「そしてイニエスタ」の曲から思う今のバルサに足りないものとは?

サッカーコラム
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バルセロナがCL準々決勝でバイエルン相手に歴史的敗北。監督解任でベテラン切りが加速

バルセロナは世界で最も有名なクラブとして知られ、

日本でも多くの人をファンに持つクラブである。

ここ15年でみればヨーロッパの頂点を決めるチャンピオンズリーグで

4回の優勝を果たしており、まさに優勝の常連クラブといえる。

中でもメッシの存在は強烈で、彼がいればカンプノウでのバルサは無敵だ。

そんなバルサも一時代が終わろうとしているのか、先日のチャンピオンズリーグの

バイエルン戦でまさかの8失点の大敗北。

この敗北をきっかけに監督は即日解任され、

スアレスやラキティッチなどのベテラン選手は

換金対象へと変わった。

近年でいえばバイエルン戦の敗北は

ブラジルとドイツとの試合で観たミネイロンの惨劇に近いだろう。

バルサファンではないがあの試合にはすごくショックを覚えた。

まさかあのバルサが…

ベップの弟子たちが年を取ったとはいえ、ラングレやデヨングなどの若い有能な選手もたくさんいるバルサ。

カンテラからもアンスファティが台頭するなど、チーム力はまだまだあると感じていた。

 

イニエスタ不在でメッシの負担増。セティエンの彼を獲得したいは冗談ではなかった

先日バルサの監督を解任された

セティエンは就任当初、

バルサの伝説的選手で獲得したいのは?

という質問にこう答えた。

「イニエスタだ。」

そのときは冗談かと思ったが、今のバルサをみれば

やはりイニエスタが必要だと感じる。

点取り屋のメッシはリーガではゴールを決めているが今季のチャンピオンズリーグでは

たった3ゴールしかとれてない。

これは中盤にゲームメイクをする選手がいなくなったことで下がらざるを得なくなったことが

原因になっているのは間違いない。

ネクストメッシはずっと騒がれてきたが、

バルサに今必要なのはネクストイニエスタでありネクストシャビであるといえよう。

 

森山直太朗作曲のそしてイニエスタの歌詞にあるクライフは今もみつめている

さくらの曲で知られている

日本を代表するシンガーソングライターの森山直太朗さん作曲の

そしてイニエスタを皆さんはご存知だろうか。

この曲は2011年に起きた東日本大震災がきかっけで誕生し

直太朗さんのバルサへの愛がよくわかる素晴らしい曲である。

歌詞には

シャビでもない、メッシでもない、白い小さいマタドール

とある。

森山直太朗さんは別に決して彼らをぞんざいにしているわけではなく、


イニエスタをその象徴として取り上げ、バルセロナにリスペクトを込めたと語っている。

また「クライフは今も見つめている、フットボールのその先を」

という部分があるが、これはバルサファンであれば僕のようなにわかよりも

何か今のバルサに感じるものがあるのではないかとおもう。

直太朗さんは今のバルサに対して

「イズムがちょっと希薄、カンテラ出身の選手を中長期的にみて」と言っている。

イニエスタを継ぐ若い選手が今のバルサに必要なのは間違いない。

バルサは負の連鎖を断ちきり、再び、ヨーロッパの頂点に立てるのか?

それは誰にもわからないだろう。

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