名将の名言はビジネスでも役立つ?知っておきたいサッカー監督の名言5選

サッカーコラム
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皆さんは仕事をしているとき、先輩や上司から

強烈なメッセージを受け取ることはあるだろうか。

私は過去に数人、10年以上経過した今でも記憶に残る言葉を残してくれた先輩がいた。

サッカーでも実はビジネスで役立つ名言というのは多い。

これから社会人が参考にしたい名言を紹介していこうと思う。

 

モウリーニョ 現トッテナム監督

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今私には仕事がないこと、そして私自身はそれを幸せに感じているということだ

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これは2015年チェルシーを解任されたモウリーニョがユナイテッド監督就任前に

メディアに語った言葉である。

モウリーニョはこの時、無職だったわけだが仕事がなくても幸せと発言。

普通の社会人でニートだったらこんな発言はできないものだが、この時すでに次の目標を見据え、

モウリーニョは動き出していたからこそ、でてきた発言だろう。

モウリーニョは1~2年の間に結果を必ず出しており、異なるリーグで優勝をしている優れた名将だ。

 

ファーガソン

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ファンの評価にはもろ手をあげて賛成だった。だが私は、自分の確信に従って行動しなければならないと感じていた。

1995年ファーガソンはポール・インスというイングランドのスター選手を

インテルに売りに出した。

彼の放出にファンは激怒したが、ファーガソンはインテルに移籍する前から

インスがチームの役割を果たしていないと感じていたのだ。

インスのせいだけではないかもしれないが94年はブラックバーンにプレミア優勝を譲っている。

インス移籍後の95年、96年はプレミア優勝を果たし、結果を出していることから

ファーガソンの決断は正しく、たとえファンが納得しなくても正しいと思ったことを貫く姿勢が成功の秘訣であるといういい教えだ。

 

グアルディオラ 現マンチェスターシティ監督

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次の対戦相手の映像を三本分析しなければならないから

当時まだバルセロナの監督をしていたグアルディオラ。

ある表彰式を欠席したグアルディオラの欠席理由がこれである。

どこのチームとの試合分析に時間をかけたのかと聞けば、クルトゥラル・レオネッサという

バルセロナからすれば格下のチームの試合だ。

日本の井手口も在籍していたこともあるクラブだが日本人でも知っている人はごくわずかではないだろうか。

どんなチームにも手は抜かない、グアルディオラのプロフェッショナルがうかがえる発言である。

つまらない仕事でも手は抜かず、全力で取り組む。それが成功の秘訣かもしれない。

 

アリゴ・サッキ

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騎手になるために馬に生まれる必要はない

後にイタリアの名将と語り継がれるアリゴ・サッキが無名時代に

言った言葉である。

メディアはサッキが監督に就任した際、「だれでもない人」と呼び

知名度の低さを批判した。

だがサッキは意に介さず、選手経験はないアマチュアの選手だった自分でも監督ができると証明。

現代サッカーではもはや常識すぎるゾーンプレスを考案したのがサッキだった。

就職する際に重要なのが経歴であり、それが人事の評価につながる。

だが本当に結果をだす人を見抜くにはそれだけみていてもダメだ。

重要なのは過去の実績ではなく、今結果をだすことが重要であることがよくわかる名言である。

 

フース・ヒディング

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おまえたちの意思で監督が代わった今、お前たちが何かを見せる時じゃないのか

選手を引退しPSVのコーチだったヒディングに前任の監督が成績不振で解任されたため

監督の話が舞い込む。

ここでブレイクを狙っていたヒディングは6位に沈むチームを見事立て直し

シーズンが終わるまでの暫定監督の立場だったが、

チームをリーグ優勝に導いた。

ヒディングのこの言葉を聞いた選手たちは奮起し、それがチームに闘争心を芽生えさせたのだ。

仕事でも社員のモチベーションを維持するのは難しいが、それが上司の役目でもある。

ヒディングのような上司が会社に一人でもいれば業績は常に上向くことだろう。

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