平山相太・・・サッカーを知っている人であれば1度は聞いた事のある選手かと思われる。
彼は高校時代名門国見高校で身長190近くあり、
ヘディングとゴールの嗅覚を生かし選手権で2年連続得点王に輝き、
日本サッカー界の注目の的であり、
また海外活躍出来る日本のFWが現れたと誰しもが思っただろう。
高校卒業後は筑波大学に進学し翌年にはオランダのヘラクレスへと移籍する
高校卒業後はJリーグは勿論、海外からオファーがあった中恩師の説得もあり
筑波大学に進学した。翌年にはオランダのヘラクレスに移籍し、
デビュー戦で途中出場から2得点を決め、その年2005年シーズンはチーム最多の8得点を挙げた。
また、FIFAが選出する「ベスト・ヤング・プレーヤー・オブ・ワールドカップ2006」に
ノミネートされ、この時までは彼は順風満帆に怪物として成長していったかと思われる。
FC東京へと移籍し日本代表にも選出。怪我が治りエドゥーと熾烈なポジション争いをするもまた離脱
翌シーズンは監督の信頼を得られず出場機会が減少し、
日本に帰国。帰国後FC東京に入団しそこから彼の怪我との戦いが始まった。
帰国後当初は代表にも呼ばれながらJリーグで5人抜きからのゴールなども
達成し活躍していた。しかし、2008年頃から途中出場が多くなり、
2010年FC東京がJ2に降格し、エースとして期待された彼に
2011年4月に腓骨、脛骨の骨折、翌年2012年5月にも
腓骨・短腓骨筋を挫傷して離脱を余儀なくされる。
その結果、2011年は1試合、2012年は4試合の出場にとどまった。
2度の怪我を克服した2014年、エドゥーと熾烈なポジション争いを繰り広げながら
スタメンを獲得してきた最中、浦和戦で危険なタックルにより、
右足首内顆骨折をしシーズンを棒に振る結果になった。
2017年FC東京からベガルタ仙台に移籍。ベテランらしい着実なポストプレーに期待したい
今シーズンは11年間過ごしたFC東京からベガルタ仙台に移籍し、
31歳とベテランになってしまったがまた、ベテランらしい着実なポストプレー、
そして何より高校時代の様なダイナミックでインパクトのある花々しい結果を
残してくれる事を期待したい。まとめとして、スポーツ選手には怪我は付き物であるが、
本当のスーパースターは怪我にも屈しない選手が
スーパースターである由縁なのかもしれない。
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