【8シーズンタイトルなし】名門ガンバ大阪が低迷した4つの理由と2024シーズンの展望

Jリーグ
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出典|ガンバ大阪

Jリーグオリジナル10としてリーグ開幕元年から存在しているガンバ大阪

歴代タイトルを9つ獲得し、全国各地にたくさんのサポーターを抱え、リーグを代表するクラブとして様々な功績を残してきました。

今回は、そんなガンバ大阪が低迷してしまった理由と今シーズンの展望を紹介していきます。

2023シーズンから新たにスペイン人監督のダニエル・ポヤトスを迎え入れ、

昨季は残留争いに巻き込まれたが、37節での残留を決めてタイトル奪還を狙う今シーズンに挑んでいます。

2024シーズンはクラブレジェンドで2023シーズンで現役引退を表明した遠藤保仁氏をトップチームのコーチに招へいしました。

新加入選手では名古屋グランパスから日本代表経験のあるDF中谷進之介や、

同じ大阪の街のライバルクラブ、セレッソ大阪からDF松田陸とMF鈴木徳真をはじめ実力者が11名加入しました。

また、2023シーズンJ1リーグの優勝争いをしていた横浜F・マリノスで正守護神を務めたGK一森純、

J2リーグのファジアーノ岡山で武者修行を終えたFW坂本一彩をレンタルバックさせ、

充実のオフシーズンを過ごしたと言っていいでしょう。

しかし、ガンバ大阪が最後のタイトルを獲得したのは2015シーズンの天皇杯。

それ以降8シーズンもの期間タイトルから遠ざかっているのが現状です。

では、なぜガンバ大阪はタイトルレースから逸脱してしまったのか?

実際にガンバ大阪のファンである私の意見も含め、解説すると同時に、

最後に期待を込めて2024シーズンの展望をしていこうと思います。

 

ガンバ大阪がタイトルレースから逸脱し低迷した理由

出典|FOOTBALL ZONE

私が思うガンバ大阪の低迷の理由は主に4つあると思います。

では、一つずつ紹介していきます。

  • フロント陣が迷走している。
  • 獲得選手がなかなか結果を出せていない。
  • 得点力不足
  • 守備が脆く、失点がとにかく多い。

 

フロント陣が迷走している。

ガンバ大阪はJリーグの中でもビッグクラブという位置付けにあり資金力も上位の方に入っています。

ですが、フロントの経営に難がありそのチグハグ感が現場(選手、スタッフ)まで巻き込んでしまっている感じが否めません。

ここ数シーズンでは、監督がコロコロ変わっているのが現状です。

監督が変わるともちろんですが思考するプレーモデルも変わるのでまた1からチーム作成をすることになり、その時点で他のチームから遅れをとってしまいます。

そのため、ビジョンがしっかりしないままその場凌ぎ的な運営をしているため現場がかき乱されて結果に繋がっていないと思います。

ガンバ大阪といえばアカデミーも名門として有名ですが、ここ最近では食野亮太郎選手を最後に、ユース選手の活躍が乏しく、なかなかトップチームに定着していないのも現状です。

獲得選手がなかなか結果を出せていない。

監督がコロコロ変わっているということは、もちろんですがその監督によって好みのタイプも違います。

前任監督のリクエストで獲得した選手が監督が変わったことにより試合に出られなくなるということも当たり前にあります。

プレーのビジョンが合わず、順応できなくなり不満が溜まって移籍していくケースもとても多いです。

得点力不足

2020シーズン以降、ガンバ大阪の得点力はかなり減ってきています。実際、リーグ戦だけでの得点数は降格したチームとさほど差はありません。

全盛期では「今日は何点取って勝つだろう?」なんて声もスタジアムで聞こえてくるほど超攻撃的なサッカーを演じていてので、その時代を知っている方達からすると物足りなさも感じてしまうでしょう。

他の記事でも、得点力不足を嘆く評論家が多く、戦術も批判されていたのも事実です。

守備が脆く、失点がとにかく多い

失点数もまた、2020シーズン以降増え続けています。

セットプレーによる失点やカウンターを決められて失点など、ディフェンス陣の連携不足による失点が目立っています。

絶対的なセンターバックが中々いなかったため、守備の統率が取れずに連携不足で失点を重ねてしまっています。

2024シーズンは名古屋グランパスから中谷進之介選手を獲得したため守備の改善、失点数が減ることを期待したいと思います。

 

2024シーズンの展望

出典|ガンバ大阪

開幕3節を終えた時点の現在では2勝1分と上々のスタートを切ることができたと思っています。

ですがまだ3節なので全く油断はできないですし怪我人もちらほら見られるためチームマネジメントも慎重にしないといけません。

攻撃面ではCFこそジェバリ選手の控えが若手しかいないということで若干心許なさを感じますが

WGに個人で突破できるウェルトン選手を獲得し、山下選手などバックアップも充実しているので上々の上積みだったといえるのでしょうか。

CFが結果を残せるかが今シーズンのガンバ大阪の上昇の鍵になるでしょう。

守備面では今シーズンから4-2-3-1の配置に変え、とても機能しているように感じます。新加入選手との相性も良く、攻撃も機能している感じなので守備時には4-2-3-1システムの方が良さそうな感じはあります。

セットプレーの守備時でも、GKや守備選手を中心に声がけを常に行い、できるだけ失点数を減らしていけるかが肝になってくるでしょう。

 

まとめ

今シーズンが開幕してガンバ大阪はまだ3試合しか消化してませんが、

開幕3試合を見た感じチームの雰囲気もとても良いと思います。

しかし、ポヤトス監督の思った通りの補強はでき、

選手層は格段にアップしたとは思いますがいきなり優勝争いができるとは思っていません。

遠藤保仁コーチも帰ってきてくれましたが他のチームも戦力アップをしているはずなので厳しい戦いが続くと予想されます。

とはいえ結果も今のところ出ていますし内容も良いと感じているのでワクワクしています。

先ずは勝ち点40ポイントを目指して2024シーズンのガンバ大阪の冒険を見届けたいと思います!

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