最後のスウェーデン戦はすでにガソリン切れだった?これが初戦だったら日本は勝てたかわからないとセルジオ越後氏が批判
日本は最後のスウェーデンに勝たなければ、グループリーグ敗退という状況の中、1-0で逃げ切り完璧な試合をした。
ナイジェリア戦は5失点、コロンビア戦は2失点と失点が2戦ですでに7という数字だったチームは0点で完封勝利。
3戦目にしてガソリンが切れかかっているスウェーデンを下したところで、それほどの価値があるとは思えないね。
これが初戦だったら、日本が勝てたかどうかあやしいよ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00018104-sdigestw-socc
しかしセルジオ越後氏はスウェーデンはガソリン切れになっていて、こんなチームに勝ってもなんの価値もないと痛烈批判。
もしスウェーデンが初戦だったら勝てたかあやしいとも言っている。
だが個人的にいえば最後がスウェーデンよりも最初のほうが良かった気がする。
日本はなぜかヨーロッパに強く、強豪に勝ってしまうことがあるので
初戦で勢いをつけるためにもスウェーデンとしたほうがまだグループリーグ突破の可能性はあったと思う。
リオオリンピックアジア最終予選で日本に敗れた韓国は負けなしで準々決勝進出
リオオリンピックアジア最終予選の決勝で日本は韓国に逆転勝利を収め、アジア王者としてオリンピックに出場することが決まった。
ではアジア2位の韓国のオリンピックの成績はと言うと、なんとグループリーグを突破し、ベスト8に進出。
惜しくもトーナメントではホンジュラスに1-0で敗れてしまったものの
グループリーグでは前回のロンドンオリンピックで金メダルをとった世界王者のメキシコを撃破するなど
内容・結果ともグループリーグ敗退となった日本とは比べ物にならない。
韓国は、2勝1分と負けなしで準々決勝に進んでいる。これではどっちがアジア王者なのか分からないよね。
日本はグループリーグの3試合のみ。
五輪という貴重な国際舞台での経験値の違いが、後々のアジアにおける戦いでどんなふうに影響してくるのか。そう考えると、日本サッカーの行く末が心配でならないよ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00018104-sdigestw-socc
セルジオ越後氏は韓国を称えつつも日本が貴重な国際経験ができる大会を3試合で終えることを危惧している。
アジアの中では日本はトップだが世界の舞台となれば韓国のほうが上だった。
たしかに韓国のほうがグループに恵まれていたのかもしれない。
しかしワールドカップ王者ドイツや金メダルのメキシコがいたことも事実であり、そんなに日本とは状況は変わらなかった。
また日本と韓国の差はオーバーエイジにも表れている。
韓国はトッテナム所属のソン・フンミンを召集し、メダルを本気で取りに来たのに対し
日本はA代表で当落線上の選手を3人選び、結果が伴わなかったため、メディアやサポーターからは要らなかったと批判が相次いでいる。
オーバーエイジを3人使えば、若い世代の選手が3人国際経験ができなくなるわけで
しかもOAなのに、能力も23世代と変わらないのであればなおさらである。
ハリルホジッチはアーセナルの浅野と川崎フロンターレの大島を高く評価。でもこの2人はA代表の選手・・・
この大会で川崎フロンターレの大島僚太とアーセナルの浅野拓磨は輝きを放っていた。
ハリルホジッチが浅野と大島を評価するコメントを出していたけど、彼らはすでにA代表に呼ばれている。つまり、新たにA代表に引き上げられるような目ぼしいタレントはいなかったということだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00018104-sdigestw-socc&p=2
日本代表監督のハリルホジッチはこの2人を高く評価しており、これからA代表に定着してくれることが期待される。
しかしセルジオ越後氏は大島と浅野しか印象に残った選手がいなかったのが問題だと指摘。
たしかにベスト4までいったロンドンオリンピック世代でもオリンピック後に定着したのは清武くらいだった。
それが今の日本代表が世代交代に悩んでいる理由の1つではあるが
ロシアワールドカップではロンドンオリンピック世代も20代後半になるため、リオオリンピック世代が5人くらい台頭してくれないことには
ワールドカップまで不安でしかない。
采配に疑問だった手倉森監督の続投はあり得る?闘莉王も語る日本の理想的な勝利パターンとは?
選手に加え、オリンピックで日本が露呈してしまった監督の国際経験不足。
手倉森監督はベガルタ仙台をj1優勝まであと一歩のとこまで押し上げたほどの手腕があったが
世界の舞台では監督の国際経験の少なさからか勝負どころの弱さを露呈してしまった。
Jリーグは海外のクラブと試合をする機会が少なく、アウェーで戦うのはACLくらい。
これでは監督の国際経験が育つはずがなく、これはJリーグ全体の問題であると言える。
さらに元日本代表のCBで、2010年南アフリカワールドカップを戦った闘莉王は
最後の最後、いつも自分は言っている。守備が大事。ゼロで抑えると勝てる。日本が勝つ時は1-0。この日(スウェーデン戦)もそうだった。
初戦のDF陣の自滅ぶりを見ると、ちゃんと準備ができていなかったのではないか、と感じてしまう。五輪だけじゃない。前回のブラジルW杯でも日本は失敗した。初戦から一段一段ギアを上げていくなんて戦い方を、日本はまだできない。同じミスを繰り返さないでほしい
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00010014-soccermzw-socc&p=1
こう語っており、日本が勝つときはいつも1-0というのを指摘している。
また闘莉王は初戦を前に日本が準備不足だったことも指摘。たしかに試合開始6時間前にブラジルに到着した
ナイジェリアに自分たちのミスから5失点したとなれば、その通りだったと思う。
初戦で自滅したことに対する後悔を抱えながら日本に戻るフライトに乗るんだと思う。W杯も五輪も結果が全て。ゼロで抑える。謙虚さと必死さとともにピッチに立つ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00010014-soccermzw-socc&p=2
闘莉王は最後に若い世代の選手がロシアワールドカップでも同じミスから失点しないようにしてほしいと語っている。
失点をゼロで抑えれば勝てる。
初戦で日本はこれができなかったわけではなかった。ボランチを1人守備的にして4-3-3から4-2-3-1にしても良かったし、
何より、塩谷をサイドバックにしてセンターバックに岩波を入れても良かったのだ。
日本にとって攻撃は最大の防御にはならないというのがワールドカップでベスト16進出に貢献した闘莉王の言葉と
今までの日本のサッカーの試合を振り返ればわかること。
決していいわけではなかった手倉森監督の采配。日本サッカー協会は彼を監督続投させる方針だがそれでいいのだろうか。
結果だけを見れば、ベスト4に進んだ前回大会よりも成績が悪かったんだから、続投は考えにくいよ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00018104-sdigestw-socc&p=2
セルジオ越後氏の言うように結果だけをみれば前回よりも悪いわけで、それで続投というのは
おかしいような気もするが・・・
ハリルホジッチがA代表選手を出さなかったならば、ワールドカップ経験者のガンバの今野泰幸や浦和レッズの阿部勇樹がOAでもよかった
日本がグループリーグ敗退となってしまった原因の1つにオーバーエイジが挙げられる。
藤春、塩谷、興梠はA代表でも当落線上の選手であり、国際経験も少ない。
しかし手倉森監督はこの3人しか呼ばなかったのが現状としてはあり、長友や本田は所属クラブが却下。
Jリーグの選手でA代表に選ばれている選手もハリルホジッチがノーをだした。
とすれば、あの3人ではなく、A代表に選ばれていない、ワールドカップ経験者でも良かったのではないだろうか。
「本気でメダル獲得を目指すならば、限りなくA代表に近い選手、最低でもJ1のレギュラークラスを最低条件にしないと世界では戦えない」
「OA選手については、クラブが応じるかどうかはわからないが長友(インテル)にオファーしても良かった。または、キャプテンシーも含め中村憲剛(川崎F)でも良かった。他国はキャプテンシーのある選手をOA選手に選んでいた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160811-00000120-spnannex-socc
今野泰幸や遠藤保仁、阿部勇樹など、国際経験豊富なベテランが日本のJリーグには数多く存在している。
たしかに年齢は30代に差し掛かり、高めかもしれないがオリンピックでいうオーバーエイジを選ぶ基準で重視したいのは
やはり経験。
彼ら以上に経験が勝っている選手など日本にはほとんど存在しないのだから
連れていく価値はあったのではないだろうか。
結果が出てしまった後ではたらればの話になってしまうが、日本サッカー協会にも問題がかなりあったと思える大会でもあった。
久保の召集問題もあったし。
結果論であるがあの3人であれば召集せずに今大会はOAなしで若い世代に経験を積ませるほうがよかったといえる。
4年後の東京オリンピックではこんな結果にはならないでほしい。悔しかった選手はオーバーエイジを目指せ
本当に悔しい想いをしている選手がいれば、4年後にオーバーエイジを目指すのも手だ。東京五輪では、予選はないけど予算はあるだろうし、それなりのチーム強化もするはず。そこで借りを返せばいい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160811-00018104-sdigestw-socc&p=3
最後に勝ったことで、世間の評価はちょっとは良かったのかもしれないが
メダルをとれずに前回の成績よりも悪かったとなれば良いとは言えない。
リオオリンピック世代は何も成し遂げられなかった世代として注目され、オリンピック出場が目標みたいな感じになってしまった感は否めない。
おそらくこの結果を一番悔しかったのは選手であることは間違いなく
もし悔しいのであればセルジオ越後氏は4年後の東京オリンピックでその借りを自分がオーバーエイジで入って返せばいいとコメントしている。
たしかにあのバルセロナ所属でブラジル代表のエースネイマールも前回金メダルを逃したから今回、自ら出場するといい、参加している。
今のリオ世代の選手だってそのくらいになってほしいし、
こちら側としては前回の悔しさを東京で晴らすくらいの勢いで参加してくれないと困る。
4年後の東京では自国開催なので、今回のような無様な結果だけは避けてほしい、最低でもベスト4でお願いしたいところである。
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