いよいよ開幕する2020明治安田生命Jリーグ。
昨季3連覇を逃した川崎フロンターレの期待のルーキー2人をご紹介しつつ
東京オリンピック世代でもある彼らが川崎フロンターレの主力になれるかを書いていきたいと思います。
旗手 怜央(はたて れお) 東京オリンピック世代
(写真右)
東京オリンピック出場を狙う22歳のアタッカー。
順天堂大学で確かな結果を残し3年生の時に川崎フロンターレの内定を獲得する。
既に開幕しているYBCルバンカップでは初戦の清水エスパルス戦で途中出場し、
1アシストと結果を残している。開幕戦でもスタメン出場が濃厚と報じられてはいたが、
残念ながら途中出場。
チームとしては史上3人目(他2人は伊藤宏樹、車屋紳太郎)の快挙とはならなかったが、
チャンスメークや、際どいシュートを放つなど随所に存在感を見せつけた。
スタメン争いをするのは、2018年MVPの家長昭博だが、タイプが異なる。
むしろ4-3-3のシステムには旗手の方が合っているといえるので、是非家長からスタメンを奪ってほしい。
三笘 薫(みとま かおる) 東京オリンピック世代
旗手同様東京オリンピック世代のアタッカー。
川崎フロンターレのアカデミー出身で高校3年時にはトップ昇格を告げられた。
しかし、本人がより成長を求め筑波大学へ進学することに。
大学時代に確かな成長をし、いざフロンターレへ再加入。
こちらもYBCルヴァンカップ清水戦でデビューし、
結果的にアシストはつかなかったが
小林悠のゴールへ繋がった右足アウトサイドでのラストパスは絶品と言えるだろう。
J1開幕戦でも途中出場ながら積極的なドリブル突破を何度もみせ、等々力を沸かせた。
早い段階でゴールという結果を残せば、今後のスタメン定着も少しではあるが期待できそうだ。
東京オリンピックを控える今シーズン。選手層が厚い川崎からスタメンを奪うのは困難
今季の川崎フロンターレは阿部、知念などが流出したものの
家長昭博、小林悠、長谷川と前線の陣容は誰かが怪我でもしない限り固定となるだろう。
東京オリンピック世代では田中碧が台頭しスタメンを勝ち取ってはいるが
中村憲剛を怪我で欠き、世代交代が迫っているタイミングというのも影響していると思われる。
旗手怜央は去年のトゥーロンでも大活躍しただけに是非ともスタメンを勝ち取ってもらいたいと個人的には思うが
小林悠ですらベンチスタートとなる今の川崎でそれは東京オリンピックのメンバーに選ばれると同じくらい困難だろう。
その東京オリンピック世代には、既にフル代表で活躍している堂安律を始め、
バルセロナの安部裕葵やフロンターレアカデミーの三好康児などタレントが揃っている。
フロンターレで確かな結果を残し、東京オリンピックへの出場を是非つかみ取ってほしい。
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