日本代表三苫薫の2023夏移籍先クラブはどこになるのか?

サッカーコラム
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Jリーグデビューから一気に二桁ゴール、ベストイレブンを受賞

2018年のロシアワールドカップが開催されていたころ、

今の日本代表のエース三苫薫は、

川崎フロンターレでプロデビューすらしていなかった

筑波大学の大学生だった。

彼がプロデビューするのは2020年の2月とまだ先になる。

ルーキーながら三苫薫の活躍は素晴らしく、

まだJ1第22節の時点でシーズン二桁ゴールを達成。

そして2020年12月

デビューシーズンのJリーグベストイレブンに

ルーキーながら受賞。

ルーキーでの受賞は三苫で史上4人目となる。

 

東京オリンピック後のブライトン移籍からユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍

2021年7月にコロナの影響で1年遅れで開催された

東京オリンピックの代表メンバーに選ばれたが、

怪我により思った活躍ができなかったものの

3位決定戦のメキシコ戦でゴールを決めている。

その東京オリンピックが終わってわずか数日のうちに

プレミアリーグのブライトンに移籍し、

周囲を驚かすと

すぐに2020-2021シーズン久しぶりに1部に昇格した

ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍をはたす。

三苫薫がA代表に選出されたのが

ベルギーデビューをしてからわずか2か月後だった。

カタールワールドカップ最終予選の最中でのデビューだったが

いきなり決勝ゴールをアシストし、結果を残す。

そして衝撃だったのが、

アジア最終予選オーストラリア戦で初得点を決めたどころか

2ゴールも決め、日本のワールドカップ行きを確定させたことである。

この活躍もあり、

三苫はシーズン終了後、

保有元のプレミアリーグにいるブライトンに復帰する。

 

プレミアリーグデビューからカタールワールドカップでの三苫の1ミリの活躍

プレミアリーグ第2節ニューカッスル戦で2022年8月にプレミアデビューを飾った三苫。

その後、冬の中断期間に行われたカタールワールドカップの

日本代表メンバーに選出され、

スーパーサブとして活躍。

あとは皆さんの記憶に新しいスペイン戦の三苫の1ミリで世界から注目されることに。

 

岡崎慎司、香川真司の日本人プレミアリーグ最多得点記録を超える

5/22時点でプレミアリーグは37節を終え、

ブライトンの三苫薫の得点は7となっている。

これはプレミアリーグの1シーズン最多得点保持者である

香川真司と岡崎慎司の6得点を上回り、

プレミア初挑戦ながら、三苫は、

日本代表の先輩二人の記録を簡単に破ってしまったということになる。

 

市場価値を大きく上げた三苫。今夏の移籍先はどこか?

今シーズン、三苫はその知名度を大きく上げ、

今夏の移籍市場で彼は多くのビッグクラブの注目の的となるだろう。

移籍先として有力なところは、ブライトンよりプレミアで順位が上の

シティ、アーセナル、ニューカッスル、

ユナイテッド、リバプールの5クラブ。

それ以外のリーグであれば

今季セリエAを33年ぶりに制覇したナポリだろうか。

キム・ミンジェという韓国のDFが主力として定着したことで

新たなアジア人の獲得に目を向けていると噂されているナポリ。

三苫もおそらくその候補となっているだろう。

ナポリのアタッカーが来シーズン、メガクラブに引き抜かれれば、

三苫を本気で獲りに来る可能性は0ではない。

しかし一番可能性があるのは今夏は動かず、

ブライトン残留だろう。

ブライトンは来季のEL出場権を獲得しているだけに、

三苫が流出となればクラブとしてもそれは死活問題となる。

三苫もプレミアリーグのクラブならまだしも

国外のクラブとなればやはり適応するまでのリスクもあり、

そこは慎重となるに違いない。

三苫も海外に出てからはフィジカル強化に取り組んでいるが、

スペイン代表でウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCに所属する

アダマ・トラオレのような筋肉戦車には対峙した際、手も足もでない状況だ。

このように

対峙した選手によって機能不全におちいるようでは

ビッグクラブの中心選手として活躍するのは難しいだろう。

あと最低でも1年はブライトンで試合に出続ける必要があると考える。

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