サッカー解説者都並さんのUEFAチャンピオンズリーグハイライト解説
サッカー解説者都並敏史さんが2月に行われたチャンピオンズリーグ第1戦のバイエルン対ユベントスの
試合を日本テレビのチャンピオンズリーグハイライトで解説していたので
それを振り返りたいと思う。
バイエルンの揺さぶり攻撃はミュラーが起点になり相手のリヒトシュタイナーはつられてしまう
バイエルンはユベントスをサイドから崩そうと両サイドのロッベン、ドウグラス・コスタにボールを配球する。
しかしグアルディオラ率いるバイエルンの手の内を読んでいたユベントスはサイドバックが両サイドの選手を徹底マークし
突破を許さず完全に封鎖していた。
攻め手がないバイエルンはユベントスのマークをはがそうとある罠を仕掛ける。
トップ下のミュラーが右サイドのロッベンにボールをパス。
するとロッベンがそのままボールを逆サイドのドウグラス・コスタへと渡し、それをダイレクトではたいて
中央のミュラーが決めた。
このときのミュラーの動きに都並さんは注目。
ミュラーはスルスルと中央にいきペナルティエリアに入らないくらいの位置で止まる。
するとコスタをマークしなければならないユベントスのサイドバックリヒトシュタイナーが
それにつられ中央に少し寄せた。
そこでコスタはシュートではなく、クロスを選択。
中央のミュラーがドカンと一撃をお見舞いしバイエルンが先制に成功した。
このミュラーの「揺さぶり攻撃を完成させた思わせぶり」なプレーによって相手は惑わされ失点をしてしまったのである。
リヒトシュタイナーがコスタをマークしていれば頭でクリアしてゴールにはならなかったという。
ダイレクトで合わせたドウグラス・コスタのテクニックもやばい
この攻撃一見簡単そうにやっているように見えるが決してそうではない。
ドウグラス・コスタもラインぎりぎりで飛んできたボールを空中で合わせている。
高い技術を持つ選手同士のコンビネーションによって生まれたゴールだといえよう。
ユベントスはマンジュキッチの気迫あるプレーが目立つ
だがホームのユベントスも黙っていない。
FWマンジュキッチのポストプレーからアルゼンチン代表のディバラが1点を返し
その後またマンジュキッチが相手のクリアしたボールを背中で受けずに前で受け
そのままドリブルグアドラードにラストパスを送るがこれを決めることができない。
マンジュキッチにしては「これは決めろよ」という気持ちだったに違いない。
まさしく気迫のこもったプレーだった。
3/17チャンピオンズリーグ決勝トーナメント第2戦をテレビで生観戦しよう
バイエルンとユベントスは第1戦を2-2の引き分けで終えた。
第2戦は3/17に行われる。
どちらが勝つのか?全く予想できないがまたバイエルンのグアルディオラ監督が新たな戦術を
用いて挑んでくることは確かである。
是非、このハイレベルな試合をサッカーに詳しい方はみて両者の戦術の理解をさらに深めてほしいと思う。
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