異例の早期発表は監督の策略?ロシアW杯メンバー【当確確定】のブラジル代表4選手とは?

サッカーコラム
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元世界王者の余裕?ブラジルがロシアワールドカップのメンバーを早期発表

サッカー王国ブラジルが、ロシアワールドカップのメンバーを今年の2月にフライング発表している。

前回大会ではドイツに1-7という大敗北を喫したブラジルだったが

今大会はワールドカップのメンバーを早々に発表。

これもブラジル代表チッチ監督の策略だと思うが

他の国よりも余裕があるような印象をうける。

23人のうち15人が選ばれており、ほぼ確定と思われる。

その中で、さらに個人的に選ばれるのが当然だと思う選手を4人に絞ってみたのでみてほしい。

 

ダニエウ・アウベス DF パリサンジェルマン所属

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競争が激しいブラジル代表にあって、替えの利かない右サイドバックがこのアウベスだろう。

左サイドバックにはマルセロ、フェリペ・ルイス、サンドロと人材が豊富だが、

右にはアウベスほどの人材はいない。

サイドを駆け上がれば、中盤のプレーヤーのようにボールをさばき、

もちろん守備にも定評がある。

攻守両面で活躍できるのがこのアウベスだ。

今夏にはシティのグアルディオラが34才のアウベスの獲得を望んだということからことからも

彼がどれだけすごいかがわかるだろう。

結果パリサンジェルマンが横取りしたような報道がされてはいるが

34才のサッカー選手を取り合うことなど普通はない。

間違いなくタレント揃いのセレソンであっても彼の立ち位置は変わることはないだろう。

 

ミランダ DF インテル所属

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2015年夏にインテルに加入し、レギュラーの座をつかんでいるブラジル代表のセンターバック。

ブラジルにはワールドクラスのチアゴ・シウバがいるが、若いマルキーニョスの隣でプレーするのは

同じチームメイトのシウバではなく、ミランダである。

好調を続け、インテルで試合に出続けるミランダとは対照的にチアゴ・シウバは

パリサンジェルマンのエメリから戦術的な理由でベンチになることが多く

好調をキープできていない。

特にバルセロナなどの強い相手になるとメンタルの弱さを露呈してしまうところがあり

ワールドカップで起用するのはチッチ監督としても避けたいのではないだろうか。

マルキーニョスとミランダのコンビは何もなければワールドカップの全試合で使われるだろう。

 

カゼミロ MF  レアルマドリード所属

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ブラジル代表のアンカーを務めるのはフェルナンジーニョではなく

このカゼミロである。

おそらくアウベスと共に不動のレギュラーであり、

ボールを狩り取るハンターの役目であれば彼に勝てるものはいないだろう。

ブラジル代表のサッカーがグアルディオラ時代のバルセロナのようになることがなければ

おそらく本大会では全試合で使われるはず。

バルセロナのブスケツのように視野が広いわけではないがそれをカバーするのが

ボールを奪い取る能力であり、だからこそ南米予選でもチッチ監督はカゼミロを使い続けたのだろう。

最も今のブラジルにはネイマール、コウチーニョ、パウリーニョ、さらには両サイドバックが

カゼミロなしで得点してしまうためあえて彼がリスクを犯してゲームを組み立てることをする必要がないともいえるが。

 

ネイマール FW パリサンジェルマン所属

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先日、フランスリーグアンのマルセイユ戦で足首を負傷し、手術を受け長期離脱が決まった

ブラジルの至宝。

なんとかロシアワールドカップまでには間に合うようだが

今季のリーグ戦に出るのは絶望的な状況である。

ワールドカップにはコンディションが整わない可能性もあるが、やはりブラジルの攻撃の核は

このネイマールであることは間違いなく、彼が外れることはまずないだろう。

DFから常に激しいマークに合っているネイマールはヨーロッパサッカーにおいて

一番ファウルを受ける回数が多い選手でもある。

それだけネイマールは相手にとっては危険な存在であるということだ。

怪我が完治すれば間違いなく、ブラジル代表左サイドはネイマールが任されるだろう。

 

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