスターシティの飛躍のきっかけとなりました。

ADUGは巨額の資金を投入し、

選手獲得、インフラ整備、アカデミー強化など、クラブ全体にわたる投資を行いました。

つまりオイルマネーによりマンチェスターシティは無敵の資金力を得ることになったのです。

マンC強くなった理由2. 優秀な監督と選手の獲得

資金力だけでなく、ADUGは優秀な監督と選手を獲得する戦略も実行しました。

指導者としてロベルト・マンチーニ監督、マヌエル・ペジェグリーノ監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現監督)など、世界屈指の監督を招へいし、

選手についてはダビド・シルバ、セルヒオ・アグエロ、

ヤヤ・トゥーレ、ケビン・デ・ブライネ、

ベルナウド・シウバ、最近ではハーランドなど、才能溢れる選手を次々と獲得しました。

歴史は浅いマンCですが、2010年代からの獲得選手をみてみるとワールドクラスばかりで、マンチェスター・ユナイテッドにも負けていません。

マンC強くなった理由3. グアルディオラ監督によるモダンな革新的戦術

グアルディオラ監督就任以降、マンチェスターシティは

同監督が導入した“最先端戦術”で欧州サッカーを席巻し、

モダンな戦術を使うクラブへと変貌を遂げました。

例えば最近の戦術でいうと3-2-2-3システムを試合中に使い、

その特徴は、“偽CB”として本来はCBの選手をボランチに配置していることにあります。

このように選手を1つのポジションで使わず、

複数のポジションで起用することで相手に分析させないようにしているのです。

グアルディオラ監督の戦術は選手に頭を使わせます。

なので、シティの獲得する選手は技術はもちろんワールドクラスなのですが

頭のいい選手が揃っているのが特徴です。

マンC強くなった理由4. アカデミーの強化と若手選手の育成

巨額の投資だけでなく、マンチェスターシティはアカデミーの強化にも力を入れています。

近年では、MFフィル・フォーデン、右サイドバックのリコ・ルイスなど、

徐々にですがアカデミー出身の選手がトップチームで活躍し、クラブの財政基盤強化にも貢献しています。

マンC強くなった理由5. サポーターとの一体感とクラブ文化の醸成

ADUGはクラブの伝統と文化を尊重しつつ、サポーターとの一体感を高める施策にも取り組んでいます。

スタジアムの改修、サポーター組織との連携強化、地域貢献活動などを通して、

クラブへの帰属意識を高めることに成功しました。

マンC強くなった理由6. グローバルなブランド戦略と世界的な人気

マンチェスターシティは、単なるサッカークラブを超えて、グローバルなブランドへと成長しています。

世界中にサポータークラブを設立し、

積極的にマーケティング活動を展開することで、世界的な人気を獲得しています。

2001-2002シーズンには2部リーグにいたシティ、この時代は暗黒期でしたが、中東マネーが入って以降は成績も上向きました。

これらの要因が複合的に作用し、20数年稀は弱小だったマンチェスターシティは2部リーグからプレミア優勝争いをする強豪クラブへと生まれ変わったのです。

巨額の資金力だけでなく、戦略的な投資、優秀な人材の獲得、戦術的な革新、

アカデミーの強化、サポーターとの一体感、グローバルなブランド戦略など、様々な要素が成功の鍵となっています。

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