ラウール・ゴンザレスとは?
レアルマドリーでのラウール・ゴンザレス
ラウール・ゴンザレスとはバルセロナと並ぶスペインのビッグクラブレアルマドリー下部組織出身で、
背番号7番をつけたクラブの象徴的な選手だ。
レアルマドリーでは1994年に17才でプロデビューし、2010年までの16年間在籍した。
レアルでの
総得点数は323得点
出場試合数は741試合
と偉大な記録を打ち立てた。
また
リーガ優勝 6回
UFFAチャンピオンズリーグ優勝 3回
と数々のタイトル制覇に貢献。
スペイン代表でのラウール・ゴンザレス
出場試合数102試合、
ゴール数44
ワールドカップ3度出場
UFFAユーロ(欧州選手権)2度出場
とスペイン代表でも輝かしいキャリアを打ち立てたラウールだが
2010年のワールドカップ優勝メンバーではなく、ユーロも優勝した2008年、2012年はメンバー外、
クラブとは違い、代表ではタイトルを獲得できていない。
またバロンドール(世界年間最優秀選手賞)も受賞経験がなく、
大舞台の試合で必ずといっていいほどゴールを決めてきたストライカーに
一度もナショナルチームではスポットライトが当たることはなかった。
2010年にシャルケに移籍し、日本代表うっちーこと内田篤人とチームメイトに
2010年シーズン終了後にクリスティアーノ・ロナウドやカカの加入によって、ポジションを奪われ、出場機会が減少していたので
愛するクラブを離れ移籍することを決意。
ドイツのブンデスリーガに籍をおく、シャルケへと移籍した。
ここでは今や世界一のゴールキーパーと称される現在はバイエルン所属でドイツ代表のノイアー、そして日本代表でいまだ女子サポーターから絶大な人気を誇る
サイドバックのウッチーこと内田篤人とチームメイトとなる。
内田についてラウールはこう賞賛している。
当時のチームメートである内田について「アツトは偉大なチームメートだった。多くの勝利に貢献していたし、彼のおかげで勝ったゲームはいくつもあった」と、当時を振り返っている。
内田との思い出については「僕は彼と一緒にドイツカップを勝ち取り、チームの歴史の一部になれた。アツトに関しては良い思い出しかないよ」と述べ、両者にとって移籍後初タイトルとなった2011年のDFBポカール決勝を挙げた。
スペインの至宝ラウールが語る内田篤人「アツトとは良い思い出しかない」 | サッカーキングシャルケOBで、現在はNASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)のニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが、12日に発売···
レアルマドリードでのラウールの歴代最多得点がクリスティアーノ・ロナウドによって塗り替えられる
レアルマドリーの歴代最多はラウールの323ゴールだったが、この偉大な記録をあるポルトガル人が打ち破ることになる。
そう日本人でも知らない人はほぼいないバルセロナのメッシと並び称されるレアルマドリーの7番、クリスティアーノ・ロナウドである。
終了間際の90分にはクロスボールに反応し2点目をマーク。この結果、レアル・マドリードでの通算得点数を324ゴールに伸ばし、NASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)のニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが持つ323得点を上回った。
レアル最多得点記録更新のC・ロナウド「ラウールが祝福してくれた」 | サッカーキングレアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、9月30日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のマルメ戦で2得点···
まさかあのラウールが持つ記録が、破られるとは・・・
ホントにクリスティアーノとは恐ろしい選手だ。
ラウールがレアルを退団してまだ5年しか経過していないが、いとも簡単に記録を塗り替えてしまった。
しかも現在30才となるロナウドは体の衰えがまるでみられず、ますます洗練されている感があり、さらにゴール数を伸ばしていくだろうと考えている。
いったいレアルでいくつゴールをあげるつもりなのだろうか・・・
ラウール38才で現役引退へ
レアルからシャルケに移籍し同クラブに2年間在籍したラウールは契約延長をせずに、
カタールのアル・サッドに2012年移籍する。
アル・サッドは今夏バルセロナを退団したシャビが在籍しており、注目を集めているクラブだ。
ラウールは移籍した最初のシーズンでリーグ制覇に貢献している。
2014年になると今度は
元ブラジル代表で神様ペレ
元ドイツ代表の皇帝ベッケンバウアー
が在籍していたこともある。ニューヨーク・コスモスに移籍し、2015年10月に現役引退を表明した。
ラウールは今回の引退決定について次のように述べている。
「僕はニューヨーク・コスモスとサインしたとき、今後もプレイを続けられるかを評価すると言った。これは簡単な決断ではなかったけど、理想的なタイミングだと思う。僕はこれまでのキャリアを支えてくれたすべての人に感謝したいと思っている」
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また一人すごすぎた偉大な選手がユニフォームを脱ぐ。
本当に寂しい限りだが、レアルの会長がラウールには同クラブの監督になってほしいらしく、
もしかするとすぐに監督として愛するクラブに戻ってくる日も近いのかもしれない。
自分的には将来はスペイン代表の監督になってくれることが一番の理想だが(笑)
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