NZ戦の日本代表メンバー選考は不安だらけ?替えの利かないハリルジャパンのポジションとは?

サッカーコラム
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長谷部、本田、岡崎のベテラン勢を外すもサプライズは川崎フロンターレの車屋紳太郎だけ

先日ニュージーランドとハイチ戦に向けたキリンチャレンジカップの

日本代表メンバーが発表された。

驚きだったのは本田と岡崎、さらには長谷部を代表から外したことである。

長谷部は怪我の影響から外れ、

本田はゴールをして復調をアピールしているものの

途中出場が多く、コンディションが万全ではない。

岡崎は代表ストライカーの中で一番活躍しているがあえてハリルホジッチは

代表召集を見送った。

 

ブルガリア1部ベロエの加藤恒平はなぜ召集外?長谷部の代わりはCBが本職の遠藤航を召集

ブルガリア1部ベロエに在籍する

日本人ボランチの加藤恒平をハリルホジッチは6月の試合で初召集。

無名の選手を招集したことで一時期、注目を浴びたが

それ以降、日本のメディアは報じることはなくなった。

それもそのはず、この加藤をあろうことかハリルは1回も実戦で使わないまま

ブルガリアに帰してしまったからである。
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実際、今日記事を書いているこの時も日本のサイトには加藤の情報はなく

クラブのホームページをみて試合には出ていることはわかった。

怪我をしているかどうかはうちには翻訳できる人がいないので

わからないが、おそらくプレーできる状態ではあると予想する。

であれば、浦和レッズの遠藤航を呼ぶのでなく、

加藤を使ってみるべきではないだろうか。

日本代表のコアなサポーターは彼のプレーを日本のスタジアムでみたいはず。

ボール奪取力に優れたボランチに出場機会を1試合も与えないのは

いくらなんでもひどすぎるではないだろうか。

 

ボランチよりも深刻な日本のDF不足。吉田麻也や長友佑都のライバルは現れず

Jリーグで活躍する井手口や山口蛍がいることで長谷部がいなくても中盤は

なんとかなるだろうとは思う。

世界的にみても人材不足が深刻なDFだが、日本もそれに十分当てはまる。

海外で活躍するCBは吉田麻也や鈴木大輔くらいでJリーグからなかなか羽ばたかない。

日本の若手選手のヨーロッパクラブでの人気は高まっているはずなのに

注目されるのは中盤の選手ばかりだ。

今回左利きの車屋が召集されたが、これも定着するとは思えないし

CBも昌子などが代表で使われはじめてはいるが、最終予選全試合フル出場の吉田麻也の

存在を脅かすほどではなく、

むしろ吉田の相棒を探すような感じで選手を起用しているようにもみえる。

実際消化試合のサウジアラビア戦でも吉田が交代することはなかった。

それだけハリルにとっては替えのない選手であることがわかる。

吉田麻也と同じレベルのCBがいないことは日本代表の一番の問題で

強豪と最近やっていないだけに不安はかなり大きい。

今回の練習試合もニュージーランドとハイチという

日本よりも格下の相手。

ニュージーランドはFIFAランクが100位よりも下であり

日本としてはテストになるのか?ものすごく疑問である。

ヘルタの原口やドルトムントの香川などがクラブで活躍し

ワールドカップに向けてレベルアップしている中、

私は日本のDFが世界でどの程度通用するのか?

そこがものすごく不安だ。

11月のベルギーとの試合を無駄にしないためにも

この練習試合では吉田抜きの4バックをハリルには試してもらいたい。

しかし仮にそれで2試合とも無失点でも不安は消えるわけではないが…

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