- ハンブルガーSVの歴史
- 歴代所属選手1フランツ・ベッケンバウアー 在籍期間1981-1982
- 歴代所属選手2ヴァンサン・コンパニ 在籍期間2006-2008
- 歴代所属選手3ダニエル・ファン・ブイテン 在籍期間2004-2006
- 歴代所属選手4ラファエル・ファン・デル・ファールト 在籍期間2005-2008 2012-2015
- 歴代所属選手5ナイジェル・デ・ヨング 在籍期間2006-2009
- 歴代所属選手6ゼ・ロベルト 在籍期間2009-2011
- 歴代所属選手7ルート・ファン・ニステルローイ 在籍期間2010-2011
- 歴代所属選手8高原直泰 在籍期間2002-2006
- 歴代所属選手9酒井高徳 在籍期間2015-2019
- 歴代所属選手10ソン・フンミン 在籍期間2010-2013
ハンブルガーSVの歴史
1887年創設
ホームタウン ハンブルク
ブンデスリーガ優勝3回
チャンピオンズリーグ優勝1回
1980年代にブンデスリーガを連覇するなどの輝かしいタイトルを取っているドイツの名門。
まさに80年代はドイツ国内で最強だったといえる。
2024年現在15年間でブンデスリーガを優勝しているバイエルン、ドルトムント、ヴォルフスブルク、レバークーゼンなどのドイツクラブの陰に隠れ目立たないが、
間違いなくヨーロッパを代表するクラブである。
2018年からはドイツ2部リーグへと降格してしまい、クラブレベルが落ちてしまっている。
この記事ではハンブルガーSVに所属したレジェンド選手たちを紹介していく。
歴代所属選手1フランツ・ベッケンバウアー 在籍期間1981-1982
1970年代のフットボールを象徴する西ドイツの皇帝。
1974年にワールドカップ制覇を成し遂げた。
ポジションはDFながら時にはFW、MFといろいろな役割を担うことができるユーティリティープレーヤーである。
DFの後ろに位置し自由に動き回る「リベロ」というポジションを確立したことでも有名。
1972年、1976年の2回バロンドールを受賞している。
ハンブルガー在籍時では怪我によりバイエルン時代のような大活躍ができなかったが、1981-1982シーズンには優勝を果たす。
2024年1月に死去した。
歴代所属選手2ヴァンサン・コンパニ 在籍期間2006-2008
マンチェスターシティの主力CBを務め、同クラブのタイトルの獲得に大きく貢献してきた守備の要である。
残念ながらハンブルガーでは才能を開花することができなかったが、今ではベルギー代表にも選ばれ、
世界でも指折りのDFへ成長した。
なんの因果か、2024-2025シーズンはバイエルンの監督に就任することが決定している。
歴代所属選手3ダニエル・ファン・ブイテン 在籍期間2004-2006
身長197cmを誇るベルギーが生んだワールドクラスなDFの一人。
フランスのマルセイユから2004年夏にハンブルガーに移籍してきた。
2002年日韓ワールドカップ、2014年ブラジルワールドカップに出場。
バイエルンではチャンピオンズリーグを優勝するなど輝かしいタイトルを数多く取っている。
歴代所属選手4ラファエル・ファン・デル・ファールト 在籍期間2005-2008 2012-2015
一度は移籍しチームを離れたものの2012年に復帰した、オランダ代表の攻撃的なMF。
ハンブルガーでの活躍が認められ、スペインのレアルマドリードに移籍するも1年で退団。
大きな成功を収めることはできなかった。
2024年に開催されたアヤックスとリバプールのレジェンドマッチに参加。その際にあまりにも現役のときと体系が違いすぎてファンが衝撃を受けていた。
歴代所属選手5ナイジェル・デ・ヨング 在籍期間2006-2009
こちらもオランダ代表の守備的なMF。
ハンブルガーからマンチェスターシティへと移籍し、
その後ミランでは元日本代表本田圭佑と共にプレーしている。
2010年南アフリカワールドカップではオランダ代表として出場。
ハンブルガー時代は同国籍のファンデルファールトとチームメイトだった。
歴代所属選手6ゼ・ロベルト 在籍期間2009-2011
43才まで現役を続けたスタミナお化けの元ブラジル代表のMF。
若いころはサイド、トップ下でプレーし年齢を重ねるとボランチにコンバートされた。
自己管理を徹底していることでも知られ、生まれてから今まででマクドナルドに一度も行ったことがないという。
歴代所属選手7ルート・ファン・ニステルローイ 在籍期間2010-2011
オランダのファン・バステンをほうふつさせる怪物的なFW。
しかしプレースタイルは同じではあるが、ファンバステンがオランダ代表監督をしていたときには何かと折り合いが悪く、ファンニスが代表召集を拒否することもあった。
イングランドの名門マンチェスターユナイテッドで活躍し、その後はレアルマドリードでストライカーとして活躍。
レアルマドリードが2009年ごろにベンゼマやクリスティアーノ・ロナウド、カカなどを獲得したことにより、世代交代が加速。
ファンニステルローイもその影響でマドリーで居場所がなくなりドイツのハンブルガーへと2010年に移籍した。
2012年に現役を引退し、2024年現在オランダのPSVの監督を務めている。
歴代所属選手8高原直泰 在籍期間2002-2006
Jリーグでは黄金期のジュビロ磐田で活躍した元日本代表のFW。
日本人には珍しい、南米のアルゼンチンボカジュニアーズに在籍した過去を持つ。
ハンブルガーでは97試合出場通算13得点を記録。
バイエルンのゴールキーパー元ドイツ代表のカーンから連続無失点記録をやぶるゴールを奪い、国内で話題になった。
ドイツではスシボンバーの異名で親しまれた。
ちなみに現在高原が経営している沖縄SV(おきなわ・エス・ファウ)のユニフォームはボカジュニアーズを模倣したデザインになっており、名前のSVはハンブルガーSV(エス・ファウ)が由来となっている。
同クラブで2023年に高原は現役生活を終えた。
歴代所属選手9酒井高徳 在籍期間2015-2019
酒井が2012年1月に新潟からシュツットガルトに移籍したときの当時の指揮官ラッパディアに、
熱望されハンブルガーへと2015年に移籍した。
2016年にはチームのキャプテンに任命され、中心選手として活躍。ブンデスリーガで日本人で初めてのキャプテンとなった。
2024年現在も現役を続けており、Jリーグのヴィッセル神戸でプレーしている。
歴代所属選手10ソン・フンミン 在籍期間2010-2013
ハンブルガーSVには2008年からユースでプレー、一旦韓国へ戻るもすぐにトップチームへと移籍した。
2013年には同じブンデスリーガのレバークーゼンへと移籍。そこからトッテナムへとステップアップした。
詳しくは下記の記事を参照のこと
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