【高校サッカー出身最強】ワールドカップに出場した平成の日本代表10選手とは?

サッカーコラム
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令和の日本代表は高校からユースの時代になるか

本田や長谷部、岡崎のアテネ・北京世代が活躍していた1年前とは違い、

現在のヤングジャパンはJリーグのユース出身選手が多い。

南野拓実、堂安律、中島翔哉の新3銃士はユース、

センターバックである冨安健洋もユースである。

Jリーグがレベルアップした現在、これからは高校サッカー出身選手よりもユース出身者が増えるかもしれない。

令和となった今年にふさわしいと思ったので

平成に活躍した高校サッカー出身の日本代表選手を振り返っていこうと思う。

若い10代の読者は知らない選手ばかりかもしれないが、最後までみてくれると嬉しい。

 

川口能活 清水商業高校

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最近引退を発表した日本代表歴代ナンバーワンの実力者GK。

川口は高校時代に後にフランスワールドカップに出場した

城や野見山のシュートをことごとく止め、

清水商業を優勝へと導いた。

 

中田英寿 韮崎高校

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セリエAでの活躍が有名な中田も実は高校サッカーから這い上がってきた選手である。

この頃から世代別の代表にも選ばれ

すでに世界を見据えていた。

オリンピックにはアトランタとシドニーの両方に出場。

ワールドカップには3大会に出場し、ローマにいた頃はセリエA優勝を経験。

日本がまだアジア基準でサッカーを捉えていた時代、日本人がヨーロッパでもやれると証明した先駆者である。

 

 

中村俊輔 桐光学園

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市船の北嶋秀明と桐光学園の中村俊輔の決勝戦は今思えば豪華だったのかもしれない。

当時かなり厳しいマークにあい警戒されていた中村だが、

随所にいいプレーをみせ周囲を沸かせた。

一つ下には遠藤保仁もおり、後に二人は

ドイツワールドカップと南アフリカワールドカップで共演することになる。

この夏にJ2の横浜FCに移籍して話題となった。

 

松井大輔 鹿児島実業高校

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1999年平成11年の鹿児島実業の2トップは松井大輔と田原豊であり

大会史上最強の2トップと称賛された。

変幻自在のドリブルはこの頃から健在で、後にこのドリブル技術で

南アフリカワールドカップ初戦カメルーン戦のゴールをお膳立てする。

10代からフランスサッカーに興味を示してきた松井大輔。

ヨーロッパの移籍先で選んだのはフランス2部のリーグ・ドゥのルマンだった。

30代後半となった現在松井は横浜FCでボランチとしての新境地を開拓。

現監督によると松井は欧州の経験が豊富なためコンバートが可能だったこのこと。

サッカーでも一番難しいポジションだが彼のセンスがあれば関係ないのかもしれない。

 

大久保嘉人 国見高校

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国見高校で超高校級の活躍をみせたのが大久保嘉人である。

平成12年の選手権の決勝で2ゴールをあげ、さらに得点王も獲得。

国見のヒーローとなった。

この頃同じ学年にガンバ大阪の今野泰幸がいる。

 

本田圭佑 星陵高校

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強靭なフィジカルで星陵を引っ張っていたのが元日本代表で

歴代日本人ワールドカップ最多得点をマークしている本田圭佑である。

平成16年の選手権で星陵は惜しくもベスト4。

しかし石川県勢初のベスト4に導いた本田はこの頃から持っている男だったように思える。

この6年後この本田がチャンピオンズリーグの舞台でセビージャ相手にフリーキックを決めるとは

誰も思わなかったとは思うが…

 

乾貴士 野洲高校

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ロシアワールドカップでワールドカップ初出場を成し遂げ、大会中2ゴールをあげ

一躍時の人となったのが乾である。

当時セクシーフットボールと呼ばれていた野洲を引っ張っていたのが2年生の乾だった。

平成17年野洲は選手権優勝を成し遂げている。

31歳になっても技術はさらに高まっており、今夏スペインのエイバルに帰還。

 

 

大迫勇也 鹿児島城西高校

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大迫が高校サッカーで名をはせたことはロシアワールドカップをみていた人ならご存知だろう。

あの名言が生まれたのが平成20年の選手権であり、大迫と対戦した滝川第二のキャプテン

中西が半端ないと言ったことで大迫=半端ないが定着。

大会最多の10ゴールを決めた大迫は高校時代からまさしく半端なかったといえる。

 

柴崎岳 青森山田高校

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スペインのリーガで現在プレーする天才MF柴崎岳。

彼もまた高校サッカー出身選手の一人である。

平成21年の青森山田には3年生のゲームメーカーである椎名がいたが

彼以上のプレゼンスを発揮していたのが1つ下の2年生柴崎岳だった。

急所をつくスルーパスはこの頃から持ち合わせており

青森山田の準優勝に類まれなるパスセンスで貢献した。

 

大島僚太 静岡学園高校

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平成22年の選手権では中京大中京の宮市がおり

彼はこの後すぐにアーセナルへと羽ばたく。

またこの頃は未完の大器だった大島僚太も活躍しており、

静岡学園に入ってからは一番下手だったと自負していた男は

2018年ロシアワールドカップのメンバーに選ばれ、その名を一気に轟かせた。

しかし一度もワールドカップのピッチに立つことはなく、大会を後にしている。

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