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若いが言い訳にできるのは日本だけ!コパ未勝利で露呈した日本と世界の3つの差とは?

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20年ぶりに参加したコパ・アメリカ2019

日本代表は2分け1敗と1勝もすることができずに大会から姿を消した。

前回大会のコパ・アメリカはおろか、

過去4度参加してきたコパ・アメリカにおいて1度も勝てておらず、またもや勝ちを収めることなく大会から去っている。

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1.日本代表上田綺世とフランス代表エムバペの差は得点力と得点率。

では、なぜ勝てないのか。答えは単純だ。点が取れないからである。

よく「点を取られなければ負けることはない」というのを聞くことがあるが、逆に言えば「点を取れなければ勝てない」ということでもある。

今大会、日本は3得点7失点とこの数字から見ても勝てないのは明確だ。

ただ、シュート数を数えると41回と決してチャンスが少ないわけではない。

しかし、決めきれていない。得点率は約7%と出場チーム12ヶ国中11位だ。

ただ、シュート数は12ヶ国中4位となる41回(どちらもグループリーグ3試合終了時点)

点を取らないと勝てないサッカーにおいてこれだけ点が取れなければ勝てないのは当たり前だろう。

ここまで読んだ人なら、あるいは日本代表の試合を見てきた人なら今の日本代表に何が足りないかは一目瞭然だろう。

そう、言うまでもないが「得点力」と「得点率」だ。

得点率として数字に現れている以上、これは紛れもない事実なのだ。

コパ・アメリカのメンバーが若手主体というのは言い訳にしかならない。

事実、フランス代表のキリアン・エムバペは弱冠20歳にして既にキャリア100ゴールを超えている。これは、今大会にも出場しているメッシ、さらにはクリスティアーノ・ロナウドをも遥かに凌ぐペースである。このような選手が実際にいるのだから若いというのは言い訳でしかないのだ。

そして今大会、そういったの面の悪い意味で目立ったのが現役大学生ながら代表初選出となった法政大学所属の上田綺世ではないだろうか。
Embed from Getty Images
初戦となるチリ戦で、4-4-2の2トップの1人として先発出場を果たすものの、8シュート0ゴールだ。そのうち、4本は決定機とも呼べるものだった。

2戦目となるウルグアイ戦では同じフォーメーションで臨み2トップに岡崎、安部が名を連ね先発を外され67分に安部と交代して途中出場となったが、この試合でも得点を決めることはできなかった。

そして、勝てば決勝トーナメント進出となる3戦目エクアドル戦は森保監督が「2戦目をベースに戦う」と言っていたとおり、前線にはベテランである岡崎とチーム最年少である久保の2人が並んだ。

この試合でも66分からの途中出場となったが、またしても決めきることができなかった。その結果、1-1の引き分けと初勝利&決勝トーナメント進出の夢は絶たれたのだ。

2.前田大然のオフ・ザ・ボールの動きは素晴らしい。しかしこのままではCR7のような100点のストライカーには…

次の日本の課題はいい動きをしていたと無得点のFWを褒めすぎることだ。

同じく代表初選出となった松本山雅所属の前田大然にも同じことが言えるだろう。確かに、前田も上田と同じくオフ・ザ・ボール時にいい動きをしていたし、前田のスピードは大きな武器だ。

しかし、上田と同じく点が取れない。具体的に挙げるなら、エクアドル戦終了間際の久保のスルーパスに抜けてGKと1対1になったシーン。試合終了間際で同点、勝てば決勝トーナメント進出という状況はFWなら確実に決めなければいけないシーンである。
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決めれなかった原因がプレッシャーによるものなのか、ただの技術不足なのかは本人にしかわからない。たただ、あのシーンで決めきれなかった前田への評価は0点にも等しいだろう。逆に、決めていたらそれまでのプレーがどうであれ評価は100点になっていただろう。

この3試合を通して「いい動きはできていた。まだ若いからこれからだ。もっとチャンスを与えたらいい選手になる」と評価する声もあったが、

果たしてそうだろうか。FWの仕事は点を取ること。点を取れなければ、点に絡むことができなければ、どれだけいい動きをしようが、FWとしての評価は0点なのだ。

単純な話、守備に戻らなくても運動量が少なくても、点を取り、チームを勝利に導くことができればFWとしての評価は100点なのだ。

実際、クリスティアーノ・ロナウドはディフェンスに戻ることが少なく、前線からもプレッシャーをあまりかけに行かない。ただ、大事なところで点を取る。90分通して見ると、動きにキレはなく、ボールロストをすることも多く、大半の時間は消えていた。

そんな試合でも、チームを勝利に導くゴールを決めるということが少なくない。それゆえ、34歳となった今でも世界トップクラスの選手であり続けられているのだ。(筆者は生粋のマドリディスタだ)

決定力不足。これは今までも、そしてこれからも日本代表の課題でもあり世界との大きな差でもあるだろう。

3.若手選手がヨーロッパ5大リーグでプレーしていない

次に、若手の台頭というのも大きな課題だろう。

世界の強豪国では20歳前後で既にヨーロッパのトップチームでプレーしている選手すらいる。特に、今大会に参加している選手の中でもウルグアイ代表のロドリゴ・ベンタンクールやフェデリコ・バルベルデはそれぞれユベントス、レアル・マドリード。ブラジル代表のエデル・ミリトン、アウトゥールはレアル・マドリード、バルセロナと世界最高峰レベルのチームでプレーしている。

今回の日本代表を見てみると、トップチームはおろか5大リーグでプレーしている選手すらほとんどいない。板倉はマンチェスター・シティ所属だが昨シーズンはオランダのフローニンゲンへレンタルされており、これから先トップチームに定着できるかはわからない。

むしろ、可能性としては低いだろう。さらに、大会中にレアル・マドリードへの移籍が発表された久保も当分はスペイン3部リーグに所属するBチームでのプレーが見込まれる。
Embed from Getty Images
鹿島アントラーズの安部もバルセロナ移籍が囁かれているが、こちらも移籍したとして当分は久保と同じくスペイン3部リーグに所属するBチームが主戦場となるだろう。

このように、若くして海外で活躍する選手がほとんどいない。つまりは育成のメソッド自体が日本と強豪国ではそもそも違うのだ。優秀な若い選手がどんどんと成長している昨今、育成にさらに力をいれないと海外との差はひろまるばかりではないだろうか。

実際、昨年のロシアワールドカップでは平均年齢28.3歳と出場32ヶ国中上から5番目に高い。今大会でも事実上のベストメンバーと思われる3戦目はベテランの岡崎や川島といった選手が特に大事なポジションには入った。こういったベテランに頼らざるを得ない、若手にはまだ頼りきれないというのが今の日本代表の現状なのだ。

まだ20歳なんて若いと思うかもしれないが、前述したように20歳になっていない選手でも既にヨーロッパのトップチームで活躍している選手はいるのだ。

「若い」というのは世界では通用しないのだ。それゆえ、日本は若手への育成にもっと目を向けなければいけないのだ。そういった意味では東京オリンピック世代をメインで臨んだ今大会は若い選手に経験を積ませるといった意味では良かっただろう。

ただ、あまりにも経験の差が大きすぎたのだ。さらに、パラグアイ代表やベネズエラ代表の監督が苦言を呈していたように、各国が優勝を狙って戦う国際大会では若手をテストするというようなことはあまり快くは思われないだろう。

それこそ、直前の親善試合でテストをして大会に臨むべきだった。

2020東京オリンピックは日本代表の世代交代を進めるチャンス

若手主体で臨んだ大会とはいえ、課題を多く残したコパ・アメリカ。この大会を糧に9月から始まるW杯アジア予選。来年に控えた東京オリンピック。そして、2022年に行われるカタールW杯へ向けてどこまで成長できるか期待する反面、世代交代をうまくできるか、若い選手が順調に成長できるのか不安であるというのが今回のコパ・アメリカを通して見えた課題だろう。

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Hayato

マドリディスタ4年目の生粋のマドリディスタです。 レアル・マドリードの試合はプレシーズン含めて全試合。他にも気になった試合はよく見ています。ヨーロッパしか見ないので、Jリーグは疎いです。たまにヴィッセル神戸見てます。
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