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【一番高い給料額は?】2025年海外女子サッカー選手給料額トップ10

なでしこジャパン
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日本でもWEリーグが2021年にスタート。クリスティアーノ・ロナウドはアル・ナスルで高い給料を受け取る

プロの女子サッカーの市場は過去10年間で大きな成長を遂げたものの、男子プロサッカーと比較すれば財政的には大きな差があります。

もちろん、テレビ放映権の契約や試合観戦者数、グッズ購入によって男子サッカーはより多くの収益を上げていますが、女子サッカーも徐々に注目を集め資金を集めています。

日本女子サッカーはなでしこジャパンという呼び名が定着し、日本国内で認知され始めたのも2011年の女子ドイツワールドカップの優勝からでした。

それまで女子サッカーの代表チームがあるのも知らなかった人がほとんどだったのではないでしょうか。

2011年のワールドカップ制覇から10年後日本女子サッカーも2021年にようやくプロとアマチュアの分離が行われ

WEリーグが誕生しました。

男子サッカーのJリーグが1993年に始まり、開幕とほぼ同時に多くのスター選手が日本に来てプレーしたことを考えると、

日本でもかなりの差があることがわかると思います。

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アメリカの有名経済雑誌フォーブスによると、2023年の世界で最も高給なサッカー選手はクリスティアーノ・ロナウドで、

ポルトガル代表選手は現在プレーしているサウジのアル・ナスルで年間約2億ユーロという驚異的な給与を得ていました。

サウジプロリーグはサッカーに多額の資金を注入しており、ヨーロッパでプレーした各国の大物選手たちが高額な給料に惹かれてサウジアラビアに移籍しています。

サッカー男子日本代表として活躍している久保建英や三笘薫もサウジアラビアのクラブが100億円以上の法外な移籍金で獲得しようとしていました。

世界の女子プロサッカー選手の給料はいくら?

女子サッカーはサウジアラビアのような超高額で選手を雇うリーグはまだ存在しないものの、

それでも最高クラスのトップ女子サッカー選手たちは私達のような普通の労働者よりもかなり多くの給与報酬を得ています。

ロナウドが年間約2億ユーロを稼ぐ一方で、報道によれば、

世界で一番多くの給料をもらっている女子プロサッカー選手はバルセロナに所属するスペイン人選手のアイタナ・ボンマティです。

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これは2024年にスペインのスポーツ新聞AS(アス)が発表した数字を参考しています。

アレクシア・プテジャスは女子バロンドール2回受賞。世界で2番目に高い給料を受け取る女子サッカー選手に

フランスの女子バロンドールを2回受賞したバルセロナに所属するアレクシア・プテジャスは、

2023年にアメリカの派手な髪色が印象的だったミーガン・ラピノーが現役を引退したことにより、

2番目に世界で給料が高い女子サッカー選手となりました。

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チェルシーのサム・カーは、世界記録の移籍選手チェルシーーのキーラ・ウォルシュを上回り、3番目に給料が高い選手です。

アーダ・ヘーゲルベルグやブラジルのレジェンドでサッカーの女王と呼ばれていた女子版ペレことマルタ・ビエイラ・ダ・シルバもトップ10に名を連ねており、

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フランスのリヨン所属ワンディ・ルナール、カナダのクリスティン・シンクレア、アメリカのワシントン・スピリット所属トリニティ・ロッドマンンも含まれています。

以下が給料が高い女子サッカー選手10人をランキング順に表にしたものです。

残念ながら日本のなでしこジャパンメンバーはトップ10に入っておりませんでした。

給料が高い女子サッカー選手トップ10

選手名チーム金額(日本円)
アイタナ・ボンマティバルセロナ約1億500万円
アレクシア・プテジャスバルセロナ約7,000万円
サム・カーチェルシー約5,400万円
キーラ・ウォルシュバルセロナ約4,500万円
アーダ・ヘーゲルベルグリヨン約3,900万円
マルタ・ビエイラ・ダ・シルバオーランド・プライド約3,800万円
ワンディ・ルナールリヨン約3,600万円
クリスティン・シンクレアポートランド・スロームス約3,400万円
トリニティ・ロッドマンワシントン・スピリット約2,500万円

女子サッカー選手の給料はどのくらい?

男子サッカーと同様に、女子サッカー選手の給料は選手の質、年齢、市場価値などによって大きく異なります。

女子FIFAワールドカップを2回制覇し日本の女子チームとも対戦したことのあるアメリカのアレックス・モーガンは年間720万ドルを受け取っていた最高給の女子サッカー選手ですが、

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モーガンの収入の大半はフィールド外の活動から得られています。

サッカー人気が白熱しているイングランドでさえも女子サッカーの3部リーグや一部の2部リーグのチームはプロではなく、

選手たちはフルタイムの別の仕事とサッカーを両立させなければならない状況です。

移動費も支給される選手とされない選手がおり、多くは満足にサッカーをするための報酬すら得られていない悲惨な状況です。

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男子はクリスティアーノ・ロナウドが2億ユーロ(300億円)もの金を稼ぎ、女子の最も高い給料を受け取るアイタナ・ボンマティはわずか約1億500万円しか受け取っていないので、

サッカーだけで生活できない女子サッカー選手が多くいるのも理解できます。

なぜ女子サッカー選手は男子よりも給料が少ないのか?

女子サッカーは現在、男子サッカーの財政状況とは大きく異なります。

これは主に人気の差と、それに伴うテレビ放映権の契約やグッズ販売の格差によるものです。

2018年ロシア男子ワールドカップは約36億人が視聴しましたが、

2019年のフランス女子ワールドカップはわずか7億6400万人と日本の総人口よりは多いものの、

男子ワールドカップの視聴者のわずか5分の1に過ぎませんでした。

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視聴者が多いほど、テレビ放送局は試合の放送権に対して多くの金額を支払うため、その収益は各チームに分配され、選手たちの給料も増える仕組みとなっています。

さらに、女子ワールドカップは1991年に初めて開催され、それは男子ワールドカップの61年後でした。

そのため、女子サッカーは視聴者を引きつけ、スポーツの質を向上させるために男子サッカーに追いつかなければならない状況にあります。

女子サッカーには男子サッカーほどの資金がないため、給料が大幅に少ないのが現状です。

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