エンゴロ・カンテ MF レスター・シティ⇒チェルシー
レスター・シティ → チェルシー
移籍金 約44億円
年俸
スタミナが豊富で献身的な守備が持ち味。
またボール奪取から前線への推進力も魅力である。
昨年、レスター初のプレミアリーグ優勝は
前線のジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズに
注目が集まっていたが、カンテいてこそのものだろう。
個人的には守備の職人マケレレを超すような選手になってほしい。
ミシー・バチュアイ FW マルセイユ⇒チェルシー
マルセイユ → チェルシー
移籍金 約45億円
年俸
ここ1年で大活躍し一躍、注目株となった選手。
特徴はゴール前での落ち着きあるプレー、ストライカーならではの
ゴールへの嗅覚を持っている。
コンテの戦術にもしっかりマッチしそうな選手である。
ただバチュアイに関しては1年活躍しただけなので移籍金が高すぎるようにも思う。
ダビド・ルイス DF パリ・サンジェルマン⇒チェルシー
パリ・サンジェルマン → チェルシー
移籍金 約40億円
年俸
チェルシーに電撃復帰することが決まった闘争心あふれるディフェンダー。
モウリーニョ監督のもとではレギュラーに定着できず、DFとしては史上最高額で
パリ・サンジェルマンに移籍した。
攻撃的なセンターバックでフリーキックや前線へのフィードがうまい。
しかし守備面でたまに軽いとこがあり、2014-2015シーズンの
チャンピオンズリーグ準々決勝バルセロナ戦(下に動画あり)では
スアレスに二度も股抜きされるという醜態をさらしている。
コンテの求める
堅守な守備をしっかりこなせるかは未知数だ。
マルコス・アロンソ DF フィオレンティーナ⇒チェルシー
フィオレンティーナ → チェルシー
移籍金 31億円
年俸
足元がうまく攻撃型サイドバック。
プレミアリーグでもプレーしていたことがあるので
プレミアならではのスピード感や環境には問題ないだろう。
しかし、プレミアリーグのトップクラスの選手と対峙した際
通用するかどうか少し疑問である。
エドゥアルド GK ディナモ・ザグレブ⇒チェルシー
ディナモ・ザグレブ → チェルシー
移籍金
年俸
年齢33歳のベテランGK。
本人自身、初のプレミアリーグに挑戦する。
クルトワのバックアッパーとしての獲得であるが
出場したときは堅実なプレーを見せてくれるだろう。
チェルシー放出情報 ファルカオ パト ペリツァ ベルトラン・トラオレ
ラダメル・ファルカオ
チェルシー → ASモナコ
負傷の影響も大きいが、プレミアリーグではまったく活躍できなかった。
リーガでは得点を量産していた選手、前評判が高かっただけに残念である。
アレシャンドレ・パト
チェルシー(コリンチャンスからレンタル) → ビジャレアル
公式戦僅か2試合でチェルシーを去ることになったブラジル人FW。
リーガで再起をはかれるだろうか。
スティペ・ペリツァ
チェルシー → ウディネーゼ
ベルトラン・トラオレ
チェルシー → アヤックス (*レンタル移籍)
昨シーズン10位のチームをイタリア版モウリーニョと評されるコンテがどう立て直すのか?
昨季の10位という結果はオーナーがアブラモヴィッチになってから最低の順位である。
これまでの実績、選手の平均年俸からみてもこの結果は受け入れがたい。
ファンも失望したことだろう。
ビッククラブの中でも特に監督の入れ替わりが激しく結果を残せなければすぐ解任となる。
そんな中、白羽の矢がたったのがコンテである。
コンテの戦術としては、ポゼッションを放棄しシンプルで一気に枚数
をかけ数的有利を作り出し得点に結びつけるというもの。
また選手に求めるのは自由なアイデアではなく、状況に応じて決まった展開や
パターンである。命令型の監督で例をあげると、元日本代表監督のトルシエに近いものがある。
中盤でハードワークを望めるカンテ、ストライカーのバチュアイと
コンテの戦術にしっかりマッチしそうな選手を獲得している。
年齢層が高く全盛期から見ると衰えが顕著に見える、守備陣のテコ入れも
移籍市場最終日に最低限間に合ったようである。
マルコス・アロンソ加入で右SBにアスピリクエタをコンバートし、
左SBにマルコス・アロンソという形になるだろう。
タレントの少なかったユベントスを1年目から優勝させ3連覇させている。
若いながら監督として結果を残してきているコンテ。
堅守速攻を主とした、戦術を選手たちがしっかり理解し
チームが連動するばいい結果を残せるだろうが、ユベントスを優勝に導いた時とは違う。
今シーズンはモウリーニョ、グアルディオラという世界屈指の監督と
わたり合っていかなくてはならない。
リーグ優勝は難しそうであるというのが個人的には思うのだがどうなるだろうか・・
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