ハリルホジッチのやりたいサッカーが見えてこない
攻撃の際、選手間の関係が薄い
現日本代表監督ハリルホジッチが監督になる前は、
前線でショートパスをつなぎディフェンダーを完全に崩す場面が
見られていた。
ハリルの戦術は基本的に縦に早いサッカーを目指している。
ハリルホジッチは、ハイプレスからのショートカウンターを目指すサッカーを志向したいと常々、発言しています
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しかし縦に有効なボールがおさまらないとなると、
ウイングにボールを預け、クロス一辺倒になってしまう。
相手からすればサイド攻撃しか仕掛けてこないため、ディフェンダーが
守りやすく得点に結びつかない。
個人任せの攻撃ではあまりにもバリエーションが少ない。
格下タイ相手でも試合を圧倒できない
はっきりいって、タイの選手はアタッキングサードでも寄せが甘かった。
実際セルジオ越後さんも
初戦で負けたUAEと比べて、タイはあまりに球際の激しさに欠けていた。だから日本は自分たちのプレーができた部分もある。
「自分が」の試合では不発な2人 - セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」 - サッカーコラム : 日刊スポーツ<W杯アジア最終予選:日本2-0タイ>◇B組◇6日◇タイ・バンコク弱い相手と戦うと、自分たちが強くなったと錯覚する。だから、冷静に分析しなければならない。初戦… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
しかし私からしたら、自分たちのプレーができていたとも思わない。
なぜなら、ハリルは縦に早いサッカーを目指しているとおっしゃているが、
有効な縦パスがなくサイド攻撃がほとんどで、2点目に関しても
相手の対応ミスからゴールしたもので崩し切っていないからだ。
後半相手の足が止まりはじめても圧倒とまではいかなかった。
大事な試合でこのようなプレーだと日本代表は弱体化しているといっても
過言ではないだろう。
香川のスタメン出場は失敗
香川の前半の出来をみても、かなりパフォーマンスは低かった。
ボールがおさまらず、ドリブルしてもすぐ取られていた。
UAE戦でいいプレーをした清武に早く変えるべきだったと思う。
UAE戦に続いて、この試合でも香川の出来は良くなかったのに、なぜ90分起用し続けたのか。もちろん、香川が良い選手なのは間違いない。でも、調子が悪い時もある。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160907-00018702-sdigestw-socc
また監督は選手のコンディションを見て、活躍できる選手を選ぶべきだ。
そこに強い信頼関係があるにしろ、結果を残せる選手が出るべきでは・・
良かったのは山口蛍、次点で原口元気
山口蛍は守備面でかなり効いていた。
セカンドボールが拾え、ポジショニングがよく再三相手のカウンターの
芽をつんでいた。タイの中盤はまったく機能していなかった。
また長谷部はボールロストやパスミスがあったのだが、山口がしっかり
フォローできていた。
次点で原口元気を選んだのは、先制点を決めたことも大きいが
守備面でも気迫あるプレーで貢献していた。
またシュート数5本とチーム内で1番だった。
ただ課題も多く、シュートをふかすことが多く、パスも少し雑であった。
香川真司は日本代表に不要!ドルトムントでみせている華麗なプレーはどこへ?
香川真司は代表の10番を背負っているが、ここ最近はその背番号にあった働きができてないように感じる。
たしかに代表は、ドルトムントでやっているようにスピーディーなサッカーではなく
周りの選手もクラブチームに比べれば劣る。
だが、それでも活躍するのが超一流というもの。
イギリス人記者は
「香川はもういいんじゃない?」
英国人が見たタイ戦「香川はもういい。チームを背負えない」「MVPは原口と酒井高」 | フットボールチャンネル「清武の先発落ちはびっくり」「今日のスタメンならトップ下は本田」 ショーン氏が注目選手に挙げていた原口元気【写
と厳しい一言。
先発落ちした清武に背番号10を渡して代表を引退してもいいんじゃない?
そう言われてもおかしくないくらい。UAEとタイでの香川はひどかった。
コンディションが悪いのは明らかであり。その選手を使ったハリルホジッチにも問題はあるが。
UAE、タイ戦を終えハリルジャパンにテコ入れか?次回負ければ解任の可能性も
W杯アジア最終予選最初の2試合を終えて1勝1敗。苦難のスタートを受け、バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は選手のパイプ役となる日本人コーチの重要性を痛感。リオデジャネイロ五輪で日本を率いた手倉森誠氏(48)と8日に話し合いを持ち、コーチ復帰の可能性を探るが、霜田正浩ナショナルチームダイレクター(ND=49)がコーチに就任する可能性も浮上している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160908-00000065-spnannex-socc
今後、監督と選手のパイプ役となる日本人コーチが就任する可能性が高い。
それが実現しなければ最悪ハリル解任も視野に入れるべきだと考える。
10月6日 イラク戦(ホーム) 10月11日 オーストラリア戦(アウェー)
イラクは現在FIFAランク113位、オーストラリアは57位。
それに対し、日本は49位である。
ただあくまでこの順位は目安であり、このままではイラクに
負けることも十分ありえる。
負ければ当然、監督を解任すべきであり
メディアがよく取り上げる中東の笛と言っている場合ではない。
それより日本のやりたいサッカーができるかどうかである。
それには根本的な改革が必須だ。
戦術を見直し、選出した選手の中から、コンディションの良い選手を選び
最善のパフォーマンスを見してほしい。
次はイラク戦、必ず勝たなければならない!
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