先発を9人入れ替えイングランドに勝利。1位通過であえて困難な道を選んだベルギー
ベルギー対イングランド
どちらもグループステージ突破を決めていたチーム同士の対戦で
対戦する日本にとって、どちらが1位通過になるのか?注目の試合だった。
チーム力ではベルギーに分があり、イングランドも若いタレントが多いが
バックアップのメンバーを比べるとややベルギーには劣る感じである。
ベルギーはこの試合決勝トーナメントに合わせ、先発9人を入れ替えてきた。
エデン・アザール、ロメル・ルカク、デブライネというチームの中心選手がいなかったが
1-0で無難に勝利。
敗退が決まっていたポーランドに苦戦していた日本とは大違いである。
またベルギーは2位通過のほうがトーナメントが楽であったにも関わらず、
1位通過で困難な道を選んだ。
2位通過ならばコロンビア、次がスイスかスウェーデンのどちらかであるので
ベスト4までは比較的楽である。
ベルギーはトーナメントの初戦を日本とやれるのはラッキーだが
次に対戦しなければならないのはおそらくブラジル。
かなり厳しい試合になるのは間違いない。
2位通過のほうが楽だったといえる。
ただ選手層はブラジルにひけをとらない。十分勝つチャンスはあるだろう。
そんな選手層が厚いベルギーの控えメンバーを3人紹介したいと思う。
ユーリ・ティーレマンス MF ASモナコ所属
Embed from Getty Images
ワールドカップ初先発を果たした21才の若きMF。
ボールコントロールの技術
多彩なパスを出し、ゲームをコントロールする視野の広さ
精度の高いミドルシュート
を併せ持つ、ベルギー史上最高傑作といえるくらいの選手である。
この選手がベルギーでは控えになるのだから恐ろしい。
マルアン・フェライニ MF マンチェスターユナイテッド所属
Embed from Getty Images
マンチェスターユナイテッドで活躍するアフロヘアが特徴的な選手。
194cmの長身から繰り出されるヘディングは強烈である。
センターバック並の高さを誇る、フェライニが中盤にいると
マイボールにする機会が上がる。
これだけの身長があるとセットプレーでも力を発揮。
日本が一番苦手とする選手ではないだろうか。
今夏ユナイテッドからフリー移籍が可能となっており、エメリ新監督率いる
アーセナルが狙っているという噂がある。
アドナン・ヤヌザイ MF レアル・ソシエダ所属
Embed from Getty Images
18才にマンチェスターユナイテッドに入団した23才の若きアタッカー。
現在はスペインのレアルソシエダでプレーしている。
イングランド戦では得意のペナルティエリアの角から内巻のシュートを左のコーナーに突き刺し
値千金の決勝点を奪った。
本当に控え?という実力の持ち主であり、その才能は元チームメイトでポジション争いをしていた
日本代表の香川真司が一番理解しているだろう。
同じ形で日本がシュートを打たれたら阻止することはおそらく不可能。
ピッチに立っていてほしくない選手である。
コメント