過去のオーバーエイジには小野伸二や楢崎正剛など豪華だったが・・・
シドニー五輪まで遡ると、日本のこの時のオーバーエイジは豪華だった。
キーパー楢崎、MF三浦淳宏、DF森岡隆三というベテラン3人を召集。
さらに監督は2002年日韓ワールドカップで指揮をとったトルシエだったため、好成績を残しベスト8で大会を終えた。
オーバーエイジをフルに使ったのもトルシエの計算で、2年後にオリンピック世代とベテラン世代が融合した日本代表は
母国開催のワールドカップで初のベスト16という快挙にもつながっている。
続く、2004年アテネ五輪ではキーパー曽ヶ端とMF小野伸二の2人が呼ばれた。
NHKの解説をする山本さんが監督だったアテネではグループリーグ敗退という悔しい結果に終わる。
小野はシドニー世代として本大会出場を目指していたが怪我のため出場ができなかったため、この大会の参加にはモチベーションが高く、キャプテンを任されていた。
2008年北京はオーバーエイジを使わずグループリーグ敗退。
そして続く前回大会ロンドンでは吉田麻也と徳永が召集された。
守備に課題があったチームを見事立て直し、戦術が堅守速攻であったためまさに的確な補強だったといえる。
ベスト4という快挙を達成したがまたしてもメダルを獲ることはできなかった。
オリンピック後にサウサンプトンに移籍した吉田麻也のように塩谷にも大会後海外からオファーがくるかも
オリンピックで活躍した選手は当然、各ヨーロッパのクラブチームのスカウトから注目される。
ベスト4まで生き残った日本からは快速FW永井が海外に移籍した他、オーバーエイジの吉田麻也もオランダのVVVフェンロからプレミアリーグのサウサンプトンに移籍。
このようにオリンピックで活躍すれば注目の的となり、海外移籍も加速するのだ。
そして今回オーバーエイジとして選出されている
ガンバ大阪の藤春
サンフレッチェ広島の塩谷
浦和レッズの興梠
も活躍すれば大会後に海外移籍を果たす可能性は十分にあるだろう。
特に個人的にそうなるのではと期待しているのが広島の塩谷で、A代表には定着していないものの日本を代表するCBであることは間違いなく、
海外でフィジカルを鍛えればロシアワールドカップ前のいいタイミングで代表に復帰できるのではと考えている。
リーグ連覇を狙う広島ファンには申し訳ないが、今夏にオファーがくれば塩谷には海外に是非移籍してもらいたいものだ。
浦和レッズの興梠慎三は国際経験があまりないものの川崎フロンターレの大久保嘉人よりも守備面では期待できるか
川崎フロンターレの大久保嘉人もオーバーエイジの候補に入っていたが最終的に落選し
浦和の興梠にFWは決まった。
興梠慎三はA代表に定着してはいないが、毎年Jリーグではコンスタントに得点を重ねており
即戦力になるのではと期待している。
大久保には守備の粗さがあり、毎年試合中に退場するという失態を犯している。
現代サッカーではFWにも守備スキルが求められており当然手倉森ジャパンも全員守備だが、
もし仮にCFとして大久保を使うならメッシのように守備免除で使うしかないだろう。
それを考慮すれば興梠という選択肢のほうが正しいと感じる。
ただ浦和レッズ側は興梠慎三の派遣を認めたわけではないようだ。
その理由はJリーグファーストステージ優勝の可能性が消え、オリンピックに興梠が出場すれば5試合欠場することになりリーグ優勝も危うくなるからである。
ケルンの大迫勇也もいいかも。オーバーエイジの3人についてネットの反応は?
2人発表ってことは大迫がダメだったら興梠って感じなのかな。
交渉次第か
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