フランス国内で嫌われている5選手を紹介
フランスのメディアがフランスで最も嫌われている選手を記事にして紹介した。
その中でもベスト5に入った選手をこれから紹介したいと思う。
おそらくこの中で知らない選手はいないんじゃないかというくらい
有名な選手ばかりなので最後までみていただければと思う。
1位 マルコ・マテラッツィ DF 主な所属インテル
フランス国内で不人気ナンバーワンの選手の不名誉な称号をもらってしまったのがこのマテラッツィである。
現在はインドのチェンナイインFCで選手兼監督をやっている。
マテラッツィは日本代表長友佑都が所属するインテルに長く在籍し15個のタイトルを獲得した。
またロッカールームのまとめ役としてサポーターからも人気があり、ファンの批判に怒りユニフォームを投げ捨てた
バロテッリを殺す勢いで叱責したという。
このエピソードをみるとフランスでも人気がありそうだがそれはイタリア国内での話。
フランス人に嫌われているのはドイツワールドカップでの「ジダン頭突き事件」を引き起こした張本人だからだ。
ジダンに対して容赦ない挑発を続け、ついにジダンはプツンとキレてしまい、マテラッツィに頭突きをし一発退場。
ジダンを失ったフランスはイタリアの守備を崩せず、PK戦でイタリアに敗れ優勝を逃した。
イタリアはマテラッツィがいなければ優勝することはできなかっただろう。
しかもマテラッツィはあの時、控えのCBだった。しかし大会中にスタメンのネスタが負傷し離脱。
代わりにマテラッツィが入り、完全にその穴を埋める活躍をみせた。決勝のフランス戦でもヘディングで得点している。
おそらくジダンを頭突きさせて退場させなければ嫌われることはなく、イタリアを優勝に導いた英雄としてのイメージだったに違いない。
ちなみに頭突きをさせたのはジダン1人ではない。
どうやら挑発行為が好きな選手だったみたいだ。
2位 サミル・ナスリ MF マンチェスターシティ所属
アーセナル、マンチェスターシティとビッグクラブに在籍しているフランスのサイドアタッカー。
ナスリはクラブでの実績は素晴らしく、模範的な選手であるように思えるが、フランス代表では別人のように評判が悪い。
それもそのはず、監督にはチームの和を乱すと注意され、負けると記者に暴言を吐き、控えに回ると不満を口にする。
手のつけられない問題児だからだ。
2014年ブラジルワールドカップではリベリーの代わりとして期待されたが落選。
本人もその後フランス代表引退を表明した。
まるで子供のような感じだ。
しかしこれもナスリの魅力の1つなのかもしれない。
ちなみに最近シティのスカイブルーカラーに髪を染めたことで話題となった。
3位 マチュー・ヴァルブエナ MF リヨン所属
ヴァルブエナはレアルマドリードに所属しているフランス代表のベンゼマとセックステープ事件を起こしてしまったことが最近話題になっている。
しかしヴァルブエナは半分被害者であり、ベンゼマにはセックステープを元にしつこく脅されたようである。
彼が嫌われているのはこのピッチ外での事件ではなく、プレーであり
シミレーション(わざとこけて相手のファールを誘う行為)を度々することや怪我が多いことが
フランス国民に嫌われてしまっている原因とされている。
4位 フランク・リベリー MF バイエルン所属
リベリーといえばバイエルンでロッベンと共に最強の両翼を形成しているワールドクラスのウイングである。
バロンドール最終候補にも入るし、模範的なフランスを象徴するような選手であるが
どうやらこのリベリーもフランス国内では嫌われてしまっているようだ。
その理由は2010年の南アフリカワールドカップで練習をボイコットし、フランスをグループリーグ敗退に追い込んでしまった張本人だからだろう。
5位 パトリス・エブラ DF ユベントス所属
このエブラもリベリーと同じく南アフリカワールドカップで練習をボイコットした首謀者だったためフランス国民に嫌わているのだろう。
しかしマンチェスターユナイテッドではファーガソンにその才能を高く評価され
273試合に出場。
現在はセリエAのユベントスに所属している。
ただフランス国内ではクラブでの成績よりも代表としての実績。
やはりワールドカップを1勝もできず敗退させてしまった罪は重いのである。
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