世界最高穂のリーグスペインで活躍できた2016-2017シーズンの選手は?
ヨーロッパで現在ナンバーワンとされるリーグがスペインのリーガエスパニョーラである。
ヨーロッパのナンバーワンを決めるチャンピオンズリーグでも
過去4シーズンで優勝しているのはレアルとバルサだけ。
レアルは3回も優勝を飾っている。
そんなチャンピオンズリーグよりもチャンピオンになるのが難しいとされる
リーガで活躍できた選手たちが以下の者たちである。
アルバロ・モラタ FW レアルマドリード在籍
2015-2016シーズンにユベントスで47試合出場し12得点を決めたことで
2016年レアルに復帰したマドリード出身のFW。
昨シーズンはレアルで公式戦20得点を記録したが、
ベンゼマから先発の座を奪えず、控えの扱いに。
ジダン監督に途中交代を命じられたときには握手を拒否するなど
監督の確執も浮き彫りになった。
そんなこともあり、移籍前は10年以上レアルでプレーすることができるとされた
モラタも100億円という移籍金により
今季チェルシーに移籍。
コンテ監督が熱望した選手ということで、ユベントス時代の恩師との再会を果たした。
サミュエル・ウンティティ DF バルセロナ在籍
バルセロナが近年センターバックの補強に失敗し、お金をドブに捨てていることから
ウンティティも失敗するのではないかという憶測が流れていた。
しかし、移籍1年目ながら、バルサの質の高いサッカーに完全にフィットし
市場価値を一気に高めたといっていい。
目指すは先輩アビダルのような選手だろうか。
ケビン=プリンス・ボアテング MF ラスパルマス在籍
内田のシャルケや本田がいたミランで不甲斐ないシーズンを送っていた
ガーナの天才選手。
ドイツ代表でバイエルンに所属しているジェローム・ボアテングとは兄弟である。
2016年にラスパルマスに移籍し
リーガでは今季28試合出場、10得点を決め、完全復活。
シーズンが始まる前、ボアテング本人は「過去は振り返らない」と話していたが
完全に過去を捨て去ったようである。
ディエゴ・ロペス GK エスパニョール在籍
レアル時代は、カシージャスがいたことで放出され、
ミラン移籍後は、16才のドンナルンマからポジションを奪えず、
不遇なシーズンを送っていたスペイン人の35才ベテランGK。
2016年夏の移籍市場クローズギリギリの8/31にミランからリーガのエスパニョールに
レンタル移籍。
エスパニョールでは昨シーズン35試合に出場し、今季、完全移籍を果たした。
ペドロ・レオン MF エイバル在籍
昨シーズン、弱小チームエイバルを支えたのは、日本代表である乾貴士ともう一人
このペドロ・レオンだろう。
かつてレアルに在籍したこともあり、当時のレアル監督モウリーニョからは失格の烙印を押された
サイドアタッカーは昨シーズンのリーガで10得点をあげた。
日本人選手がリーガで当たり前のように活躍する時代はやってくるのか?
柴崎岳や乾貴士、鈴木大輔などの日本人選手がスペインのサッカー史に名を刻もうと
頑張ってくれている。
リーガではあの中村俊輔でさえ通用しなかった。
それだけレベルの高いリーグである。
特にFWに関していえば、南米の選手の活躍がかなり目立つ。
バルセロナに限って言えば、メッシ、スアレス、ネイマールと
南米で3トップが形成されているのだ。
ここに日本人選手が入る日はいつくるのだろうか。
10年、20年かかることかもしれない。
しかしもうすぐやってくるだろう。
かつてプロリーグさえなかった日本のサッカーは
着実に進化してきており、
海外に移籍することも当たり前になってきている。
そう遠くない未来に、リーガの得点王が日本人になることを期待したい。
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