お問い合わせはこちら

【13人から8人に減少】内田篤人が語るブンデスリーガで日本人が減った理由とは?

サッカーまとめ
この記事は約4分で読めます。
EA SPORTS FC25【PS4】【Switch】にて発売中!

ダゾーンの番組内田篤人のfootballtimeで欧州に挑戦した日本人の歴史を特集

ダゾーンの人気コンテンツである

内田篤人のFOOTBALLTIME。

71回目は日本人欧州挑戦の歴史ということで

1977年からブンデスリーガのケルンでプレーした

奥寺康彦の時代からさかのぼり、特集した。

ちなみに奥寺康彦はブンデスリーガで9年、

そしてリーグ制覇とポカール優勝を成し遂げている何気にすごい人だった。

今回は日本人の歴史を振り返った後、

内田篤人が言った言葉が印象的だったので紹介していこうと思う。

 

香川真司のドルトムントでの活躍でブンデスリーガに大量の日本人が移籍することに

オリンピック世代でいうところの

ロンドン五輪世代が、

元日本代表の10番香川真司の活躍で

2011年から2015年までの間に13人もの

日本人がブンデスリーガへと移籍した。

A代表の経験が浅い選手でもブンデスリーガへと移籍できたのが2011年頃から

2015年位までだろうか。

宇佐美貴史はバイエルン、大前元紀がデュッセルドルフ、

金崎夢生がニュルンベルク、丸岡満がドルトムント

長澤和輝がケルンなど、

今思うと日本人がちょうどドイツでバブルになっているときで

ブンデスリーガで活躍する日本人を全国のニュースでも特集していた時期だろう。

このあたりから日本代表も海外組の割合が多くなり、

Jリーグで活躍する選手が呼ばれなくなってきた。

またJリーグで呼ばれる選手も一度海外を経験した出戻り組が占めるようになり、

監督も海外でのプレー経験を重視するようになってくる。

 

長谷部誠やっぱすげえな

香川真司がバッと火をつけて、その後にたくさん日本人ドイツに来たけど
向こうのドイツ人の目も肥えてきたから
これは本物、これは偽物って判別してきた
そうなると半年、1年ではノーチャンスって選手はでてくる
だから今、あんだけいる長谷部すげえなって

ダゾーンより引用

内田篤人もダゾーンの中でこう発言しており、

ブンデスリーガのスタッフの目が肥え、

日本人も判別されるようになってきたことで

1年も経たないうちに日本に戻ってくる選手も増えてくるようになった。

先に紹介した選手たちは

2017年までドイツにいた内田篤人よりも先に

日本へと帰っている。

そこででてきたのが長谷部誠である。

彼は30後半となり、ドイツでプレーする日本人選手の中で最年長だが

2027年まで5年契約をフランクフルトと締結。

若手選手が多い、ブンデスリーガでプレイし続けていることに

辛口の内田篤人も思わずベタ褒め。

しかしその一方で内田篤人も言っているように取る側の人間が日本人選手を

よく見るようになったことで

14-15シーズンには13人いた日本人も

21-22シーズンの現在は、8人に減少。

その理由はJリーグの日本人がむやみやたらに買われなくなったしまったことにある。

この選手はハズレくじだというのが分かる時代へとなったということか。

2019年からコロナによる財政悪化の影響もあるだろうが…

新たにブンデスリーガの門を叩く選手が増えるどころか

5年ほどの間に減少しているのが事実としてある。

しかし逆にブンデスリーガではなく、

ベルギーやスコットランドでプレーする日本人選手が増え、

ヨーロッパへと移籍する選手人口は全体的に増えている印象だ。

 

Jリーグの功績をすべて捨てて海外に移籍するのはリスク

タイトル取って輝かしいけども、裏では海外生活って孤独。

ポジション争いもあって言葉もわからないし、宗教も違う、

教育も違いますから向こうは
その中で生き残っていくのがどれだけ大変か

Jリーグの功績をすべて捨てて海外に行くのはリスクありますから

ダゾーンより引用

内田篤人は番組の終盤、選手時代の苦難を告白。

選手が海外でプレーする難しさとリスクを我々に教えてくれた。

日本人は海外でプレーして失敗したとしても

Jリーグのどこかのクラブが拾ってくれるという保険があるが

それでも実績をすべて捨てて行くのはリスクと内田篤人は言っていた。

そしてJリーグで結果を出してから海外挑戦しても遅くはないとも。

今の時代、若い選手たちは皆、ヨーロッパに移籍したがるという。

たしかに選手側でなく、ヨーロッパのクラブも年俸が安い10代のうちに

買おうというクラブが増えてきた。

このフットボール界の若手選手がビッグクラブに買われていく流れは止められないと思われ

日本人選手もJリーグの実績をたいして積まないまま、移籍するというのが

今後もどんどん増えていくだろう。

寂しいことではあるが、Jリーグのリーグ優勝、得点王という実績は

なんの意味もなさない時代になっていくのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました