【育成年代のサッカー激変】帝京長岡が示したフットサルの可能性とは?

サッカーコラム
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フットサルは足元の技術の向上のために取り入れられていると考えている人が多いのではないでしょうか。

もちろんそういった要素もありますが、実際には別の要素でライバルに差をつけることができます。

今回は、フットサルを育成年代で取り入れるべき理由を紹介していこうと思います。

 

静岡学園が優勝した高校サッカー選手権で帝京長岡がクリエイティブなサッカーを披露

今年の高校サッカー選手権は静岡学園の優勝に終わりましたが、

静岡学園同様クリエイティブなサッカーで大会を盛り上げたチームがあります。

3位に終わった帝京長岡高校です。

彼らの技術を前面に押し出したサッカーは面白く、話題を呼びました。

帝京長岡高校はフットサルに力を入れていて高校のフットサル選手権では、2回全国優勝を果たしています。

また、下部組織の長岡JYFCは中学年代のフットサル選手権で5回全国優勝しています。

 

青森山田を追い詰めた帝京長岡が強かった本当の理由

今年の帝京長岡高校はプロ内定3人を擁するなど全国的に見てもスター軍団でした。

J2京都MF谷内田哲平、

町田FW晴山岬、

愛媛DF吉田晴稀

の3人がプロ内定選手だった。

しかし、準決勝で惜敗した青森山田と比べると圧倒的なフィジカルの差がありました。

それでも帝京長岡は互角以上の戦いをし、青森山田を後1歩まで追い詰めました

なぜそんなことができたのでしょうか?

それは、帝京長岡のボール回しにフットサル特有の動きがあったからです。

1.受ける前の駆け引き

帝京長岡の選手は受ける前にフェイクを入れている選手が多く、一瞬相手と距離を離します。そのため、狭いスペースでボールを繋ぐことができるのです。

2.出した後のサポート

帝京長岡の選手はボールを出した後、その場にとどまらず抜けていく選手が多いです。この「抜け」はフットサルでは多用され、スペースを空けることができます。

 

育成年代でフットサルを

今回、帝京長岡を例にフットサルの可能性を示しました。

フットサルは足元の技術だけでなく、駆け引きが格段にうまくなります。

育成年代でフットサルを取り入れることで、これまで日本にはあまりいない駆け引きがうまい選手が出てくるかもしれません。

 

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