Jリーガーが1試合平均の走行距離は10km〜12kmほどと言われているが、
試合の決定的な場面で重要なのは「スプリント」である。
今回は、今シーズンの公式トラッキングデータを
もとにスプリント回数の多い3選手を紹介していきたい。
【鹿島アントラーズ】小泉 慶
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鹿島アントラーズのMF 小泉 慶選手。
無尽蔵のスタミナと強度の高いプレーで絶大な存在感を示している。
第16節C大阪戦では、スプリント数「46」を記録。
スプリントというと、ゴールに迫るシーンを想像しがちだが、
小泉選手の場合は守備時の貢献度が非常に高いことが特徴だ。
小泉選手の絶大な献身性がチームを支え、
徐々に調子を上げてきた鹿島の今後の巻き返しに期待したい。
【ヴィッセル神戸】古橋 亨梧
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ヴィッセル神戸のFW 古橋 亨梧選手。(現在はスコットランドのセルティックに移籍)
今シーズン既に13得点を記録しており、
得点ランキングトップ。(2021年6月23日現在)
日本代表にも選出されている今最も注目すべきJリーガーの1人だ。
第11節鹿島戦ではスプリント数「53」を記録し、
引き分けに終わったものの自ら得点を奪っている。
爆発的なスプリント力でゴールに迫るプレーが魅力的だった。
セルティックに移籍したため古橋の走りがJリーグでみれないのは残念に他ならない。
【横浜Fマリノス】前田大然
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横浜FマリノスのFW 前田大然選手。
東京オリンピックに望むU24日本代表に選出され本大会にも出場したスピードスター。
第8節C大阪戦でスプリント数は脅威の「62」を記録。
類まれな身体能力の持ち主であり、爆発的なスピードで相手を翻弄する。
日本屈指のスプリンターはオリンピックのフランス戦でも待望のゴールを決めた。
前田の次の舞台はカタールワールドカップだ。
Jリーグの”走り屋”が相手を翻弄し、チームを勝利に導けるか?
Jリーグも残り10試合を迎え、順位争いをさらに意識する時期が到来し始める。
上位進出を狙うチーム、ACL圏内を狙うチーム、残留を狙うチームなど事情はさまざまだ。
しかし、どのチームでも走れる選手は確実に重宝される。
Jリーグ屈指の走り屋たちの活躍に今後も期待していきたい。
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