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【欧州ステップアップはこのクラブから】シントトロイデンの魅力ある日本企業スポンサー支援とは?

コラムまとめ
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日本人スタッフと日本企業のスポンサーを多く持つベルギープロサッカーリーグのシントトロイデン

2017年ベルギープロサッカーリーグに所属するシントトロイデンを日本企業合同会社DMM.comが経営権を獲得した。

DMMがシントトロイデンの経営権を獲得したのは保有選手の海外でのマーケットバリュー向上が主目的であり、中でも日本人選手を欧州のトップクラブへと送り出すことに注力している。

また選手以外にもクラブには日本人スタッフが在籍し、2023-2024シーズンの日本企業のスポンサーは128社となっている。

これほど日本人が関わっているヨーロッパ1部のクラブはシントトロイデンだけだろう。

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ベルギープロサッカーリーグの特徴

元々ベルギーのJupiler PRO LEAGUEはヨーロッパのステップアップリーグと知られ、過去にこのリーグから多くの選手が移籍しステップアップ、ビッグクラブに名を残している。

ベルギープロサッカーリーグの主な特徴は4つとなる。

  • FIFAリーグランキングで8位と競争力が高くハイレベルなリーグ(1位はプレミアリーグ)
  • 欧州リーグの登竜門として認識され各国から期待の若手が集う
  • ヨーロッパの中心に位置し多くのスカウトがに訪れる
  • UEFA加盟の1部リーグとしてはドイツのブンデスリーガと同じく外国人枠が存在しないリーグ

外国人枠がなく日本人選手が移籍しやすい。日本人選手に理解あるSTVVに移籍することで若手でも試合に出場でき欧州の環境に慣れ効率的なステップアップが可能

シントトロイデンが日本人選手を多く獲得できるのは、ベルギープロサッカーリーグに外国人枠が(実質的に)存在しないことが大きい。

さらにシントトロイデンに移籍すれば、欧州初挑戦の若手選手であっても試合に出場することが可能となる。

フランスやオランダ、ドイツなど日本人選手が移籍しやすいリーグは他にもあるが、効率よくステップアップするにはシントトロイデンを経由したほうがいいだろう。

実際過去の選手をみてみるとビッグクラブへと羽ばたいた選手も数多くいる。

シントトロイデンには現在過去を含め合計24人の選手が在籍

シントトロイデンの過去在籍選手をみてみると、すでに24人の選手(DMM経営権取得後は23人)がシントトロイデンと契約している。

中でも冨安健洋、遠藤航、鎌田大地は世界最高峰のイングランドプレミアリーグのクラブへと移籍し、活躍しておりこれはシントトロイデンを経由しなけれ実現できなかったことかもしれない。

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GKの鈴木彩艶は浦和レッズで試合に出場できずにいたが、シントトロイデンに移籍し一気にステップアップした選手の1人だろう。

現在はイタリアのトップリーグセリエAのパルマの正GKを務めるほどの成長を果たした。

日本代表でも活躍している彼だが、イタリアでの活躍がそれ以上に目覚ましく、他リーグのビッグクラブが関心と報道されるほどだ。

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またシントトロイデンに在籍していた選手がビッグクラブへと羽ばたく日も近い。

またシントトロイデンで活躍し、Jリーグに戻り国内リーグのレベルアップに貢献している選手たちもいる。

驚いたのは若手選手だけでなく、経験のある谷口や岡崎、香川真司などベテラン選手も積極的に獲得していることだ。

ベルギーに縁もゆかりも無い日本人のベテラン選手を獲得できるのもシントトロイデンのオーナーが日本企業であるおかげだとも言える。

以下は現在と過去にシントトロイデンに在籍していた24人の選手たちの一覧である。

ポジション国籍選手名在籍期間
GK日本シュミット・ダニエル2019-2023
GK日本鈴木彩艶2023-2024
DF日本冨安健洋2018-2019
DF日本小池裕太2018-2019
DF日本松原后2020-2022
DF日本橋岡大樹2021-2024
DF日本小川諒也2023-
DF日本谷口彰悟2024-
MF日本関根貴大2018-2019
MF日本遠藤航2018-2020
MF日本鎌田大地2018-2019
MF日本香川真司2022
MF日本伊藤涼太郎2023-
MF日本山本理仁2023-
MF日本藤田譲瑠チマ2023-
FW日本小野裕二2015-2016
FW日本木下康介2018-2019
FW日本鈴木優磨2019-2021
FW日本伊藤達哉2019-2023
FW日本中村敬斗2020-2021
FW日本林大地2021-2024
FW日本岡崎慎司2022-2024
FW日本原大智2021-2022
FW日本小森飛絢2025-

シントトロイデンのビジネスサロンではスポンサー企業のステップアップを支援

シントトロイデンにはスポンサー限定のビジネスサロンというサービスがある。

これはクラブを運営する中で培ってきた経験・コミュニティ・ノウハウを活かして、選手やスタッフのみならず

スポンサー企業のステップアップを支援し、「学ぶ、つながる、応援する」の3つを軸にスポンサー企業同士の交流と成長の場となることを目指すものだ。

シントトロイデンビジネスサロンは一般の不特定多数の人が参加できるオープンなSNSと異なり、同じ目的を持ってスポンサーになった、熱量の高い企業だけが参加できる仕組みになっているため、より質の高いビジネスの出会いが生まれやすいといえるだろう。

シントトロイデンはこのサロンの会員獲得目標をサロン登録社数1000社としており、かなり力を入れて取り組んでいる。

欧州のベルギーのクラブのスポンサー料としても破格の値段となっており、1シーズン数10万円からとスタートアップの企業も参加しやすい。

シントトロイデン経由の日本代表選手は今後も増えていく

シントトロイデン出身の日本人選手2025年以降も増えていくと思われる。

2025年もすでにJ2ジェフユナイテッド市原・千葉のエースストライカー小森飛絢がシントトロイデンへと期限付き移籍を果たした。

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残念ながらシントトロイデンでは十分に活躍はできなかったが、結果的にJ1の強豪クラブである浦和レッズへと移籍をしている。

欧州での経験をしたからこそ、浦和レッズが獲得をしたともいえるだろう。

シントトロイデンなくして日本代表は成り立たない。そんな図式が確立しつつある。

それは選手へのバックアップのみならず、スポンサーに対しての支援をクラブ側が手厚くしていることも忘れてはならない。

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