アーセナルのベンゲルが獲得し期待に応えられなかった選手達
ジェルビーニョ MF
コートジボワール代表で現在はセリエAローマに在籍している。
ブラジルワールドカップの日本戦で2ゴールを挙げ日本でも話題になったがアーセナルではたいした実績を残すことはできなかった。
元フランス代表でマンチェスターシティ所属のサミル・ナスリと入れ替わる形でアーセナルには加入した。
アントニオ・レジェス MF
アーセナルの2003-2004シーズンの無敗優勝を成し遂げたメンバーの一人。
現在はリーガエスパニョーラのセビージャに在籍している。
レアルマドリード、アトレティコマドリードに在籍していた経験を持つ。
フィリップ・センデロス DF
190cmの高さがあり、5ヵ国語も操る語学力に長けた頭のいいプレーヤー。
しかしベンゲルはこの逸材の育成に失敗。
現在はプレミアリーグのアストンビラに在籍している。
稲本潤一 MF
2002年の日韓ワールドカップでは一躍時の人となった現在コンサドーレ札幌に所属するJリーガー。
ワールドカップには3大会出場しており日本の歴代のボランチの中でもトップクラスの選手である。
しかしアーセナルでは「ユニフォームは売れた」という実績しか残せなかった。
トマス・ダニレビシウス FW
リトアニア代表でアーセナルでは僅か3試合しか出場できなかった。
いくつものクラブを転々としており履歴書には書ききれないほどの数である。
イゴール・ステパノフ DF
ラトビア代表のDFで2000年にアーセナルに加入した。
アマウリー・ビスチョフ MF
アーセナルでの試合出場時間は僅か26分でベンゲル監督が自ら「ギャンブル」と認めた可哀想な選手の1人。
現在28才。
ネルソン・ビバス DF
元アルゼンチン代表で2002年ワールドカップ南米予選では素晴らしい働きをみせたがW杯前に大けがを負ってしまい
本大会出場はできなかった。
アーセナルではリーグ戦14試合出場し、2003年に現役を引退した。
パク・チュヨン FW
現在韓国KリーグのFCソウルに所属している選手で「韓国のゴールデンボーイ」と呼ばれている。
アーセナルには2011-2014まで在籍していたがほとんどがレンタル移籍で満足に試合に出場することはできなかった。
マルアン・シャマク FW
移籍した最初の2010-2011シーズンは公式戦44試合に出場したが、
2012年に現在のフランス代表オリビエ・ジルーが加入すると居場所がなくなり2013年にウェストハムにレンタル移籍。
現在はアーセナルを退団しクリスタル・パレスでプレーしている。
デニウソン MF
2006にアーセナルに加入し2013まで在籍していた。27才とまだ若くブラジル代表でもある。
ヨハン・ジュルー DF
スイス代表の28才の選手でアーセナルには2004-2014まで長く在籍していたが、目立った活躍はできず
プレミアリーグのフィジカルに対応できなかったためチームを去った。
パスカル・シガン DF
2003-2004シーズンの無敗優勝の時のメンバーでアーセナルには2002-2006まで在籍していた。
2011年に現役を引退している。
ミカエル・シルベストル DF
アーセナルではひどかったと酷評されたが、ファーガソン率いるマンチェスターユナイテッドでは左サイドバックとセンターバックを務め
チームの危機を何度も救った。
現在はインドのスーパーリーグでプレーしている。
セバスチャン・スキラッチ DF
2006年にフランスのオリンピック・リヨンに加入し2シーズン連続のリーグ優勝に貢献。
2010年にアーセナルに加入し、CBに怪我人がいるときは試合に出場できたが主力が復帰すると再び控えに降格。
2013年にアーセナルを退団している。
アンドレ・サントス DF
ブラジル人のサイドバックで2011年から2013までアーセナルに在籍していた。
スピードが遅いためプレミアリーグに対応できずにチームを去った。
ジュリオ・バチスタ FW
レアルマドリードではあの元フランス代表であるジダンと共にプレーした経験を持つ。
2006年にアーセナルにレンタル移籍したが期待通りの活躍ができず2007年にレアルへと戻っている。
リチャード・ライト GK
足元の技術に長けていてフィードセンス抜群の元イングランドのゴールキーパー。
アーセナルでは伝説的な存在となっているデイビット・シーマンの後継者として加入したがその後を継ぐことはできずに
1シーズンで退団している。
フランシス・ジェファース FW
2001年にエバートンからアーセナルに加入し2シーズン在籍したが4得点しか取ることができなかった。
怪我さえなければアーセナルでの彼の人生は違ったものになっていたかもしれない。
アンドレイ・アルシャビン FW
ロシアの強豪ゼニト・サンクトペテルブルクから2009年にアーセナルに移籍。
加入した2009-2010シーズンでは15試合6得点9アシストさらにその翌シーズンには6得点11アシストと
及第点の活躍をみせる。
しかし2012年に出場機会は激変し2013年にアーセナルを退団している。
ベンゲルは育成に定評があったがセスクなどの有能な選手を育てた実績の裏には失敗も多かった
これだけの選手がベンゲルに見出され最終的には「失敗した移籍」とか「最悪の20人」
などと批判の対象になっている。
ベンゲルは育成に長けた監督で過去に現在チェルシーで活躍するセスク・ファブレガスや
マンチェスターシティに在籍しているサミル・ナスリなどを育て結果獲得した時よりも高く他クラブへ売却している。
ただ当然、成功もあれば失敗もある。
私はこれだけの若い選手を獲得し自ら育てようとしたベンゲルはすごいと思う。
社会でもそうだがバイト一人育てるのも容易じゃない。
というか人を育てるって簡単なことじゃないってことをこの20人をみれば
バカな俺でも理解できる。
私のやった仕事で本当に成功したのは、全体のわずか1%にすぎない。99%は失敗の連続であった。
http://matome.naver.jp/odai/2134589605975728701
バイクで有名なホンダの創業者である本田宗一郎氏もこう語っているのだ。
これからも成功と失敗を繰り返しながらベンゲルには最高の選手を育てていってほしいと願う。
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