元スペイン代表でバルセロナで9度のラリーガを制したジェラール・ピケが、サッカー界に革新を求める声を上げた。
彼は、現代の若い世代にとってサッカーが魅力ないコンテンツになりつつあると指摘している。
ピケは、自身が運営する7人制サッカーイベント『キングスリーグ』を通じて
、若い世代がサッカーに魅力を感じない理由を説明した。
ピケの言葉によれば、SNSやストリーミングサービスが人々の関心を引きつけており、
伝統的な90分間のサッカー試合では視聴者の心を動かせないとのこと。
彼はまた、サッカー界が変化を恐れているとも述べている。
しかし、新しい世代に合った形のサッカーを見つける必要があり、
試合のルールやフォーマットについても試行錯誤する必要があると強調した。
ピケの提言は大胆であり、サッカー界において議論を呼ぶことになることは間違いない。
ピケが語るサッカーのオワコン化。アマプラやYoutube、Netflixよりつまらない?
サッカーがだんだんつまらなく感じている。
そう思っている人は意外と多いのではないだろうか。
それはサッカーがつまらないのではなく、
サッカーよりも面白いコンテンツができていることに他ならない。
アマプラ(Amazonプライム)
Youtube
Netflix
TikTok
など若者が観るコンテンツはスマホやタブレットの中に溢れている。
暇さえあれば今の若者はスマホを触り、これらをみているのだ。
わざわざダゾーンのアプリを立ち上げ、仕事や講義の休み時間にサッカーを観る若者がどれだけいるのだろうか。
Amazonプライムは月額600円、サッカーをダゾーンで観ると月額3200円
2024年4月現在、Amazonプライムは月額600円 年間契約だともう少し安くなり月額約500円で
話題の映画が見放題である。
しかも利用者はアマゾンでの買い物ユーザーである場合お急ぎ便も利用できる。
プライムビデオはどちらかというとオプションに近い。
対して月額3200円でサッカーを観ることができるのがダゾーンである。
もはやプライムビデオで配信しているコンテンツよりもサッカーが価値が高いというのが
金額からみてわかるが、おそらくライトな層で契約している人は少ないだろう。
90分を若者にフルで視聴してもらうにはショート動画よりも面白いコンテンツでなければならない
現代のサッカーを90分間飽きずに若者に視聴してもらうには
1分のYouTubeのショート動画よりも面白いコンテンツである必要がある。
ただ1分間で終わる試合というのはないため、比較は難しいかもしれない。
しかもサッカーはどうしてもボールを回す時間が発生してしまう。
ゴールが決まるまでのプロセスを楽しめない視聴者はすぐにスマホでアプリゲームをしてしまうだろう。
だがそういった視聴者をこれからサッカー界はとっていかねばならない。
サッカーの敵はもはや野球やバスケなどの球技ではなく、Amazonであり、Googleであり、Netflixであるのだ。
サッカーもピケの言うように大胆な改革をしなければならない時が来ているのかもしれない。
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