UEFAチャンピオンズリーグ1st Leg ASローマ戦前のクリスティアーノ・ロナウドの名言がかっこよすぎる
クリスティアーノ・ロナウド 後半12分にアウェーゴール
2月17日。
ASローマの本拠地スタディオ・オリンピコは、
後半12分、歓声に包まれた。
しかし、それはロマニスタ(注:イタリアではティフォージ)のものではなく、
マドリディスタのものであった。
後半11分。ピッチ左でDFマルセロのスルーパスから抜け出した
FWクリスティアーノ・ロナウド(以下C・ロナウド)は、
相手DFアレッサンドロ・フロレンツィを切り返しでかわし、
ゴール右上へ、アウェーゴールを決めた。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=I0TnqiZ-NFY]
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=UqvzQwLLLWc]
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=W_AOl37Fw4A]
喜びを爆発させるC・ロナウド。
絶対に決めたかった C・ロナウド
試合前日の16日。
レアルのC・ロナウドは、
ジネディーヌ・ジダン監督と前日会見に臨んだ。
そこでの記者からの質問は、
C・ロナウドをイラつかせるのに十分なものだった。
レアルは今季、リーガ・エスパニョーラにおいて、
ライバルである首位バルセロナに差をつけられている。
そんなレアルの低調についての質問が飛んだ。
バルセロナのMSNトリオ(メッシ/スアレス/ネイマール)は
仲が良い。
それを引き合いに、
レアルのBBCトリオ(ベンゼマ/ベイル/C・ロナウド)の
不仲説を煽るような質問。
- リーガで21ゴール
- CLグループステージで11ゴール
C・ロナウドは今季、順調にゴールを重ねている。
しかし、
昨年11月29日のリーガでのエイバル戦以降、
実に3か月、アウェーでゴールを決めていない。
そのことに質問が及ぶと、
怒りを露わにして次のように言い放ち、
記者会見場を後にした。
「あなたは、私がスペインに来てから、私よりも多くアウェーで得点を挙げた選手の名前を上げられるかい?できないだろう。1人でもいるか? そんな選手はいないんだ」http://www.soccermagazine-zone.com/archives/26587
名将?元レアルのジダン監督はクリスティアーノ・ロナウドにとってもカリスマ的存在
ゴール後のパフォーマンス
C・ロナウドには、ゴール後、
ルーティーンと言っていいほどとる、
いくつかのポーズがある。
しかし、この試合、
彼はそのポーズを見せなかった。
それはなぜか。
レアルは今季、第19節より、
ラファエル・ベニテス前監督に変わり、
ジネディーヌ・ジダン監督が指揮をとっている。
ジダンは言わずと知れた名選手である。
リスペクトしない選手などいるだろうか。
そんなジダンは選手時代、次のように言っていた。
「サッカーが簡単だったことは一度もない」「常にサッカーをする上で考えたのは昨日の自分を越えることだけだった」http://matome.naver.jp/odai/2141449182165608601
そして、
ゴール後、C・ロナウドが、
真っ先に喜びを分かち合ったのは、
ジダン監督だった。
C・ロナウドをはじめ、
サッカーが大好きだった元少年たちにとって、
ジダン監督の存在は、この上ない喜びだろう。
ローマの39歳トッティに「見事だね」クリスティアーノ・ロナウドは相手へのリスペクトも忘れない
結果がすべて
記者の質問に対して、結果で答えたC・ロナウド。
会見では39歳となった今でも現役を続ける
ASローマのFWフランチェスコ・トッティについて聞かれると、
敬意を表し、イタリア語で「見事だね」と答える一幕もあった。
次節は3月8日
この試合0-2と快勝し、CL準々決勝に大きく前進したレアル。
3月8日、ホームであるサンティアゴ・ベルナベウに
ASローマを迎える。
次はホームだ。
まだまだ今年のCLは続く。
31歳になってもいまだ衰えを知らない
C・ロナウドのスーパープレーと
かっこよすぎる名言にも期待しよう。
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