今年1月、日本代表の南野拓実はザルツブルクでの活躍が認められ
今冬イングランドの強豪・リヴァプールに移籍を果たしました。
ですが、南野が起用されるであろうポジションには不動の3人が君臨しています。
かなり厳しい戦いが予想されます。今回は南野のライバルとなる選手たちを紹介していこうかと思います。
ライバル① ロベルト・フィルミーノ
おそらく南野のリヴァプールでのベストポジションであるCFに君臨している選手です。
元々は攻撃的な中盤の選手です。
なので生粋の点取り屋ではなくて、いわゆる「偽CF」というタスクをこなす選手です。
前線に張り付いているのではなくて、頻繁に中盤に降りてきてゲームメイクに参加します。
そしてできた前線のスペースに飛び込んでくる選手へ決定的なパスを供給します。
もちろん決定力も高く、相手のマークが緩まれば積極的にシュートを打ってきます。
また守備も積極的にこなしてくれます。
破壊的な攻撃力を誇るリヴァプールの攻撃陣で最も重要な役割を担っています。
彼がいなくなったら、リヴァプールは根本から戦術を変えなくてはなくなるほどの影響力を持った選手です。
ライバル② モハメド・サラー
主に右ウイングを主戦場としており、その圧倒的なスピードを活かしたドリブルと鋭い左足の一振りでゴールを量産する選手です。
また小柄ながら、フィジカルもかなり強いです。タイプ的にはメッシやロッベンに近いものがあります。
リヴァプールに移籍してくるまでのサラーはドリブラーという印象でした。
(17年夏までに所属したローマでは19ゴールをあげ、リバプールに移籍後31ゴールをあげ得点王に)
ですがリヴァプールに移籍してきて、クロップの指導を受けてストライカーに変貌しました。
試合を見ていると、ドリブルを仕掛ければ必ずといっていいほどシュートまで持っていきます。
それほどゴールへの意識が強い選手となりました。
ライバル③ サディオ・マネ
この選手も圧倒的な身体能力を誇っています。
特にスピード、スタミナ、ジャンプ力は素晴らしいものがあります。
これらの能力をフルに活かしてプレーしています。
押し込まれた際にサラーは自陣まであんまり戻ってこないのに対して、マネはしっかりと戻ってきてくれます。
そしてボールを奪えば、即座に攻撃へと転じてくれます。
これらのように監督としてもかなりありがたい存在です。
また南野と同じレッドブル・ザルツブルクにいたことやサウサンプトンで吉田麻也とプレーしていたことからか、
南野にフレンドリーに話しかけています。
今シーズンは出番が限られるも来季はマネ、サラー移籍でチャンスが
リヴァプールの主要な攻撃はフィルミーノが作ったスペースにサラーやマネが飛び込んでくるというものです。
この攻撃は確立されており、この中に割って入るのは相当至難といわざるを得ません。
ですがもしこのレギュラー争いに勝利してポジションを掴むことができたら、
南野は世界最高峰の選手としての地位を得ることができます。
ただそれも今シーズンまでかもしれません。
マネかサラーのどちらかが来季レアルに移籍する可能性が高く、
新しくクロップがワールドクラスのFWをとらない限り、南野に出番が回ってくると予想できます。
コロナもありプレミアリーグをはじめ
世界各国のリーグが中断しておりサッカーのない生活が続いていますが、
みんなでリヴァプールそして南野を応援していきましょう。
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