明治安田生命J1リーグもリーグ戦が終わり天皇杯を残すのみとなった。各チームの順位も決まり、プレーオフ争いも終結した。
そんな中、我々サッカーファンには時期早々だが各チームの強化部は着々と動いているだろう補強について、今回はセレッソ大阪の補強ポイントを記述していく。
セレッソ大阪は新加入都倉が早々に負傷離脱。ブルーノ・メンデスも終盤に負傷。鈴木孝司はフィットせず
今期のセレッソ大阪は怪我人が多く特にフォワードに続出した。
第11節に都倉が長期離脱の怪我をし、
フォワードにコンバートされたFW奥埜がFW都倉が怪我をした代わりに出場機会を増やし何度も救世主となった。
しかしチャントがバズったFWブルーノ・メンデスも第29節に負傷。
FW都倉の怪我が発生したタイミングでFW鈴木孝司を補強していたが、
スターティングメンバーで出場した試合は今季は今現在で3試合と、フィットしているとは言えない状況。
しかし、FW都倉とFWブルーノ・メンデスが怪我から復帰する来期を考えるとフォワードは補強ポイントの優先順位低い。
SBは補強必須。松田の控えに実力者を
ディフェンス陣は、第33節終了時点でJ1最少の25点と非常にいいパフォーマンスを見せている。
ゴールキーパーのGKキム・ジンヒョンは例年通り、安定したプレーでディフェンスを落ち着かせ、
ディフェンスラインは、チームの約束事を守りそれを狂いなく遂行し、
それぞれのクオリティも高く、この失点数となっている。
CBの控え選手も安定したプレーを見せているが、SBの層が薄いのは懸念材料。
左SBの控えは若手のSB船木がおり、レギュラーのSB丸橋には及ばないがこれからの成長に期待を込めて補強はせずSB船木を起用し成長を促したい。
右SBのレギュラーは松田で控えは片山が担当しており、
片山のディフェンス面での貢献度は高いが攻撃面では物足りない。
SB松田が負傷などにより離脱した際は、攻撃面でもクオリティ不足を補うためにも攻撃面でもディフェンス面でも高い水準を兼ね備えた右SBは補強ポイント。
サイドアタッカーにスピードタイプが欠如。
中盤は、怪我人が何人か出たためスターティングメンバ―は流動的であった。
代わりに出場した選手が同じクオリティを出すほどでは無かったが、それなりに役割を全うしたが、やはり迫力不足は否めない。
そう考えると、控え選手にもスターティングメンバ―と同じくらいのクオリティを出せる選手が必要となる。
現状のメンバーは、テクニカルな選手は多いがスピードで違いを出せる選手がいないので、
途中出場からでもスピードで勝負でき、一人で局面を打開できるサイドアタッカーが補強ポイント。
ロティーナ監督の新戦術が浸透し上位に食い込めたのは及第点
今季からロティーナ監督が就任し、戦術が大きく変わる中、上位に食い込めたのは及第点以上の点数はつけれるだろう。しかし、これ以上の順位を狙うのであれば今回あげた補強ポイントを中心に補強し、怪我人を少なくすることで、より上位を狙えるだろう。
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