【CM動画あり】元日本代表監督イビチャ・オシムのサッカーに対してやたら熱い名言集!!

サッカーコラム
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イビチャ・オシムとはどんな人?

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オシムはもとユーゴスラビア代表の選手で1964年には東京オリンピックに出場するため来日。

また頭も賢かったオシムは名門サラエボ大学の理数系に入学、数学の学士をとり大学の研究職に就くことを勧められるほどだった。

数学教師という道もあったが最終的にオシムが選んだのはプロサッカー選手で大学を中退しサッカー人生を歩むことに。

この時、オシムには立派なお医者様になってほしかった母親は息子がサッカー選手になったことにひどく落胆したようである。

1968年にはユーゴスラビア代表としてユーロにも出場し、イングランドに勝利するなどチームは大躍進。

オシムはこの大会のベストイレブンに選ばれるほどの活躍をした。

1970年にフランスのRCストラスブールに移籍。10番を背負いプレーしたオシムは

1978年に現役を引退した。

選手時代には一度もイエローカードを提示されなかったという。

 

2003年Jリーグジェフユナイテッド市原の監督に就任

オシムは選手を引退した後、指導者への道へと入る。

そして2003年にJリーグのジェフユナイテッド市原の監督に就任。

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ジェフでは

「賢く走る」

「危険なサッカー」

をテーマに掲げ、浦和レッズで活躍する元日本代表の阿部勇樹やセルティックにも在籍していた水野晃樹、ドイツワールドカップのメンバーにも選ばれた

巻誠一郎などの若手メンバーを次々と抜擢し

2005年にはナビスコカップを制しチームに初のタイトルをもたらした。

 

2006年ジーコの後任として日本代表監督に就任

2006年シーズン中であったがジェフを途中でやめ、オシムは日本代表監督に就任した。

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「日本を日本化する」と掲げたオシムは

田中マルクス闘莉王や田中達也、鈴木啓太、教え子の阿部勇樹、大久保嘉人などの

アテネ世代を中心にメンバーを選出しチームの若返りを図っていった。

また南アフリカワールドカップから主力に定着した長谷部誠や川島永嗣もオシムによって起用されている。

 

2007年アジアカップ後、オシムは脳梗塞で倒れ代表監督を辞退

2007年東南アジアで開催されたアジアカップでオシムは日本を4位に導く。

だがこの年の12月に脳梗塞で倒れ、入院してしまい、監督はもうできないということで

急遽フリーだった岡田武史が後を引き継ぎ監督となった。

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オシムの後を継いだ岡田監督は途中で理想を捨てたサッカーに方針転換し、2010年南アフリカワールドカップでベスト16に日本を導く。

しかしオシムの目指した「日本サッカーの日本化」は実現する事はなく、岡田の後、イタリア人監督のザッケーローニが監督に就任した。

 

オシムの戦術とは?

  • 対戦相手の力関係を考慮する
  • 対戦相手によって戦術を変える

これはジェフ市原時代にオシムが執っていた戦術で、日本代表の短い期間の間もこの戦術を用いていた。

また選手を選ぶ基準は

  • よく走る運動量豊富な選手
  • 知性がある選手

であり、教え子の阿部勇樹などがそれに当たる。

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実際、阿部は中盤とDFの両方でプレーできるユーティリティー性があり、相手によってフォーメーションを変えるオシムの戦術には

なくてはならない選手だったことがわかる。

 

オシムの名言集

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『恐れることを、恐れるな。進め。』

<独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~(Number編集部)
74歳になった今も全く変わらない、日本そしてサッカーへの愛情。日本を離れて早7年──。今、オシムの目に日本はどのように映るのか?彼が待つサラエボに飛び、“我々が進むべき道”について聞いた。

偽物は、いつまでたっても偽物。模倣はどこまでいっても模倣なのである

準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除する、そのために考え得るすべてをこなしていくことだ

レーニンは、「勉強して、勉強して、勉強しろ」と言ったが、私は、選手に「走って、走って、走れ」と言った

サッカーは絶対に 一人では成立しない。 君たちの人生も同じだろ?

限界には、限界はない。限界を超えれば、次の限界が生まれるのだ。

http://www.golaco.club/boards/1667

U-23日本代表戦で流れた日本マイクロソフト社のオシムのドキュメンタリーCMが超感動もの


雑誌Numberの若手編集者がオシムの取材をしている内に自分自身を成長させていくというシナリオのCMに仕上がっている。

まるでドラマのようなクオリティである。

ちなみにこのCMには元日本代表のあの選手も出演しているので是非みつけてほしい。

「失うものはない」

「恐れる事を恐れるな、進め」

というセリフが最後に流れてくるのだがこれがかっこいいのだ。

数々の名言を残し、今もその力強く魅力的なメッセージを発信しているオシム元日本代表監督。

彼が途中で日本代表監督を退いたのは日本サッカーに大きなマイナスであったと今ならよくわかるのではないだろうか。

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