チャンピオンズリーグ2016-2017グループリーグ第2節レアルマドリード対ドルトムント戦をサッカー解説者の都並さんがマニアックな解説
ついに今シーズンも始まった海外サッカーファンにはたまらないヨーロッパクラブナンバーワンを決める大会
UFFAチャンピオンズリーグが開幕しました。
そこで9月30日に日本テレビで放送されたUFFAチャンピオンズリーグハイライトという番組で
サッカー解説者の都並さんが解説していたレアルマドリードの戦術がすごかったのでみなさんにこれから紹介しようと思います。
ゲーゲンプレスをうまくかわし、世界最高のパサークロアチア代表モドリッチがサイドへ絶妙なパス
上の画像はレアルが先制点を決めたときのカウンター発動の場面です。
ドルトムントの攻撃を凌いだレアルはセカンドボールを披露とカウンターを仕掛けます。
しかしドルトムントの伝家の宝刀ゲーゲンプレスが発動。
ゲーゲンプレスとは相手に奪われたら5秒以内を目安に人数をかけ相手陣形が整わないうちにボールを奪う戦術で
相手のパスコースを消しにくることも特徴の1つです。
ここからレアルがゲーゲンプレスをいかにかわしカウンターから得点につなげたかを都並さんが解説してくれました。
まず味方のクリアボールを拾ったクリスティアーノ・ロナウドが後方にいたハメス・ロドリゲスにバックパスをします。
ボールを持ったハメス・ロドリゲスの前方にボールを持っていないトニ・クロースが動きます。
その間にベンゼマとベイルは両サイドに開いています。
それにつられ2人のドルトムントの選手が「ここで縦パスを出されるとやばい」とパスコースを消しにくる。
とここでドルトムントの戦術にも泣き所が。
ボールを持ったハメス・ロドリゲスは前にいるクロースには出さず、フリーだったモドリッチに横パス。
世界最高のパサーであるモドリッチの左斜め前には・・・
そこに出しちゃってと言わんばかりの広大なスペースがあるではありませんか(笑)
モドリッチは迷わずその空いたスペースにいた左サイドのベンゼマへパスをだします。
レアルマドリードは数的有利に。最後はクリスティアーノ・ロナウドが決めるだけ
こうなるともう時すでに遅し。ドルトムントの完成されたゲーゲンプレスを持ってしても奪い返すことはできず。
数的有利になったレアルはクロース⇒ハメス・ロドリゲス⇒ベイル⇒
とつなぎ最後は仕事人ロナウドが決め先制点を奪いました。
この戦術まさにワールドクラスですね(笑)
このように海外サッカーでは常にレベルの高い戦術が求められ、観ているとおもしろいです。
是非この機会に戦術を勉強してみてはいかがでしょうか。
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香川真司は残念ながら出場なし。2017年1月の冬の移籍市場で移籍の噂も
結果的にこの試合は2-2の引き分けでドローだったため、レアルにとっては痛い結果となっていしまいました。
この試合も日本代表香川真司の出番はなし。
チャンピオンズリーグに日本代表選手が出場してないのは日本にとってホント深刻ですね。
ついには冬に他クラブへ移籍する噂まで浮上してしまいました。
この試合では新参者のヴォルフスブルクから加入したドイツ代表シュールレが値千金の同点ゴールを決め監督にいいアピールをしてしまいました。
これで他選手よりもフィジカルが弱く、守備では貢献できない香川はベンチが定位置になってしまう恐れがありますね。
是非次のチャンピオンズリーグには出場してもらいたいです。
ブンデスリーガ第7節の2位ヘルタとの試合ではシュールレ、カストロ、ゲレイロが負傷し出られないため
香川の先発復帰?あるかなと思ったのですがドイツメディアによると香川はベンチのようです。
途中出場でもいいアピールができれば先発復帰できると思うので頑張ってほしいですね。
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