ハリルホジッチが監督になってから代表戦全試合出場の宇佐美にオファーが
ガンバ大阪のエースストライカーで日本代表でもハリルホジッチが監督になってからは全ての試合で起用されている期待のFWに
フランスの名門マルセイユからオファーが来た。
そのマルセイユとはどんなクラブなのか。
今から少しだけ紹介したいと思う。
オリンピック・マルセイユとはどんなクラブ?
フランスのマルセイユをホームタウンとしている1899年に設立されたクラブで
ユニフォームのカラーは水色、
フランスリーグの通称リーグ・アンに籍を置くチームである。
現在ズラタン・イブラヒモビッチが所属しているパリ・サンジェルマンと同じくらい人気があり
リーグアン優勝 9回
クープ・ドゥ・フランス 10回
リーグ・カップ 3回
と数々のタイトルを獲得している。
しかし2009-2010シーズンにリーグ優勝して以降、優勝から長く遠ざかっており、3シーズン連続で優勝しているパリ・サンジェルマンの影に隠れてしまっている。
過去に在籍していた有名な選手は?
マルセイユはフランス代表の選手を数多く輩出してきたのも有名である。
バイエルンのリベリー
現在もバイエルンでロッベンと共にチームの中心として活躍するフランス代表のウインガー。
2007年にマルセイユからバイエルンに移籍した。
マンチェスターシティのサミル・ナスリ
2008年にマルセイユからイングランドプレミアリーグのアーセナルに移籍。
2011年にはマンチェスターシティに移籍し現在に至る。
非常に高いテクニックを持っており、「ジダン2世」と呼ばれている。
マンチェスターユナイテッドのエリック・カントナ
マンチェスターユナイテッドの名将ファーガソンが惚れ込んでしまったほどの選手で
同クラブのレジェンド。
マルセイユではドイツの皇帝フランツ・ベッケンバウアーが監督を務めており、カントナもすごく気に入っていたらしい。
しかし当時のマルセイユの会長は結果が出ないベッケンバウアーを解任。するとすぐにカントナがクラブを去ってしまった。
チェルシーのディディエ・ドログバ
チェルシーといえばこのコートジボワールの英雄で、ブラジルワールドカップの日本戦では交代しただけで日本選手が圧倒されたほどの存在感を放った。
マルセイユでは2003-2004シーズンにプレーし、リーグ戦では文句なしの18ゴールを挙げている。
レアルのフェルナンド・モリエンテス
リバプール、レアルマドリード、バレンシアとビッグクラブで最前線を張ってきた元スペイン代表のFW。
2009-2010シーズンにマルセイユに在籍していたが
リーグ戦では11試合で1得点という結果に終わっており、このシーズン終了後に現役を引退。
2015年モリエンテスの息子が所属しているスペインのデポルティボ・サンタ・アナで現役に復帰した。
ユベントスのディディエ・デシャン
フランスのリーグアン優勝2回
欧州チャンピオンズカップ(UFFAチャンピオンズリーグ)1回優勝
を経験している。
マルセイユで活躍した後はセリエAのユベントスに移籍し、数々のタイトルを獲得した。
宇佐美はマルセイユに移籍すべきか?
フランスで成功したのは元日本代表松井大輔くらいか・・
フランスリーグで過去に活躍した選手は少ない。
ブンデスリーガのように日本人が簡単に移籍できないが原因で、フランスに渡った日本人選手が少ないからだ。
最近の選手では元日本代表でJ2ジュビロ磐田所属の
松井大輔がフランスで長く活躍していた。
後ろ向きで空中でシュートを放つなど高いテクニックがあり、観客を魅了するようなプレーをしている。
宇佐美はガンバに残留するべきか?マルセイユに移籍するべきか?
さて日本代表宇佐美がマルセイユからオファーが来たということだが
果たして移籍するべきなのだろうか?
私はブンデスリーガのドルトムントかバイエルン以外のクラブに移籍するのだったら
マルセイユに移籍したほうがいいと考えている。
宇佐美は強力なフィジカルはないが、それを補うほどのテクニックがあり、
日本代表でも海外組と同じスピードでプレーしているのはさすがだなといつも感心している。
宇佐美ほどの才能を持った選手ならきっとフランスでも成功を収めるだろう。
過去に在籍していた選手たちが有名なクラブでプレーしていることを考えると
宇佐美にとってマルセイユに移籍することがもしかするとビッグクラブへ移籍するための近道かもしれない。
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