元スペイン代表でバルセロナで9度のラリーガを制したジェラール・ピケが、サッカー界に革新を求める声を上げた。
彼は、現代の若い世代10代、20代にとってサッカーが魅力ないコンテンツになりつつあると指摘している。
最近の言葉でいうとオワコン化してるといえる。
私達のようなオールドな年寄サッカーファンが知らないところでサッカーの若者人気が衰え、オワコン化してしまっているのが今のサッカーの現在地である。
そんなサッカーがオワコン化している理由をまとめてみたのでみてほしい。
オワコンと言われる理由1サッカーの90分は若者にとっては長くて苦痛。代わりにキングスリーグが人気
ピケは、自身が運営する7人制で20分しかない試合時間のサッカーイベント『キングスリーグ』を通じて、
若い世代がサッカーに魅力を感じない理由を説明した。
キングスリーグは本当に試合時間が短くてスピーディーだよね
ピケの言葉によれば、SNSやストリーミングサービスが人々の関心を引きつけており、
伝統的な90分間のサッカー試合では視聴者の心を動かせないとのこと。
サッカーは今、Netflix、Amazon、YouTube、TikTokといったあらゆるコンテンツ競い合っている。でも、一人ひとりがそういったものを見られる時間は限られているんだよ。もうフットボールの90分間には、人々の心はそこまで動かされないんだ
https://cocokara-next.com/athlete_celeb/gerardpique-football-needs-to-change/
彼はまた、サッカー界が変化を恐れているとも述べている。
サッカーの試合時間90分は長いし、若者にとっては苦痛になっているようだ。
しかし、新しい世代に合った形のサッカーを見つける必要があり、
試合のルールやフォーマットについても試行錯誤する必要があると強調した。
ピケの提言は大胆であり、サッカー界において議論を呼ぶことになることは間違いない。
ピケが主催している先ほど紹介したキングスリーグは逆に試合時間の短さが若者には受けて大人気のコンテンツとなっている。
オワコンと言われる理由2AmazonプライムやYoutube、Netflixなどの動画配信サービスの充実
サッカーがだんだんつまらなく感じている。
そう思っている人は意外と多いのではないだろうか。
それはサッカーがつまらないのではなく、
サッカーよりも面白い動画配信コンテンツがでてきていることに他ならない。
アマプラ(Amazonプライム)
Youtube
Netflix
TikTok
など10代、20代の若者が観るコンテンツはスマホやタブレットの中に溢れている。
暇さえあれば今の若者はスマホを触り、これらをみているのだ。
わざわざダゾーンのアプリを立ち上げ、仕事や講義の休み時間にサッカーを観る若者がどれだけいるのだろうか。
オワコンと言われる理由3Amazonプライム月額600円に対し高すぎるダゾーン月額3200円
2024年4月現在、Amazonプライムは月額600円 年間契約だともう少し安くなり月額約500円で
話題の映画が見放題である。
しかも利用者はアマゾンでの買い物ユーザーである場合お急ぎ便も利用できる。
プライムビデオはどちらかというとオプションに近い。
対して月額3200円でサッカーを観ることができるのがダゾーンである。
日本のJリーグをすべて観るならこの高いダゾーンに契約する必要がある。
もはやプライムビデオで配信しているコンテンツよりもサッカーが価値が高いというのが
金額からみてわかるが、おそらくライトな層で契約している人は少ないだろう。
日本人では実業家のホリエモンこと堀江貴文がJリーグのオワコン化を指摘
動画の中でホリエモンこと堀江貴文さんは日本のJリーグが構造上儲からないと指摘する。
そもそもテレビの地上波放送がお金の出どころであるJリーグは広告一本足打法のテレビ業界によって儲けを得られていない。
ダゾーンと大型契約をしたもののあまり恩恵を得られてないJリーグのクラブたち。
今、ホリエモンが言っているのは儲かるビジネスはサブスクであり、また日本も今の状態だと国内だけで間口を広げようとしているため視聴者は増えないのだそうだ。
海外ヨーロッパでもサッカーは若者離れが進み、わたしたちの日本でも同じことが起こっている。
90分を若者にフルで視聴してもらうにはショート動画よりも面白いコンテンツでなければならない
現代のサッカーを90分間飽きずに若者に視聴してもらうには
1分のYouTubeのショート動画よりも面白いコンテンツである必要がある。
ただ1分間で終わる試合というのはないため、比較は難しいかもしれない。
しかもサッカーはどうしてもボールを回す時間が発生してしまう。
ゴールが決まるまでのプロセスを楽しめない視聴者はすぐにスマホでアプリゲームをしてしまうだろう。
だがそういった視聴者をこれからサッカー界はとっていかねばならない。
サッカーの敵はもはや野球やバスケなどの球技ではなく、Amazonであり、Googleであり、Netflixであるのだ。
サッカーもピケの言うように大胆な改革をしなければならない時が来ているのかもしれない。
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