内田篤人の【王道】を若い日本人選手は真似するべき理由

サッカーその他
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鹿島アントラーズでの3連覇を経験し22歳の若さでドイツの名門シャルケに移籍

Jリーグで3連覇したと実績を残し、海外に移籍。

そこでも結果を残した日本人選手は内田篤人しかいないのではないだろうか。

若干22歳の若さでドイツの名門に移籍した内田の活躍は

目覚ましく、2011年CLでクラブ史上初のベスト4入に貢献、

2013年ドルトムントとのルールダービーで2アシスト、

ブンデスリーガの公式サイトでベストイレブン、

と確かな実績をドイツで残した。

右膝を2014年に損傷しなければ、もう少し活躍できたかもしれないが

これでも十分といえる。

 

自分を育ててくれたJクラブに移籍金という感謝を

内田篤人はシャルケに移籍するときに鹿島アントラーズにきちんと

移籍金を残してから旅立った。


そして内田篤人は引退した今、若い選手に苦言を呈している。

海外に行きたいのはわかりますけど、チームで何かやってから行けばいいのにな、とは思います。それができないなら、移籍金ぐらい置いていけばいいのになって。

サッカーダイジェストより引用

ドイツそして日本で成功した内田篤人から言えることだろう。

彼の成功例は決してJリーグで実績を残してない若いときに移籍するのが正解ではないと示している。

たしかにヨーロッパでは23歳ですら若手としては扱われない、20くらいまでにヨーロッパのクラブに移籍しなければ

南野のようにリバプールに移籍することはできないかもしれない。

だがそれは決してすべての選手に当てはまるわけではないと内田篤人の言葉からみえてくると私は思う。

 

引退後のセカンドキャリアを考えていないと発言。ダゾーンでは専用のコーナーがあり早くも活躍

内田篤人は引退したとき、引退したあとのビジョンは特に決まっていないと発言。

ユーチューバーにはならないとは言っていたものの

すでにダゾーンでは自分の番組を持っており、しかも選手目線で解説してくれるから

かなりわかりやすく、面白い。


また指導者も面白いと言っていることから、

将来は元日本代表のサイドバックとして代表の監督をやっているのも想像できる。

内田篤人の実績があればセカンドキャリアは困らないだろう。

 

18歳でどこかわからないクラブに移籍するのは正解か

20歳でオーストリアの名門ザルツブルクに移籍した南野、

18歳でレアル・マドリーに移籍した久保建英。

彼らは日本人でも馴染みのあるヨーロッパの名門へと移籍し、

所属クラブでも途中出場ではあるが試合には出ることができている。

一方でJリーグでもたいした実績も残さず、

若いときからどこともわからないクラブへと移籍するパターンが増えてきた。

海外に行くなとは言わないが、鹿島アントラーズや川崎フロンターレなどの

Jリーグで優勝経験のあるクラブへと移籍し、リーグのベストイレブンに選ばれてから

移籍しても遅くはないのかなとは個人的には思う。

行きたければ今すぐ行けばいいと思います。どうせすぐ帰ってくるんだろうなと

サッカーダイジェストより引用

内田篤人が指摘したことは海外移籍が活発になった現代においてかなり多い。

Jリーグに復帰するときも宇佐美や柿谷曜一朗のように育ててくれたクラブに戻れるならいいが

タイミングが合わずに昌子源のように?となるJ復帰パターンも少なくない。

またもし海外に早くに行くならJリーグを挟まずに、行くのがベストとも考える。

宮市亮のパターンだ。

彼はビッグクラブでの活躍はないが、一度日本を出てから現在までずっと欧州におり、

必死にプレーを続けている。

本田圭佑や香川真司、岡崎慎司と比べれば、たいした実績はないかもしれない、

しかし日本に帰らずにプレーをしていると点では彼らと同じように評価できるのではないだろうか。

内田篤人の王道ともいえるパターンで国内でも海外でも愛される存在として

現役を終えるのは日本人選手のモデルとしてはやはり理想だ。

彼は22歳でヨーロッパに行ったが、約7年半ドイツで過ごし、CLにも出場。

今の代表の中心選手でCL出場経験がある選手がどれだけいるのか、

数えてみれば内田篤人のパターンがどれだけ成功に近づくかわかるはずだ。

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