昨年の悲願のCL制覇、今期のプレミアリーグでの驚異的な強さそして日本代表南野拓実の加入。
今何かと話題に挙がることが多いリヴァプール。好調リヴァプールを支えている守備陣です。
もちろんバックアッパーも含めて、全員のハードワークの賜物だといえます。
ですがそんな中でも彼ら2人の存在感は際立っています。彼らのすごさを今回は紹介していこうと思います。
① 絶対的守護神・アリソン
17-18シーズンCL決勝で致命的なミスを犯したカリウスに変わって、
ローマから新加入したブラジル代表守護神。
彼のすごさは圧倒的なシュートストップです。
リヴァプールの試合を見ていればわかりますが、ピンチを作られてもとにかく彼が止めます。
弱点を挙げるとすれば、足元の技術は世界No.1とは言いがたいことです。
たまにパスミスをしたりします。マンチェスターシティのエデルソンやバルサのテア・シュテーゲンと比較したら劣っているように見えます。
ですがゴールキーパーの命ともいえるシュートストップは彼らを凌駕しています。
この能力は世界で今1番といえるでしょう。
ブラジル代表ではエデルソンとのハイレベルな守護神争いを繰り広げています。
先日行われたCLアトレティコ戦のセカンドレグではアリソンを怪我で欠き、
代わりにアドリアンが起用されましたが、失点に大きく関与しメディアから酷評されました。
レベルの高い相手とやって勝つにはアリソンは不可欠と言わざるを得ません。
② そびえ立つ壁・ファン・ダイク
そもそもアリソンにたどり着くまでに彼を乗り越えなくてはなりません。
ですがファンダイクを乗り越えることはそう簡単ではありません。
そのすごさは圧倒的な身体能力です。
193cm、92kgという恵まれた体格に加えてムバッペに走り負けないスピードもあります。
加えて戦術理解度も高く、カバーリング範囲も相当広いです。正直守備面では弱点がありません。
左SBのロバートソンがあそこまで攻撃に参加できるのは後ろにファンダイクがいるからに他なりません。
強いて弱点を挙げるとすれば、楔のパスをあんまり出さないことくらいです。
(その代わりむちゃくちゃロングフィードの精度が高いです)
ファン・ダイクとアリソンの獲得はクロップのプレッシングサッカーを完成形にした
リヴァプールは前線から強度の高いプレッシングを行います。
そのためにどうしても後ろの人数が少なくなってしまったり、
背後に大きなスペースができてしまいます。
普通のチームならば、高い位置からのプレスを諦めます。
ですがクロップは彼ら2人を獲得することで、それを可能としました。
彼らの移籍金は破格でした。
ですが移籍金に見合った活躍を見せてくれています。いやむしろ安い買い物だったかもしれません。
南野が加入したことや圧倒的な攻撃力で前線に目が行きがちになるかもしれません。
それでもそれは強固な守備陣が控えているからこそです。是非ともみなさんは守備陣にも目を向けてみてください。
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