2023年のJ1もいよいよ残り5節となった。
今シーズンに限っては、来シーズンからJ1も20チームになるためJ2降格はたった1枠のみとなっている。
そこで今回はどのチームが不運な最も弱いクラブ(雑魚クラブ)になってしまうのか
しれつな残留争いを今後の残りカードやチーム状況から予想していく。
29節終了時点で降格の可能性が濃厚なのは次の3チーム
16位:柏レイソル(勝点29、得点28、失点40、得失点差-12)
17位:湘南ベルマーレ(勝点24、得点35、失点53、得失点差-18)
18位:横浜FC(勝点23、得点24、失点52、得失点差-27)
2023年10月4日現在、
11位新潟~15位の京都サンガまで勝ち点3しか差がなく、
1つ試合をすれば順位が変動してしまう勝ち点差だが、
15位の勝点33の京都サンガから上の順位のクラブは現時点で降格の可能性は限りなく低い。
15位京都サンガと最下位横浜との勝ち点差は10もある。
今回はこの3チームに絞って見ていく。
16位柏レイソル
現状18位横浜FCとは勝点6、得失点差も15の余裕がある。
直近4試合ではマリノスに2-0、横浜FCに1-2、福岡に1-3、札幌に1-2の3勝1敗の勝点9を積み上げており調子は上がってきている。
残りの対戦カードは浦和、川崎、鹿島、鳥栖、名古屋の6チームである。
浦和、鹿島、名古屋と上位3チームとの対戦があり、
それらは全てアウェイゲームな一方、川崎、鳥栖とここに勝てばそれらのチームをも勝点で上回る可能性もあり、
熱狂的なサポーターが集う日立台でできる点も考えると十分に勝点は稼げるであろう。
そのため柏レイソルは下位3チームの中でも残留の可能性は高いと考えられる。
17位湘南ベルマーレ
さて、現状前節最下位から脱出した湘南ベルマーレだが、
1つ下最下位横浜FCとは勝点1差で、
得失点差では9も余裕があるため実質ほとんど同条件といってもいいだろう。
直近4試合は鹿島に2-2、札幌に0-1、川崎に0-2、C大阪に0ー2の2勝1分1敗の勝点7である。
残りの対戦カードは京都、神戸、名古屋、横浜FC、FC東京の6チームである。
上位の神戸、名古屋との対戦もあり対戦カードとしては厳しいが33節に直接対決の大一番である横浜FC戦があり、
ここに全てをかけるつもりで臨むことになるだろう。
また最終節のFC東京とは直近5試合で3勝しており相性のいいカードが残っているという点もポジティブな要素だ。
そうはいっても現状降格ポジションであることには変わりなく、一番危険なチームであることは間違いない。
18位横浜FC
こちらは現状最下位である横浜FCは前節セレッソ大阪に勝利した湘南とは勝点1、
得失点では-9の差があり、得失点差を考えると最終節を終えたときに
勝点で並ばれると即ち降格となる危ない位置だ。
直近4試合は名古屋に1-1、柏に1-2、新潟に1-3、浦和に1ー1の2分2敗と苦しんでいる。
特に柏、新潟と残留を争うチームに連敗したのは非常に苦しいと言わざるを得ない。
残りの対戦カードはFC東京、札幌、鳥栖、湘南、鹿島の6チームである。
上位とは鹿島の1チームのみで、他は中下位に位置するチームのため比較的勝点を望めるカードといえる。
しかしながら最終節はアウェイ鹿島となっているため、
その前の湘南との直接対決が非常に大切になるであろう。
ここで勝てば残留、負ければ降格といっても過言ではない。
最近の調子を見ても降格の可能性は十分に考えられる。
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