「男子のW杯は見るけど女子サッカーW杯の歴代優勝チームはどこだろう?」
今回はそんなあなたの疑問に応える記事です。ここでは、以下の情報をお伝えします。
- 各大会の歴代優勝国
- 歴代の優勝国の試合結果
- まとめ
この記事は、年間300試合以上視聴し、サッカー歴15年の経験を持つライターが過去の経験を踏まえて書いています。
この記事を読み終えるころには、サッカー観戦初心者の方の女子サッカーW杯の知識がちょとだけ深まればうれしいです。
またサッカー通のあなたには男子ワールドカップだけでなく女子サッカーW杯にも興味が出てくれればいいなと思います。
女子サッカーワールドカップ概要
FIFA女子ワールドカップは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する女性のための世界最大のサッカートーナメントです。
1991年に中国で初めて開催されて以来、4年に一度、世界中の女子サッカーチームがこの栄誉あるタイトルを争っています。
女子サッカーワールドカップ歴史
女子ワールドカップの歴史は、女子サッカーの進化と共に成長してきました。
1991年の第1回大会では、12の国と地域が参加しましたが、その数は次第に増加し、2019年の大会では24、直近の2023年の大会では32チームが競い合いました。
この大会が開始されてから女子サッカーは、より多くの国際的な注目を集め、各国代表ははより高い技術と戦略を持つようになりました。
女子サッカーワールドカップ賞金
女子ワールドカップの賞金は、FIFAが女子サッカーへの投資を増やす中で増加しています。
2023年の大会では、総額1億1000万ドルの賞金が配分され、その中で優勝チームには1050万ドルが授与されました。
この増加は、女子スポーツへの関心の高まりと、それに伴う商業的価値の向上を反映しています。
女子サッカーワールドカップ優勝回数
歴代最多優勝国はアメリカ合衆国で1991年、1999年、2015年、2019年の大会で4回世界一に輝きました。
優勝回数を見ると、アメリカ合衆国が最も多く優勝していますが、ドイツやノルウェーなど他の国々も力をつけており、今後も新たな優勝国が増えていきそうです。
女子サッカーワールドカップ歴代優勝国(アメリカ、ノルウェー、ドイツ、日本、スペイン)
FIFA女子ワールドカップは、世界中の女子サッカーチームがワールドカップトロフィーを競い合う場であり、これまでに多くの国が栄冠を手にしています。
特に注目すべきは、歴代最多優勝国はアメリカ合衆国であり、女子サッカーの強豪国としての地位を確固たるものにしています。
1991年:アメリカ合衆国
アメリカ合衆国 2-1 ノルウェー
女子ワールドカップの記念すべき初開催でアメリカは優勝し、その後の女子サッカーに大きな影響を与えました。
決勝戦でアメリカが2対1でノルウェーを敗って初代優勝国となりました。
この優勝は、女子サッカーの地位向上、そして世界に女子サッカーの魅力が広まった瞬間でした。
1995年:ノルウェー
ノルウェー 2-0 ドイツ
ノルウェーは、1995年にスウェーデンで開催された第2回大会でドイツを2対0で破り優勝しました。
ちなみに元なでしこジャパンレジェンドの澤穂希が日本代表として初出場した女子W杯大会です。
1999年:アメリカ合衆国
アメリカ合衆国 0-0 PK (5-4) 中国
アメリカは自国で開催された大会で、PK戦で中国を下して1991年大会ぶりに世界の頂点に立ちました。
この大会は特に、女子サッカーの人気を大きく押し上げる大会であり、決勝戦は90,185人の観客を動員し、女子スポーツ史上最大の観客数を記録しました。
2003年:ドイツ
ドイツ 延長 2-1 スウェーデン
ドイツは、2003年に開催された大会でスウェーデンを延長2対1で下して初優勝に輝きました。
これにより、ドイツは女子サッカーの新たな強豪国として認識されるようになりました。
2007年:ドイツ
ドイツ 2-0 ブラジル
ドイツはこの年、中国での大会でブラジルを2対0で下して連覇を果たしました。
なんと予選から優勝までの無失点優勝でした。
2011年:日本
日本 2-2 PK (3-1) アメリカ合衆国
日本は2011年、ドイツで開催された大会で死闘の末、アメリカをPK戦で下して初優勝を飾りました。
2011年は東日本大震災という未曾有の自然災害で窮地に陥り、出場自体が危ぶまれたところから、優勝候補のドイツ・アメリカを破り初優勝に輝きました。
日本中に勇気と希望が与えられました。
2015年:アメリカ合衆国
アメリカ合衆国 5-2 日本
アメリカはカナダで開催された大会で、連覇を狙う日本を5対2で下して見事に再び世界一に輝きました。
この大会での優勝は、アメリカ女子サッカーの圧倒的な強さと厚い選手層を世界に示しました。
2019年:アメリカ合衆国
Embed from Getty Imagesアメリカ合衆国 2-0 オランダ
アメリカは2019年のフランス大会でも2対0でオランダを下して連覇し、女子ワールドカップ史上最多となる4回目の優勝を果たしました。
この連覇で、アメリカがサッカー強豪国として確固たる地位を築きました。
2023年:スペイン
スペイン 1-0 イングランド
記憶に新しい2023年大会では、スペインがイングランドを1対0で下し、初優勝を果たしました。
この歴史的な勝利は、スペイン女子サッカーの急速な成長と発展を世界に示すものであり、今後の国際大会での更なる活躍が期待されています。
女子日本代表(なでしこジャパン)過去大会ワールドカップ成績
女子サッカー日本代表なでしこジャパンの過去のワールドカップ全大会の成績をまとめました。
2011年ドイツ大会に優勝し強豪国になったなでしこジャパンですが、それまではGL敗退が最も多く、好成績を残していたと言えませんでした。
前回大会の2023オーストラリア・ニュージランド共催大会ではベスト8と期待を裏切る結果となっています。
年 | 開催国 | 成績 |
1991年 | 中国 | GL敗退 |
1995年 | スウェーデン | 8強 |
1999年 | アメリカ | GL敗退 |
2003年 | アメリカ | GL敗退 |
2007年 | 中国 | GL敗退 |
2011年 | ドイツ | 優勝 |
2015年 | カナダ | 準優勝 |
2019年 | フランス | 16強 |
2023年 | オーストラリア・ニュージーランド | 8強 |
2027 FIFA女子ワールドカップの開催国とまとめ
いかがでしたでしょうか。大会初優勝はアメリカ合衆国であり歴代最多優勝もアメリカ合衆国でした。日本もアジア勢で唯一優勝しており、直近大会はスペインの優勝でした。
- 歴代最多優勝国はアメリカであり、4回の優勝を誇る。
- 日本(なでしこジャパン)も2011年に初優勝を果たした。
- 直近の2023年大会ではスペインが初優勝を飾り、歴史に新たなページを加えた。
また次回の2027年女子ワールドカップの開催国が2024年5月に決定し、南米では初となるブラジル開催となりました。
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どうでしょうか?少しは女子サッカーについての知識を得ることができましたか?あなたが少しでも女子サッカーに興味を持ってくれたら嬉しいです。
次回の2027年ワールドカップそして今年開催される2024年パリオリンピックのなでしこジャパンにも注目していきましょう。
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